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傘と線路

何となく努力して、何となく敷かれていくまっすぐな線路に乗って、何も考えず惰性で人生を過ごすのがいやだなぁと思ってから早12年。ちょっとボロい線路で右往左往しながら進んでいる。

今季で一回仕事を辞める。

実は友人と自分で塾をたてて講師をしていた。
少し利益も出て生きていけるくらい。
まぁ僕がやめても何とかなるだろうと思って辞めることにした。

慣れは怖いもので、物事がうまくはいってなくとも、悪いわけでもないのでこれでいいんじゃないかと思うようになってしまう。

一般にいう、もうそろそろ落ち着いているべきの年齢の僕が、
傘をさして、黄色の線の外側を歩いて生きている。

このまま同じ生活をしていたらどこかで線路に落ちてしまう。

傘を見直すタイミングを作るためにより外側を歩くという選択。

最後は傘をパラシュートにして線路に飛び込んでいくようにはなりたくない。

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