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映えなくたっていい



派遣待機期間、29日目が終わりました。


訓練終了後、全ての隊員は自宅待機です。我々の今後の処遇は、今週中にJICAより連絡があります。


一月経っての状況や感想を書き記しておきます。


・日々の過ごし方

実家にいます。たまに同期隊員とビデオ通話したり、ギターを弾いたり、通信制の大学の勉強を進めたり、お昼ご飯を作ったり。です。

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ある日の昼飯。映えなくたって良い。



・スペイン語は一切勉強していない

一旦全てを忘れます。任国にいつ行けるか不明瞭で、中止のおそれさえある状況、やる気が出ません。また赴任の目処が立ったら、立て直しです。


・ギターの練習が楽しい

興味のなかったソロギターの練習が楽しい。時間ある時、楽器の練習は良いよー。マイナー楽器を沢山買って、触ってみたい。


・何をするにも能率が悪い

今後の処遇がわからない状況では、何もやる気になりません。

すぐ派遣なんてことは絶対にないし、悩んだって結果は変わらないのだから、まずはこのまま過ごして、やる気が湧いてくるのを待とうかと思います。

それとも無理やりやること詰め込んで、ガントチャートでも作ろうか。


・リズム作りが下手くそ

起きる時間、寝る時間がまばらです。日内・日毎のメリハリもありません。生活にはフォーマットやイベントが必要です。


・働くか悩む

悩んでます。生活にメリハリを生む手段としては良い一方、実家がへんぴな所にあるので、納得のいく仕事を見つけるのが難しいです。

或いは実家を離れてでもやりたい仕事、例えばJICAやNPO、NGOのインターンとして活動できないか、模索しています。




話は変わって、僕は為末大さんが好きで、著書をよく読んでいます。彼は400mHの世界選手権メダリストで、「走る哲学者」とも呼ばれています。noteやTwitterで言うには、

ウイルスで大変なこのような状況で露呈している自分を、後ほど冷静になったときに眺めると自分自身の隠れた本質が見えます。平時は余裕がありますから習慣の中に隠れていられますが、有事は余裕がないので自分が出てきます。その自分をすかさず描写し残しておき、後ほど眺めることで自己理解を深めるのです。
(略)今はチャンスです。この状況で出てくる自分の姿をこと細やかに描写し、それを一年後に眺めてみてください。想像もしなかった自分の姿が見えることでしょう。大事な点は自分の価値観で裁いてしまい、言い訳をしたり説明しいようとしないことです。いいも悪いもなくただ、自分とは別個の存在としてその個体を観察するのがコツです。

出典:




思えば協力隊を志した理由に「カオスな状況を経験してタフになりたい」もありました。

実は今こそ、その状況だったのかもしれない。



焦らず少しずつ生活する。自分の行動を観察・記録し、振り返って糧にする。

そんな風に過ごしたい。



日記とnoteも、少しずつ再開しようかな。