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【絵本づくり】突然のお別れ

忙しい3月を乗り越えて4月に入ったなと思っていたら、気づけばもう中旬!地元の桜も満開になりました。いかがお過ごしでしょうか?

先日、桜の名所百選にも選ばれている、船岡城址公園へ行ってきました。

桜を見ることはできたけれど、すれ違う方々の様々な柔軟剤の匂いが強くて、花の香りをゆっくり楽しめず、なるべく人が少ないところで他の花を愛でてきました。

桜以外にも木瓜や、花桃、レンギョウ、ユキヤナギに水仙と色とりどりの花々で満開でしたよ。テンナンショウ類の漢方薬みたいな香りにハッとしましたが、なんて名前なのだろう?それにしても、今年も春を楽しむことができて、本当に幸せだなぁ✨

桃源郷ってこういうこと✨



昨年からボローニャイラストコンクールへの応募を目指す記録を書いてきましたが、お世話になっていた先生の突然の訃報が3月末に届きました。緊急入院をされたと聞いていたので、少し覚悟していた矢先の出来事でした。


数ヶ月の講座の中での短いお付き合いでしたが、絵本づくりという世界で、はじめて自分の『絵』を見て貰えたこと。そして、絵本づくりへの背中を押して貰えたことに、心から感謝しています。

私にとって、キラキラしたサンキャッチャーのような時間を共有できた、素晴らしい出会いでした。

きっとそれは私だけではなくて、たくさんのひとに自信を与えていった、お幸せな人生だったに違いないと思いを馳せました。
ご冥福をお祈りいたします。

木々に新芽が🌱


最近、ふと、スーザン•バレイの『わすれられないおくりもの』という絵本を思い出しました。


大切なひととの今生での別れは、何度経験しても、そのさみしさに慣れることはないものです。

子どもの頃にこの絵本を読んで、幼少期に亡くなった祖父との優しい時間を、心の宝箱にそっとしまったことがありました。今でもこの本を読むのが少し怖かったりもします。

また、いとうひろしさんの『だいじょうぶ だいじょうぶ』という絵本では、読み進めていく内に胸がいっぱいになり、前向きな思いと共に心が癒されました。こちらは大人になってから出会ったので、落ち着いて読めたのかもしれません。


近頃は、少し気の抜けた日々を送っています。
ボローニャへの熱意もほどほどになってきており、これからどうしようかと思いながらも、自分がしたいことは何なのだろうかと考えています。

テンナンショウ
「館山・白石川の消えそうないきもの展」にて
ヒメギフチョウの尊さを知る


お読みくださりありがとうございました✨

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