歴史の勉強で心がけるべきこと

こんにちは。久々の投稿になります。今回は歴史の勉強の際に心がけるべきことをつらつらと書いていきたいと思います。私は日本史・世界史選択でしたので、地理のことは申し訳ありませんが門外漢ですので言及はしません。

歴史は多くの人が思っている通り暗記科目です。よく「歴史は暗記じゃなくて流れだ」と言う人がいますが、そもそも必要事項を暗記していないと流れを把握することもできませんから、根本的に暗記は避けて通れません。教科書に記載されている知識は覚えておかないとまるでお話になりません。問題は暗記に対する姿勢です。この記事を読んでくれている人の中には早慶などの私立文系最難関を目指す人もいるでしょうから、その入試問題にあれこれ言うのは多少気が引けますが、あのような重箱の隅をつつく問題は、そういった大学を目指す人々の学習に負の影響をもたらすように感じます。もちろん、受験者数が国立に比べて遥かに多く、合格者の選別に時間がかけられない以上、問題をマークシートの難問にして受験者の実力を測ろうとする(測れているのかはさておき)のも現実的な話ですから手放しに批判はできません。

知識偏重はよくないとは言いますが、私は「知識がないと何もできない」というスタンスなので、別に知識があって損することはないし、どんどん知識量を増やしてもらって良いと思います。問題なのはその運用能力です。その歴史用語、自分でスラスラ説明できますか?どんな出来事があったせいでこの出来事が起きたのですか?この出来事はいかなる社会的影響をもたらしたか述べられますか?

ただ丸暗記した知識をなぞるのだけでなく、歴史をしっかりと概観できる力を身につけていきましょう。

かなり難しい知識を問うような大学を目指す受験生の方は、試しに国立などの論述問題を出題する大学の過去問を解いて見ることをオススメします。歴史の流れや歴史的事象の社会的影響を記述するよう求められる問題では、単に難解な知識を持っていても答えられません。逆にそういった問題に自信を持って解答できるようになれば歴史の総合的な力が身についていると言えます。

私が私立対策をして気づいたことは「論述の対策」から「知識重視の問題の対策」は比較的楽にできますが、その逆はおそらくかなり大変だろうということです。あくまで後者は私の推測に過ぎないので、もし間違っていたらごめんなさい)。

以上のことを端的にまとめると、歴史を勉強する際には知識の定着を絶えず重視しつつも記述力の錬成にある程度力を注いでほしい、というのが私の考えです。

現役生も浪人生も頑張ってください。特に浪人生は地歴で現役生に差をつけましょう。あ、別に浪人びいきではないのでお気を悪くせずに笑

最後までお読みくださりありがとうございます。




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