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パリ五輪陸上10000m代表権争いの行方
5/18土曜日に開催されたロンドンで開催されたNight of 10kの試合をYouTubeで観戦しました。日本時間だと日曜日の早朝だったので、流石に起きられず日曜日の昼頃にのんびり視聴。結果はInputしないで見たことでレース展開含めて楽しめました。日本からは旭化成の相澤選手、葛西選手が参戦していました。
前半からジブチのモハメド・イスマイル選手とイギリスのパトリック・デバー選手が積極的に27分ジャストのペースライトについていくレースとなり、
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前半の5000m13分30秒前後のハイペースで進みます。葛西選手はやや遅れて13分40秒くらいの通過。それでも国内レースではあまりない早い展開ですね。モハメド・イスマイル選手とパトリック・デバー選手はすでに5000mで五輪標準を突破してるっぽいです。どうりで強いわけです。
Night of 10kはレースを盛り上げるための様々な工夫が見られて、バックストレートでは屋根のあるエリアがあり観客はトラックの内側とトラックの4レーンから挟むようにして応援できます。また、ゴール付近では炎が上に燃えている演出もあります。大会を盛り上げるには必ずしも何万人入ればいいわけではなく、演出と雰囲気作りが大事なんだと考えますね。
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葛西選手は中盤から苦しい展開だったでしょうが、粘って27分34秒で5着に入りました!結果は以下のとおりです。
順位 名前 生年月日 国籍 記録
モハメド・イスマイル 1997年1月1日 ジブチ 27:22.38
パトリック・デバー 1996年9月5日 イギリス 27:23.88
フェリックス・ブール 1994年3月25日 フランス 27:27.11
ポール・チェリモ 1990年10月27日 アメリカ 27:34.04
葛西潤 2000年10月24日 日本 27:34.14
※相澤選手は28分2秒で21位
Road to ParisのWorld Rankingでの出場を目指す争いとしては、Night of 10Kで5着に入った葛西選手が1207ポイントを獲得して一気に3番手に浮上しました。また、葛西選手が上がったことにより同じ旭化成のチームメイトである相澤選手は4番手に落ちるという過酷なポイントを巡る争いになっています。
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残る大きな10000mレースはヨーロッパ選手権がありますが、過去のヨーロッパ選手権結果を見ていくと、2018年、2022年は以下になります。(2年に一度開催、2020年はCovid-19のため開催なし)
これを見る限りはタイム的にはそこまで望めず、今回Night of 10kで好タイムと好順位を獲得した葛西選手が五輪代表にだいぶ近づいたと言えそうです。
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このまま、太田選手、葛西選手に代表権を獲得してほしいです!葛西選手、相澤選手、イギリス遠征お疲れ様でした。
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