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THE MAYTH ライブレポート 20220508 高松toonice レコ発

今回はこれ🫳

THE MAYTH レコ発イベント。
地元の高松tooniceにて。

この曲を掲げたEPのツアーです。
☝️まずは見てみてください。

歌うまメロディック ザ・セパタクロウズ と
最強レーベルメイト先輩 Look at moment 。

香川県の地元バンド2つに助けてもらった
今回のレコ発イベント。
and more?はありませんでしたが、
香川に軸を置いて各地で活動している
この3バンドで香川でやるという括りにできて。
だけども3バンド共、明らかな闘志を持って
ステージに上がってたのがとても良かったです。


ドラムセッティング&小話

ハイタムスタンド設置、スプラッシュと両手にチャイナ。いつも通りのセッティング。
本番ではハイハット側のクラッシュを自前の18インチにして挑みました。

ここ最近対バンのドラマー達のクラッシュシンバルが
だんだんデカくなってる気がするのは流行り?
それとも気のせい?
18インチx2とか18x20とかを見かける機会が
多くなった様な気がします。

確かにシンバルデカくすると見た目の迫力とか
サステインや広がりによる空間支配力(?)は
上がる気がします。

THE MAYTH や、自分にとって
流行りに乗ってみるのかどうかは悩みどころ。
機材増えちゃうし試行錯誤のアンテナを
広げないといけなくなる事がどうなのか。
これ悩んでる時点で取られてるのかもしれませんが。


今回のライブで改めて
応援してくれるお客さんに対して自分が
どうしていくべきなのかというのを
深く考えさせてもらえました。

THE MAYTH の出番は最後、トリだったのですが
演奏が終わり自分たちがハケた後
ありがたいアンコールをいただけて。

裏手からさあ行こうかとなったとき
tooniceの方から『もう少し待ちましょう!』って
言われまして、

こういうのは僕らのレベル的に
さっさと出ていくもんじゃないのか?
って思ったんですが、
実は有志の方がバックドロップを作って
それをハコの方が設置してくれてて。

しばらく待った後ステージに出て行って
なにこれ?って驚きが一番初めにきました。

バックドロップなんて絶対安くないんです。
お客さんにとってライブって
毎度時間も遅いし土日だし
チケット代も払ってわざわざライブハウスまで来て、
グッズも買ってくれて。
その上でここまでしてくれるのかと
後でしっかり思い返して今でも感動しています。

これ映えムーブ。
📸By リョカピチ

同時に、ここまでしてくれる人たちのために
私たちバンドが出来ることは何だろう、とか
今までしてこれたことは何なのか、を考えると
まだまだ出来ることあるし
これからどうなっていけば良いのかってのが
また少し、解像度高く見えてきました。

ありがとうと伝えるだけでは確実に足りない。

見に来てくれたお客さん、来れなかった方のsnsでの反応
みんなもれなく『無事で帰ってきて』とか
『完走待ってます!』とか
私たち個々人に対して元気で
バンド活動を続けて欲しいと祈る言葉ばかりでした。

前の方で
楽しそうにみてくれるお客さんに対しても
後ろの方で
ジッとみてくれてるお客さんにも楽しんでもらえるライブ、今まだ出来てないんで
応援してくれる人が自信を持って応援できる自分達に
なる事が必要だと思い知らせてくれました。

今回もお客さんにやられてしまった🫠


欲深く、どんな人にも楽しんでもらうために
どんな人にも伝わる演奏をしなければならない。

前日Keep and Walk からの2連続で
とにかく私は自分個人やバンドに対する
足りなさを感じました。

今までは、自信を持って演奏するために
自分で発する言葉や各イベントに懸ける思いで
自分自身を焚きつけてきたけれど
もう要らないんじゃないかなと思えるくらい
皆さんの思いが私たちにのしかかってくれています。

まだまだいける。
一生思い続けていけそうです。



ではまた。


おまけ
やっぱり練習後・ライブ後のこれが一番うまい。

ライブ後ダントツラーメン。
これが最強。無敵要塞ザイガス。
手前に少し浮いた麺を見ただけで最強だとわかる。
厚く寄りかかる豚。
そびえ立つヤサイ。
並々ならぬアブラ。
見てるだけで食べたい。
セパタのギタボ、ターボ氏とはかなり前からsnsでダントツラーメンの話をする仲で
ついに一緒に来れたと思ってたけど結局は別席。

一番食べ物の話する相手なのに
まだ一緒に飯食ったことはない感じですな。




出番前、ライブハウスにて。
ザ・セパタクロウズ のサポートDr.イナケンと。
学生時代から連れ添った後輩。

見事にバンT被り。
しかもイベントに関係ないジャンルのHATESPHERE。

10年以上の仲ですがやっと外で対バンできたなー。
彼は、私と対バンすることっていう
謎の夢を1つ持ってたらしいけど
叶ってどんな景色が見えてるんかね。
(調子に乗ってる訳じゃ無く、本当にただの疑問笑)

少し、笑い話。
ヘッダー画像見てもらえたらわかるけど
フライヤーくれた人たち殆ど僕らより若&可愛い&キレイな女の子なんですよ。
めちゃくちゃ嬉しいし、ステージから見たフロアの景色
いつも最高に良いにおいしそうやし気持ちいいし、ありがたいんですが、なぜなんでしょうね?
アイドルグループでもないし、顔で売ったことも1回も無い。笑
30前後のほぼ一重男達が汗だくでガチャガチャやってるだけなのに…本当にあざっす🙌
これからもよろしくっす🫡🫡🫡🫡🫡


・   ・   ・


イベントを終えて、ラーメン食って
Ba.けんちゃんとしばらく今日の反省をして解散。
帰り道で事切れてしまって
気付けば某メガディスカウントランド(笑)の
駐車場で車中泊してました。

朝、目が覚めた瞬間に何故かわからないけど
涙がボロボロ溢れてしまって。
サラリーマンが社内でおにぎり食ってる横で
一人、天を仰いでました。
しばらく何故なのかが分からなかった。

気持ちより先に身体に異変が出ること
あるんですね。

まだまだライブが下手くそすぎる。
この記事の本編で書いたことを思いながら。

ここが意識を変えるタイミングだなって
ハッキリ気付きました。

空の気合いでライブに挑むフェイズは終わった。
今応援してくれてる人が無限にくれた。気付き。

やっぱり、まずタイトに演奏してなんぼ。
映える食事が出てこようが、雰囲気が良かろうが
安かろうが
美味しくなければ続く希望は見せられない。
飯食いに来てるんだから。

お客さんはライブを観に来てるし
聞きに来てるんだから。
目を閉じたり視線がズレれば
パフォーマンスは見えなくなるけど
その場に居れば音は嫌でも聞こえる。
耳ってまばたきしないし。



気づくの遅かったかもしれないけど
遅いと思うことは自分にとって
前に進む力にはなりやしないから、今。

フライヤーをもらったことで
こんなにも自分は食らえるのかと思いつつ
自信が驕[おご]りに変わる前に自分を叩きました。

私個人、人生初のツアー。まだまだ序盤。
かましていきながらまだまだ鍛えていきます。

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