西田陸浮選手(NCAAD1オレゴン大⇒ホワイトソックス)勉強会/アメリカ大学野球留学
アスリートブランド根本です。
アスリートブランドでは、アメリカの大学へ進学するスポーツ留学生向けに毎年渡米年の1-5月にクローズドの勉強会を4-5回行っています。
先月に行われた2024年度渡米生向け勉強会では、
NCAAD1オレゴン大から昨年MLB ドラフトでシカゴホワイトソックスに全体11巡で指名され、現在ホワイトソックス傘下A球団でプレイ中の西田陸浮選手をお招きし、いろいろとお話を伺いました。
西田選手は東北高校3年時にアメリカ大学野球留学海外セレクションに参加、複数校から合格を受けた1校、オレゴン州のMt.HoodCCに進学。同大学の2年間で2年連続盗塁王をはじめとした大活躍のあと、University of Oregon=オレゴン大学に進学。
その後オレゴン大で大学の盗塁記録を塗り替えるなどワールドシリーズまであと1勝まで行った快進撃のチームで不動のスタメン1番での活躍により前述のホワイトソックスの指名につながり、メジャーリーグ組織でのプロアスリートとしてのキャリアを過ごしている今に至ってます。
今回の勉強会ではまさに上記での経歴をなぞるように
高校、2年大、4年大、サマーリーグ、等 プロに至るまでのそれぞれのステージ、ステージで、どういう心持ちで、どう考え、そしてどう行動したか、について、インタビュー形式で話を伺いました。
その中で、Mt.Hood1年目のレギュラーシーズン、サマーリーグでの活躍にに加え1年目のサマーリーグでの活躍により、アメリカ大学最高峰といわれるNCAA Ⅾ1校から数々のオファーを受けた当時を振り返ってもらい、どういうオファーがどんな大学からきたのか、という話は、2年後にNCAA D1を目指していく生徒達には聞きたい点かと思い深堀してみたところ、
オフィシャルビジットという言葉が。
オフィシャルビジットととは、飛行機代、宿泊代を、本人分だけでなく親御さんの分も大学側が負担する招待訪問のこと。訪問ではコーチ陣が大学を案内し、時期によってはチケットの取れないアメフトのホームゲームに招待するなど、うちの大学はいいよ、うちに来てくれ、というNCAAのリクルーティングルールで公的に認められる訪問のことです。
オフィシャルビジットはオレゴン大ともう一つの大学に行ったそうで、
大学の雰囲気、そしてなんといてもNIKE フィルナイト会長が全面バックアップしている全米トップクラスのアスリート向けの環境にあるオレゴン大を目の当たりにしたオフィシャルビジットが決めた要因かと思い、やや誘導質問的に
「オフィシャルビジットで最終決定したの?」
と聞いてみました。
すると
「根本さんと一緒に行ったじゃないですか。」
という返事。
「セレクションの時、
根本さんとみんなでオレゴン大学見に行きましたよね。
それ見て、ここ(オレゴン大)行きたいなあ~
と。
そこ(オレゴン大)からオファー来た瞬間、ほぼここやなと思いました。」
陸浮選手は前述の通り、高校3年の秋に米大学野球留学セレクションに参加。
セレクションでは、通常1週間で5校周りますが、
この年も、カリフォルニア、オレゴンの5校をまわりました。
その際、オレゴン州の1校のセレクションが早めに終わったので、
オレゴン大学を急遽訪問。
キャンパスをざっとまわったあと、
Baseball Fieldへ。
当時、周辺施設がいろいろと建設中で、
周りは工事だらけでした。
そのせいもあってか、
ぎりぎりまで車で入ることができました。
ライトのゲートそばに、車を横付けし、
私が車の中に残り、
陸浮選手はじめ参加選手たちに
NCAA D1の球場を
速攻で見てきてください!
と、のぞかせる機会を作ったのでした。
高3年のセレクションの時に
チラ見した、
オレゴン大学野球部球場が、
のちにつながっていたのでした!!!!!
振り返れば、別の年には、
その当時すでにⅮ1に行っていたアスリートブランド生雄佑君と合流したことがありました。一緒に練習をし、同じポジションだった裕吾君が雄佑君をめざす一つの目標にし、同じカンファレンスで雄佑君を超える活躍を残したこともありました。
ここに行きたい
こういう選手になりたい
そこに向かって突き進むひとつの目標を抱くチャンスがあるのも海外セレクションの特徴かもしれません。
アメリカ大学野球留学海外セレクションは今年も開催!
第一弾 9/22-29
第二弾 10/13-20
陸浮選手もここからはじまった。
アメリカを目指す高校3年生野球部生ぜひ!
海外に行かなくてもアメリカの大学野球部に見てもらうチャンス!!
アメリカ大学野球留学国内セレクション8/5,6開催決定!!