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スコアアップのために飛距離を

ティーショットでは、いつもスライスに悩んでいる。
打った瞬間から右に飛び出していって、
狙ったところよりも遥か右に曲がってゆく。

右側に崖、林、OB杭が見えたら
嫌な気持ちになる。

飛ぶ時はそこそこ飛んでいる…と思うんだけど、
飛ばない時は200ヤードすら届いていないんじゃないか、
っていうことがある。

7番アイアンで150ヤード…ってみんな言うけど、
自分はそんなに飛んでいないような気がする。
そもそも、各番手の飛距離って、
他の人はどんな感じなの?

尽きない悩み

ウッドが苦手だから、アイアンで打っていくしかない。
アイアンは飛距離が出ないから、ウッドが使いこなせるようになりたい。
でも、ウッドはダフるか、チョロっと転がることが多い。
ミスの確率を考えると、
仕方なくアイアンを使ってコツコツ打ち進めるしかない。

池越えとか、ショートカットとか、
同伴のプレーヤーが当たり前のようにやっている。
本当は、飛距離が出ないから刻んで行きたいんだけど、
周りからのプレッシャーを感じて、
つい「ダメもと」でチャレンジしてスコアを崩してしまう…
ダメだって、わかっていたのに。

もし、自分が飛距離が出たら
「敢えて刻んでいます」って言えるのに。

強烈なスライスと飛距離不足

だから、
ゴルフのスコアメイクに集中できない。
と言うより、
それさえ改善できれば、
もっとスコアが良くなるこことがわかっている。

そんなゴルファーには、
「飛距離アップとスライス改善」
が同時に手に入るメソッドが必要です。

ゴルフハックスはこう考えます。

「飛ばない&スライス」で悩むゴルファーは、
「飛距離を抑えながらスライスさせる」という、
難しいショットを敢えてしているのです。

そんな「敢えて難しいショット」をやめて、
もっと簡単に飛距離が出て、スライスも減らせられれば
ゴルフが変わると思いませんか?

いや、自分でもわざとスライスさせているわけでもないし、
一生懸命振っているけど、飛ばない。

そう思っていますよね。

飛距離を伸ばすための正しい知識と、
それを実現する基本スキルを身につけなければ、
今後どれだけ練習しても上達は見込めません。

ゴルフの歴史は約600年くらいありますが、
その歴史を全部一人で遡って、
スキルの可能性を一つずつ、
動きを一つずつ確認しながら、
練習しながら、実験する…
そんな膨大な時間とエネルギーがあれば、
あなたでも、
いつかは飛距離が伸びるし、スライスに悩まなくなります。

それができないなら、
なんとかして、飛距離が出ない原因を突き止めなければなりません。

これまでダメだったあなたが、
ここまでの記事を読んだだけで、
ヒントはつかめましたか?

レッスンを受けた方が早いと思いませんか?

結局、
スライスと飛距離不足が同時に起こってしまう、
その原因すら
改善できていないのです。

どんなに練習場に通っても、
「コース慣れ」を目指して、
頑張ってラウンドを重ねても
根本的な部分で原因を改善できなきゃ、
いつまで経っても、
「右曲がり」と「飛ばない」ゴルファーを卒業は
できないのです。

飛距離が出せないから、
セカンドショットは他の人より不利です。
グリーンを狙うどころか、近づけることでも一苦労。

さらにスライスがクセになっているから、
構えの時点で、目標よりも左を向いているから、
「なんかダサいかな?」
っていつも気になっちゃう。

周りの目を気にせず、
プレーに集中したいのに、余計に気になっちゃう。

それでも独学で頑張りますか?
もう少しやれば、何か掴めそうですか?

だったら、誰かの知識を入れちゃった方が早いと思いませんか?

それが、今回の

「飛距離不足に悩むスライサー限定」
のゴルフレッスンです。

この記事は、
ただの「飛ばし屋」を目指すのではなくて、
スコアを出すために飛距離アップをしたい人におすすめです。

特に、スライス系の球で悩んでいる。

思い切って左を向くと、そのまま左方向に飛んでいってしまう。
そんな時に限って、いい打球で真っ直ぐ林に消えてゆく…

そんなゴルフばかりで、スコアを作れないゴルファーが、
飛距離の出し方、と
まっすぐなボールを打ったり、
右曲がり(スライス)を自分でコントロールしたり、できるように
なったら、ゴルフが簡単になると思いませんか?

理解したことを、簡単なドリルでマスターするだけで
9割以上が結果を出している。

実証・確認済みの飛距離アップ法があったらいいと思いませんか?

以下には、
・飛距離が生まれるメカニズムと飛ばしのメカニクス「スライスが飛ばない理由」
・スライス系で飛ばなくなる人のクセと改善方法
・スコアにつながる飛距離アップとスコアに繋がりにくい飛距離アップ
・飛距離アップに関するレッスンテキスト版
特典動画
・飛距離アップに関する限定動画レッスン(Youtube)のURL

が収録されています。

飛ばし&狙う をもっと実践的に、そしてすぐに身につけられるようにと、
作られたレッスンです。

特別にセンスがなくても、
早い人で、その日のうち効果が出ます。

いきなり、右曲がりが治って、
飛距離が格段に伸びます。

ゴルフ歴30年で、
ここ10年、
120前後でプレーしていた60台後半の男性が、
マスターしてすぐにドライバーで50ydの飛距離アップを実現。

レッスンを始めて、半年で、90切りを達成
3年経って70歳を超えた今では、
90以上打つと、
「今日は叩いたな〜」
と言って悔しがっています。

要は
飛んで
右に曲がらない
だから、スコアが作れるようになるレッスンです。

飛距離が生まれるメカニズムと飛ばしのメカニクス

「誤った飛距離アップレッスン」がどうしてダメなのかを知っていますか?

一般的に飛距離は
「ボール初速」「スピン量」「打ち出し角度」で決まります。

ネットでもゴルフ雑誌や書籍でも
「飛距離」に関して調べると必ずと言っていいほど、
最初にこの「3要素」が出てきます。

確かに、この3要素が飛距離を決定づけているのですが、
このブログを読んでいる方はそんなことを学びたいわけではないはずです。

というよりは、
自分がゴルフ場でプレーをする際に、スコアを出すために、
「飛距離が必要」

って感じたのですよね。

「スコアメイクのための飛距離アップ」に特化してレッスンを展開します。

このブログでは、
ヘッドスピードを上げるためのトレーニングとか、
スピン量や打ち出し角度を調整するクラブのセッティングとか、
そんな話は出てきません。

なぜなら、そっちに手をつけると時間がかかってしまうからです。

身につけられれば今すぐ、明日にでもコースで実践できる飛距離アップの方法をご紹介します。

トレーニングや道具の調整が無意味、というわけではありません。
が、「時間がかかる」のです。

今回のレッスンは
理解して身につければ、それで十分結果を出せる内容なのです。

ここまで、明確に「スコアのための飛距離アップ」と書くことができるのは、
これまでのゴルフハックスのレッスンの中で、
たくさんの実例をもとに実証してきた方法だからです。

ティーチングプロやインストラクターが提唱しているレッスンや
「いわゆるゴルフ理論」は、
科学的な検証はほとんどされていません。

プロから見て、
「私はこれがいいと思う」
「俺はそれで飛距離が伸びたから…」

そんな程度です。
「個人の感想」のレベルを超えられないのです。

私は多くの実証実験を通して、
スライスと飛距離不足に悩むゴルファーがどうやったら、
問題を解決できるか、というテーマに集中的に実験を繰り返してきました。

まず、どうしてスライスしてしまうのか?
どうして、スライスは飛ばないのか?

この2点を理解してください。

この10年くらいで急にレッスン界から消えたワードがあります。

ゴルフのショットで、
球が右や左に飛球が曲がる要因として、
ボールのスピン(回転)というのは
強く関係しています。

回転数だけでなく
回転の向きも重要になるのですが、
少し前までは、
バックスピンの回転数と
サイドスピンの回転数という、
2つの指標が弾道測定で使用されてきました。

ところがここ数年

「サイドスピン」という言葉

聞かなくなったと思いませんか?

一部、使用されている現場もありますが、
近年ではほとんどゴルフの弾道測定の現場から
サイドスピンという言葉は無くなりました。

純粋なバックスピンであれば、
飛んでゆくボールは左右どちらも曲がりません。

じゃあ、サイドスピンは文字通り左右の曲がりに影響するスピン。
重要なハズ…と思いますよね。

実は、近年は弾道測定のテクノロジーが高まってきたので、
球は横に回転しているのではなく、
基本のバックスピンに対して、
回転軸がどの角度になっているかがわかるようになったのです。

飛んでゆく方向に球を見た場合に、
ボールの回転軸が左右のどちらに、
どの程度傾いているか、
で左右の曲がりが評価できるようになった、ということです。

飛球の曲がりと回転軸

そして、
飛距離が出ないゴルファーの多くが悩むスライス。
これは、ボールの回転軸が右に傾いているということなのです。

回転軸が傾く原因は、
スイングの軌道とインパクトの瞬間のクラブフェースの向き(以下、フェースの向き)で決まります。

スライスの人は、

スイング軌道がカット系軌道

であることに加えて、

フェースの向きが開いている

と言えます。

軌道もフェース向きも相互に影響し合います。

結論から言えば、
(スイング軌道)−(フェースの向き)

フェースの向きが0°(開いても、閉じてもいない)の場合でも、
カット軌道のスイングによって、スイング軸がスライスに傾くことになるので、
やはりスライスになります。


軌道とフェースの向きで「出球と曲がり」が決まる

では、
どうしてスライスは飛ばないのでしょうか?

それは、クラブの形状とゴルフスイングそのもが関係しています。

よく、スライス系のショットを打つと、
「こすった」
と表現する人がいます。

逆にフック系のショットで、
「こすった」とか、「こすり球」と表現する人はいません。

スライス系のショットの場合は、
クラブの特性上、
ほんの少しだけ、クラブフェース面をボールが横滑りするのです。

飛球方向に垂直にエネルギーが伝わりにくいので、
フック系のショットよりも
スライス系のショットはミート率(スイングエネルギーの伝達効率)が
落ちるのです。

垂直に打ち返す力が、
横の方に逃げるので、飛距離が落ちます。

逆にドロー系、フック系のショットは、
打ち返す力自体はロスが少ないので、
飛距離自体はストレートボールと同等か、
それ以上に飛ぶわけです。

スライスはゴルフの歴史そのもの

今から100年以上の前のゴルフクラブを見たことがありますか?

形が今とはずいぶん違います。

現在のゴルフクラブの形状を見ると、
昔のゴルフクラブからの変化の過程はそのまま
スライスの克服の歴史であることがわかります。

ゴルフクラブは、棒に鉄の板をくっつけた形状です。

ゴルフのルールで厳密に規定されていますが、
パターを除いては、
この形状を変えることはできません。

初期のゴルフクラブでショットをすれば、
99%以上のゴルファーは、
スライスが出てしまうでしょう。

鉄の板だったフェースに、
ソールの厚みが増したり、

比較的長方形だったクラブフェースが、
三角形に近づいたりしているのは、

クラブの慣性の力を飛距離に効率的に反映させるために、
いわば、スライスの克服のために進化してきたのです。

もっとクラブのソールが分厚くなって、
クラブのトゥ側に重要が増したら、
多くのゴルファーはコントロールできないくらい、
フックボールが出てしまうでしょう。

つまり、
スライスからフックに、回転軸の傾きを変えてゆく過程が、
クラブの進化の過程なのです。


球の曲がりは回転軸の傾きでわかる

力みや未熟なスキルによって、
スライス系の「回転軸の傾き」はより強くなります。

スイング中の
クラブヘッドが本来持っているはずの
エネルギーが効率的にボールに伝わらなくなるので、
飛距離も落ちます。

飛ばない、右に逸れる。

この悪循環を繰り返してしまうのです。

この悪循環を断ち切ることが、
スコアアップにつながるということは、
理解しやすいかと思います。

他の飛距離アップのレッスンとの決定的な違いは、
「スライスの改善を意識しているかどうか」

です。

他のレッスンを勉強してゆくと、
最初に書いた3項目
・ボール初速
・回転数
・打ち出し角

この3項目を主に改善してゆこうとするから、

トレーニングやったり
シャフトやらクラブやら、道具の調整に目を向けたり、
スイングフォームの改造に手を伸ばしたり
しちゃうんですよ。

そこじゃない!

時間がかかって、
頑張らなくちゃいけない方に進んでいってしまうんです。

しかも、それで、飛距離が伸びても、
肝心の方向性については、
後回しになっているから、
さらに時間がかかる。

だから、スコアに直結しない。

飽きる、
止める、
続けられない。

ゴルフが良くならない。

このルーティンに陥るのです。

ゴルフハックスは、
これまでのレッスンが、
なぜ、効果が出ないのか、
これをとことん研究してきました。

たどり着いた、答えが、
即効性がないレッスンでは、
意味がない。ということです。

素早く効果が体感できて、
飛距離が伸びて、スコアが良くなっちゃったら、
楽しくなって続けますよね。

そうなってきたら、
トレーニングしたり、
クラブを調整したり、
スイング改造に取り組んだらいいんじゃないでしょうかね。


では、実際のレッスンに取り組んでみましょう。

要は、ミート効率の悪いスライス系のショットをやめて、
コントロールが効いた、フック系のショットをマスターすればいいんです。

と、ここで、経験豊富なゴルファーの多くは、
「フック打ちかぁ…」って思いますよね。

そうです。
実は、多くのレッスンでも、スライス改善に
「フック打ち」
を処方することがあるんです。

いつもやっている、スイングでグリップを被せるように握り直して、
フック打ちをする。
っていう練習。

やったことがある人も多いはず。

これは、完全に意味が違います。

というより、片手落ちでやってしまうから、
方向性も関係なく、とりあえずスライスを直すという、
「バンドエイドレッスン」(その場しのぎ)になってしまうのです。

これでは、飛距離とスコア、両方を手に入れることができないので、
片手落ちどころか、悪循環を助長してしまうのです。

そして、多くのゴルファーがたどり着く結論が、
「フックが打ちたいんじゃなくて、スライスを直すか、真っ直ぐの球が打ちたい」
と言い始めるわけです。

でも、ここまで読んでくださったらわかる、
と思うのですが、
スライスからフックに球筋を直す過程の中に、
ストレートのボールもあるのです。

想定よりも大きく右に曲がってしまうのを直すためには
自分がコントロールできる範囲で、
左に曲げるスキルを身につける必要あるのです。

まず、あなたがマスターすべきは

「コントロールが効いたフック」です。

「インテンショナルフック」と言います。

インテンショナルフックを打つためのコツは
・インサイドアウト軌道で打つ
・クラブフェースが閉じた状態で打つ

この2点です。

残念なことに、あなたを含め多くのゴルファーはこの2点を「同時」に再現できません。
だから、
インテンショナルフックが打てないのです。

インサイドアウト軌道を作ろうとすると、
クラブフェースが開いて、
ただ右に飛び出して、スライスするようになってしまう。

クラブフェースを閉じて打とうとすると、
軌道がカット軌道になって、球が左に飛び出して、フックになってしまう。
(チーピンが出てしまう)

これを繰り返すから、
結局「できない、止める」という思考に陥ります。

インサイドアウト軌道で振りつつ
クラブフェースを閉じて当てる
ためには、事前に準備が必要です。

その準備とは、次の2ステップです。

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