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ドット絵でつくる配信オープニング映像

魚類の鮭川です。

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高画質化した我々をご覧ください

Vtuberといえば生配信でございます。
配信前には「準備中」「Now loading...」といったオープニング映像が流れますよね。本稿では、その映像を実際にドット絵アニメーション.gifで作ってみたのでご紹介して参ります。

まずは完成品

まずは出来上がりをご覧ください。

うごく背景とキャラクター、そして時間帯差分をご用意しました。
その日の気分や配信の雰囲気で変えることで、毎日新鮮な気持ちで配信できますね。

どんなふうにできてるのか

数枚のループアニメーション画像を用意し、それぞれ読み込むことで出来上がっています。

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構成はこんなかんじ

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で、それらを並べる

なぜこのように動かしているかといいますと、「じめん」~「そら」それぞれでループ一周の時間が異なるため、mp4にすると動画の継目でズレちゃうからです。
gif画像で運用することで、1分流そうが100分流そうがキレイにループしている配信OPを作ることができるのです。

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じめん

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ひと

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やま(および、川)

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くも

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そら

差分つくって気分をかえる

基本となるお昼の映像が完成したら、色を変えたり追加のアニメーションを作ったりして差分を増やしていきます。

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差分の三原則「いじる」「ふやす」「かえる」

gif画像は256色しか使えない代わりに、カラーパレットを直接いじることで色変更が可能となっております。100フレームあるアニメでも、パレットを変えるだけであっという間に色差分が出来上がります。バケツツールで塗りつぶす必要なし!

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96フレームありますが、パレット変更で作業時間2分

雨は別ファイルをご用意し、追加で投入してやるとよいですね。

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コピペしつつ大きさと位置を調整し、単調にならないように

ロケーションを変えるなら、「やま」を「うみ」に差し替えてみたり。

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これだけだとパッと見じゃわかりにくいっすね

こうした拡張性と組み合わせの自由さが、mp4映像にはないgif画像の魅力ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
もし自分の配信オープニングもこんな感じにしてみたいな、と感じてもらえると幸いです。今回は横スクロールで制作しましたが、カメラ固定の動く背景にしたり、キャラクターを大きな立ち絵にしてみたりも可能です。構成は変わらないので、あとはご提案次第!な感じです。

今回はここまで

以上、配信オープニングのメイキング的な記事でした。
次回はまた制作物まとめの記事となる予定です。なんとミュージックビデオのおしごともありました。ご期待下さい。

ご依頼お待ちしております!TwitterまでDMください!
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