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星のディグリー【4°】は「普遍化」の度数

星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。

ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。

【4°】普遍化、行動原理を安定させる度数

ネイタル・ホロスコープに持っていない度数、苦手意識を感じます。3°は動き続ける度数、反対に4°は着地し安定して休息する。はい、安定とか休息とか苦手です。何かしなきゃって思いながら何もしてないこともよくありますが...

長方形や正方形といった四角い図形は安定そのものを表しています。火・地・風・水というエレメントも4つ揃って安定する。四季という考え方に、方角も東西南北の四方向、ちょっとズレますが四文字熟語というのも完全性を感じます。

ホロスコープの【4】という数字は、4番目のサイン蟹座と4ハウスに結びつけられます。

普遍、同質性...蟹座的性質

「三人寄れば文殊の知恵」で動きが活発になるけれど、そこにもう一人加わると、なんだか落ち着いてしまうようです。3°は新しいものにどんどん挑戦していくような感覚だけど、4°は生活のサイクルやルーティンを決めてリピートするような感じだろうか。
「三日坊主」という言葉も的を得ていて、三日までなら勢いでできるけど、何事もある程度継続してみなければわからないってことが言えるだろう。「石の上にも三年」とも言う。3から4への壁は厚い...
その分、超えた後の定着感や安定感は強いのでしょう。
家族や仲間といった集団の結束感や、個というものが集団に帰属し同質化していく感じ。
こう書くとネガティブにとってしまいそうだけど、基盤や安心感というものはその後の人生のステージにおいても大切な要素。一度それをしっかりと受け入れることが必要なのです。

私は現在火星期で蟹座がテーマですが、インターセプトしているためか、とっかかりが難しい。
火星というのは違和感を感じ取って動くものだから、普遍性や同質性、そして不変から逃れたくなってしまう。常に変化を求めたくなるのは蟹座火星の働きもあるのかもしれません。

IC/4ハウス

居場所や環境が変わると、それにあった安心感を得られるものをまた探すことになる。環境の中にいる自分という視点で見れば、所属する集団や地域性に同質化することにもなる。「郷に入っては郷に従え」的な。

4に着地することで、安心し安定できる。どのサインでも、サインの在り方がここで落ち着いてくるんだろう。

そこで水瓶座3°「海軍からの脱走兵」に戻っちゃったら元の木阿弥...でも私のICは3°にあるから戻ってしまいがち。いろんな点で、4°は私にとってチャレンジングな度数です。

【4°(3.00-3.99°)のサビアンシンボル】
牡羊座4°
「隔離された歩道を歩く2人の恋人」
牡牛座4°
「虹の金の壺」
双子座4°
「ヒイラギとヤドリギ」
蟹座4°
「ネズミと議論するネコ」
獅子座4°
「正装した男と角を刈られた鹿」
乙女座4°
「白人の子どもたちと遊ぶ黒人の子」
天秤座4°
「キャンプファイヤーを囲むグループ」
蠍座4°
「火の灯ったロウソクを運ぶ若者」
射手座4°
「歩くことを学んでいる小さな子ども」
山羊座4°
「大きなカヌーに乗り込む一団」
水瓶座4°
「インドのヒーラー」
魚座4°
「狭い半島での交通混雑」

水瓶座の4°は「インドのヒーラー」。周りがどう変化しようとしまいと、自分の道を突き進むことが基盤となります。

タロットの4

大アルカナの4は【Ⅳ 皇帝】。しっかりとした強さや安定感を感じさせます。玉座の装飾は羊の頭なので、牡羊座サインの象徴とされたりもします。
4という数字から基盤や安定を示す場合もありますが、男性性を連想させるので前述した「蟹座」のイメージとは少し離れます。
でも絶対的な権力や普遍性といったものを強く表していて、それは「4」という数字が現す完全性、1-3までの基本の数字を全て経験してきたところと、火・地・風・水の四元素が揃ったところの安定感を示すディグリーと言えるでしょう。
まずもって水がなければ人は生きられないのだから。



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