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人の体もチームプレーで動いている!


みなさん、こんにちは。

アスレティックトレーナーのやすひこです。

こちらのnoteでは、
スポーツをやっている学生さんが、
怪我後のリハビリの必要性を理解し、
正しい知識を習得し、
自分でリハビリが実施できるようになる事を
目的としております。

できるだけ分かりやすく、
噛み砕いた表現で
書いていきます!

それでは、始めましょう!



人に体を、スポーツのチームに例えることができます。
個人プレーではなく、チームプレーです。


あなたは、
腰が痛いとか、
膝が痛いとか、
股関節が痛いなどの経験はありますか?


一般的には、
腰が痛ければ腰の治療を。
膝が痛ければ膝の治療を。
股関節が痛ければ股関節の治療をします。
#当たり前のことをゆっくり言っているだけです


しかし、
人の体はチームプレーで動いている状態です。
腰選手がいて、膝選手がいて、股関節選手がいます。


それぞれの選手に役割あり、
姿勢を維持するために頑張っている選手(骨盤周辺)、
大きな動きを演出する選手(肩関節・股関節)など、
それらが協力をして試合(日常生活)をしています。


どこかしらに不調が出るということは、
必ず原因があり、
それを解明する必要が出てきます。
何か原因があって、
それらの結果痛みとしての不調が出てきます。


チームの中で、
サボっている人がいるのか?
(筋力が弱くて使えていない状態。)

手を繋いでプレーしようとしている人がいるのか?
(筋肉同士が癒着していて(硬くて)正しく使えていない状態。
)
#そんなやついねぇだろ
#あくまでも例えです

連携がうまくいっていない選手がいるのか?
(連動したしなやかな動きができていない状態。)



チームとして、
課題を明確にして
そこを改善していかないと、

ミス(エラー)を起こしている選手だけアプローチしていては、

なかなか良くならない。

もしくは、何度も繰り返しミスをしてしまいます。


5 vs 5 で行うフットサルを例にお話を進めてみます。
#バスケットボールでもいいよ


大人のフットサルチームに
一人だけ小学生が入ったらどうなる?
大人4人、子供1人の5人チーム。


一人だけ体も小さいし、
動きも遅い、
技術も未熟。


そんな時周りの大人は、どう対応するか。
子供のスピードに合わせる?
子供に対しては強くコンタクトしない?
子供に対するパスは優しく?
気を使って、フリーでシュートを打たせる?


たまに、大人が張り切ってハイスピードでプレーしようものなら、
間違って肘が、子供の顔に当たってしまう。
そんなアクシデントが起こったりします。
#実際に見たことあるよ


そんな感じでしょうか?


これを人の体に当てはめると、
筋力が低下して上手く使えていない部位が子供だとします。
周りの部位は大きな動きも出せないし、
強い力も出すことができません。
そこで、強度の高い運動をすると、
子供に負荷がかかり、
アクシデント的な怪我が起こります。



今度は、子供ではなく、
5人のうち一人が、
おじいちゃんだったらどうでしょう。
#あら大変


基本的には、同じかも知れませんが、
杖をついていてあまり動けません。


そうなると、
おじいちゃんは動かなくて良いから、じっとしてて!
ということで、
残りの4人でプレーするしかありません。


5vs4で試合をしている状態です。


攻撃するのも4人。
守備をするのも4人。
一人少ない分、
一人一人の運動負荷が自然と増えます。
ずっと走っている状態ですね。

もう体力も限界で、
試合が終わった瞬間、
倒れ込んでしまう選手もいます。


こんな感じでしょうか?


人の体に当てはめると?


このおじいちゃんが、股関節だとします。
股関節が硬くて、筋力も弱い。
上手く体重が支えられていない状態です。


すると、
一人少ない状態で試合(日常生活)をしなければいけません。


結果的に、
膝選手が怪我をして、
腰選手は疲労が溜まり、
足首選手はもうやる気を無くしています。


そんな状態で、
歳を重ねるともう体はボロボロ・・・


という人も少なくありません。


ほとんどの人は、
自分の体におじいちゃんがいることには気付いていません。
#残念です

それが1番の問題。
それを評価して、本人に気づかせてあげて、改善する。
それが僕のお仕事です。



こうなったらもう手遅れ?


いいえ!
そんなことはありません。
もちろん短期間で元に戻すことはできませんが、
一つずつでも問題を解決することにより、
快適な生活を送ることができるようになります。


最近だと、
YouTubeみてストレッチしてます。
トレーニング始めました。
という人も少なくありません。


意識としては、
素晴らしいと思うのですが、
ほとんどの人は自分の体におじいちゃんがいることに気付いていません。
なんとなくおじいちゃんいるかも?
いや、絶対いるでしょ!と思っている人でも、
体のどこにおじいちゃんがいるかまでは、自分ではわかりません。


さて、
どうやっておじいちゃんを退治してやろうか??

そこまでわかっている人はいないんですね。
ただ、
がむしゃらにトレーニングをやるだけでは、
かえってパフォーマンスが落ちてしまう。

そんな人も多いのが事実です。


ではどうすればいいのか?

それは、もうプロに任せましょう!
#学生でも自分でリハビリができるようになるためのnoteです


今の体の状態を評価してもらって、
何をすべきなのか、何からやるべきなのかを
指導してもらう。


直接膝や腰、股関節の治療をしなくても、
チームをよくすることによって、
結果的に怪我をする選手はいなくなるでしょう!


硬くて動かせていないところは、しなやかに動かせるように。


痛いところや、
気になっているところを中心にケアしたり、
鍛えたりするのは自然な考え方です。
#そこしかやらない人が多い


ただ、
それだけでは解決しないことも多く存在します。


体はチームで動いているんだという思考を持つことで、
よりリハビリの質が向上し、
より安全で、
より早く競技に復帰できるのではないでしょうか!



今回の例えを出したことによって、
余計わかりにくくなってしまった感はありますが、
参考にしていただければと思います。


それでは、また!

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