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米大学野球留学動画受入調査の動画 ~受入調査の動画はどんなものを撮ればいいのか


「受入調査の動画はどんなものを撮ればいいのか」

よく聞かれる質問の常連です。

現地に行ったときに行うセレクションではやるメニューはだいたい決まっています。つまりコーチたちはそのメニューでのパフォーマンスを元に選手評価をしています。したがって、その内容を動画で撮影しておくるのが彼らコーチにとっても見慣れていて、評価がしやすい内容だと言えます。

では具体的に見ていきます。

■まずはバッティング

↑にもありますが、左打者なら一塁線、右打者なら三塁線が映るような角度が打球の方向もわかっていいですね。

バッティングその2

塁線にこだわりすぎず、シンプルに真後ろからでもOKです。


■外野手。

ライトポジションに立ち、サード、ホームへの送球がトライアウトでは求められます。この画像はサード・キャッチャーが切れてしまってますが、早急が収まるところまで撮られたほうが、もちろんベターです。


■内野手

内野手は上記にも記載の通り、正面、三塁寄り打球をバックハンドで、二塁より打球、そして前寄りの球をジャンピングスローと最低4球、捕球して1塁へ送球。1塁は軽くでなく、全力で送球してください。軽く投げていると肩やひじがケガしているのか、怠けているのか、などのようにマイナスに評価される可能性があります。ここも一塁への送球がとらえられている画像が望ましいです。違う角度から撮るのもベターです。


■投手

実際のセレクションだと投手の後ろから見るコーチと下記のようにキャッチャーの後ろから見るコーチ、それぞれいます。

画像1

ピッチャーの背後、キャッチャーの背後、両方あるとベターですね。

下記は背後からの動画、試合形式のものですが、バッター不在でも可です。

■捕手

捕手は背後からセカンド送球のシーンおよびタイムが必須。


以上です。


実際のセレクションではピッチングは20球ぐらい、バッティングも15-20球をコーチは見ますので、準備できるのであれば、多いに越したことはありません。

試合形式、公式戦の画像ももちろん、ありです。試合形式だと場面が限られてくるかと思いますので、ほかの

また上記に挙げた画像はあくまでも例で、完璧なものではありません。より選手が大きめに映され、またボールの軌道が見えやすいものなど、見るコーチ側の視点で撮影してみてください。

iPhoneで撮った映像にありがちなのですが、選手の映りが小さいものが少なくないです。そのような小さい映りの画像は、見る側もちょっと気がそがれがちです。飛ばされてしまうことだってあり得ます。

直感的にお分かりと思いますが、スカウトとしてみる側からするとそれは小さく映っているより、大きく見やすく映っているという事に越したことはありません。

目的は何か

単に動画に収めるというよりは、

その動画で、アメリカのコーチにインパクトを与える、興味を持ってもらい、うちの部に入ってほしいと思ってもらう、というのが真の目的です。

どんな内容が必要なのかというのはもちろん重要で上記に挙げた要素がカバーできていればひととおり大丈夫ですが、見る側の視点に立って、見やすいか、よくわかるか、インパクトを与えられるかという観点に立っての動画の準備をお願いします。




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