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藤井風
とりあえず見てほしい。
ステイホームライブの、この丸の内サディスティックのインスト。
叩き弾きというのかな、このグルーヴ感。指長い。どんだけ動くねん。
全然鍵盤見てない。そして、突然に始まる歌。
「丸の内サディスティックにはなんか二種類あって、1個は弾き語りのと2個目はピアノだけので、みんなはどっちが好きなのかわからんけど、個人的にはまぁ弾き語りの方が好きかなということで弾き語りのほうさせてもらいmほぅしゅぅうはぁぁぁにゅうしゃごぉおおおお~」
の入り。何度見ても鼻血出る。
っていうか、この姿勢で弾いて歌って、なんでこの声が出る?
29:22からのフライディ・チャイナタウン~戦場のメリークリスマス~白日~長く短い祭~Pretender~Heal the world~東京フラッシュ~KissHug~接吻までの流れもひたすらアドレナリン出っぱなし。
曲のアレンジとかつなぎとか、この人がこれまで音楽を楽しんで楽しみまくって身に着けたテクニックとかそういったものももちろんあるんだけど、こんなに音楽の才能に溢れた人がこんなに素直に楽しそうにピアノ弾いて歌ってっていうのを見せてもらえて本当に幸せというか、幸せが過ぎて胸が詰まって心が痛い。
後半34:08からアルバム、『HELP EVER HURT NEVER』からの曲も。
優しさ~キリがないから~何なんw~もうええわ。
(ちなみにこれ全部曲名です)
この人が自由自在に操ることができるのは音だけじゃないんだって感心する。
方言が混じった、心地よく響く言葉のリズム。
このアルバムを聴きながら窓の外を見てると、なんだか親のこととか、学生時代のこととか、ステイホームで全然会えてない人たちのこととか、ふんわり思い出して、あああああ頑張ろう、ってじんわり温かくなる。
とりあえずこの人のライブに行ける日まで頑張って生きる。
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