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【実質0円大学生活のすすめ】第25回:応募要項を見てみよう!(2):工学院大学
1. 工学院大学ついて
工学院大学は東京都新宿区に本部を置く工学系私立大学です。1887年創立の日本最古の私立工業実業学校である工手学校を源流に持つ、歴史ある高等教育機関でもあります。
キャンパスは新宿と八王子にあり、高層化された新宿キャンパスは駅からのアクセスもよく、新宿駅西口から都庁方面に伸びる地下道直結です。世界一の乗降客数を誇るターミナル駅、新宿駅から徒歩5分にあることを考えると、首都圏にある大学としては最もアクセスのよい学校のひとつです。
年間スケジュールは、1つの科目を2か月で履修可能になったり、短期留学などに対応しやすかったりする4クオーター制(1Q-4Q)をとっています。
建築系に興味があれば、新建築などの建築系雑誌のバックナンバーがしっかり揃っている図書館は利便性が高いといえますね。なお、2023年春には改装された新図書館が利用可能です。
2. 科目等履修生の応募について
年に2回の募集があるのでじっくり選べます。応募要項は大学公式サイトよりダウンロード可能です。
【出願期間】
前期 2/28から
夏期・後期 6/11から
【授業開始日】
前期 4/8
夏期 8/4
後期 9/9
【在籍期間】
通年科目 4/1-3/31
前期科目・夏期集中 4/1-9/30
後期科目 10/1-3/31
通年で履修(最低4単位)しないと、半期6カ月しか科目等履修生として登録できない点が「実質0円大学生活」的には厳しいですね。
なお、以上の情報は2022年度のものです。2023年度の情報は近日中に更新される予定ですので、最新情報はそちらをダウンロードして確認してください。
3. 科目・時間割の確認
大学の公式サイトに掲載されているシラバスを利用してオンラインで調べられます。冊子版の配布はありません。
工学院大学シラバス
4.科目等履修生として在籍するための費用
検定料 : 5,000円
受講料 : 1単位につき 20,000円(10,000円)
()は卒業生
理系大学の科目等履修生の検定料(受験料)や受講料としてはリーズナブルですね。立教大学のような登録料も不要です。ところで、登録料って???(笑)
4.科目等履修生として在籍するための費用
「実質0円大学生活」としてオススメする2単位履修を学外者として応募する場合を考えてみましょう。
「建築再生論(Renovation and Reuse of Architecture)[3B15]」
歴史的建造物の保存や建築再生について学べる、前期(1Q,2Q)水曜1限開講の「建築再生論(Renovation and Reuse of Architecture)[3B15]」を履修するのであれば以下の通りとなります。
検定料 : 5,000円
受講料 : 40,000円
合計:45,000円
通年で在籍するには4単位(通年科目または前期、後期それぞれ1科目)申請する必要があります。そうなると試算は次の通りです。
検定料 : 5,000円
受講料 : 80,000円
合計:85,000円
月額約7,000円で一年を通して副都心新宿で学べる環境が手に入るだけでも「実質0円大学生活」的にはペイしているといえるかもしれません。なお、地下道直結のB1Fにはセブンイレブン併設のカフェスペースがあり自由に利用できます。もちろん、コンセント付きのテーブルもあり、ちょっとしたミーティングができそうなテーブルもあったりします。
第25回まとめ
1.東京・新宿にある工学院大学は伝統もあり、ターミナル駅から抜群のアクセスのよい環境で学ぶことができる
2.科目等履修生の応募は春と秋の年に2回がある
3.履修科目や時間割の確認は公式サイトの専用ページから可能
4.科目等履修生として在籍するためには、半期なら45,000円、通年なら85,000円必要
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