星のディグリー【20°】は「環境に振り回されない」の度数
星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。
ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。
環境に振り回されっぱなし…いかに自分軸で生きていないか痛感しつつ、生きてく上で環境に合わせる部分があっても良いし、軸も固定せず変化していっていい。
【20°】環境に振り回されない、サインのポリシー度数
●10+10;同等でなおかつ反対に向いた性質のものが並んで存在している。
●過去から未来へ流れる時間と反対に未来から過去に流れる時間が並列している状態⇨片方の形式をもう一つの側が相対化する
●何かを一方的に決定できないが、一つの考え方に固まらず常に柔軟
●偶然に支配されないので好不調に関係ない
二つの10は、釣り合いのとれた天秤っぽい数字のように感じます。この頃やたらと、2桁と2桁のゾロ目を見ると思ったら、天秤座を意識してたのかもしれません。
人間関係、パートナーシップ…個人個人の中でもその付き合いの中でも、プラスもマイナスもあるけれど、プラスだけでもマイナスだけでもない。
良い顔だけ見せようとすると、疲れちゃうよね。
嫌な面だけ見てたら、嫌いになって離れてくよね。
けどそれは自分が一方的に相手をジャッジして、自分で自分を縛り付けて苦しめているだけだ。
この流れを変えるには?
良い悪いのジャッジを外し今の状況を客観的に並べてみて、どこがうまくいってなくてどうしたいのか、決めて行く。いらないものは手放し足りないものは補う。
「言葉で言うのは簡単だけど…」
って言葉がつい出てくるけど、簡単なことだったらやってみたらいい。それで過去や未来が変わるの?って疑いも出てくるけど、行動に移すことは確実に「今」大きな変化を起こすことになる。
この頃ディグリーの解釈からズレがちだけどまぁいいか。
天体やアングルがないからと言ってこの度数を「持ってない」わけじゃない。
みんなホロスコープの360°を持っている。この度数を学ぶタイミングは誰にも訪れるはずだ。
昨日、蠍座の甥っ子(水星期)と話してたこと。
夢で500度の傾斜の坂を登った!って。つい360度までしかないんだよ〜って口を挟んだけど、じゃぁもっとすごい上ってこと、みたいに返されて、なるほどそれも真理だなぁと思ったのでした。
山道みたいにグネグネしてたりジェットコースターみたいに一回転して同じ高さにだけど違う場所に移動するみたいな…
ホロスコープも一周回って終わりじゃなくて、何度も学び直すことがあるかもしれない。
完成することなんて一生なくて、何度も同じテーマに直面したり大事なところをすっ飛ばしてしまったりしてデコボコがあるのかも。
同じことをぐるぐるとやりがちなのも人の性だけど、目に見えるホロスコープでチェックしつつ、足りないところを補っていけたら。
【ⅩⅩ】審判
・今までの行いに対して、評価・判断を下される
・新たな目覚め、再スタート
なにかものすごく実感が湧くのは、私の12ハウス(終末)が今の季節、天秤座だからでしょうか。
それでいて、弱っちい太陽獅子座ゆえ、評価・判断を下されることには臆病です。
太陽が弱まるこの時期だからこそなのかもしれません。
太陽の季節は、このままの自分でいい!って思えるけれど、これからやってくる冬を乗り切れるかどうかは、自分の行動やその結果が返ってくるのだ。
「アリとキリギリス」のキリギリスにならないように。
想像したらなんだかすごく怖くなってしまった…
ということは何か後ろめたいことがあるということ。
けどそれはほんとう?
真実でなく偏った視点からジャッジしていないか。
《審判》は、自分ではない別の存在による判断や評価。
謙虚に受け止め自分を客観的に見るための材料であって、驕り高ぶったり無闇に傷つく必要はない。
そうは言っても影響受けないわけないけど、
自分を省みて成長するための機会。
時々襲ってくる袋小路に入ってしまったような感覚、
気づいたなら、そこから新しい自分を目覚めさせよう。
20という数字は、10+10であり2×10であり4×5でもある。
《審判》は冥王星っぽいカードだなと思っていたから、
12+8というのも気になるな。
いったん完成した後の徹底的な変容。
12は4×3で、4つの安定したエレメントが循環する数。
16=12+4或いは4×4。そこにもうひとつ安定した要素が加わり、より確かなものになるかと思いきや、タロットのⅩⅥは《塔》です。ドンガラガッッシャン。
5は変化の数。過去の自分にとらわれず、未来からの流れに身を委ねることも必要。
流れや変化がないと、世界は動いていかない。
20度(19.00-19.99°)のサビアンシンボル
牡羊座20°
「冬の鳥に餌をやる少女」
牡牛座20°
「雲を作り運び去る風」
双子座20°
「カフェテリア」
蟹座20°
「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」
獅子座20°
「ズニ族の太陽の崇拝者」
乙女座20°
「キャラバンカー」
天秤座20°
「ユダヤ人のラビ」
蠍座20°
「二つの暗いカーテンを横に引く女」
射手座20°
「氷を切り出す男たち」
山羊座20°
「隠れた合唱隊が歌っている」
水瓶座20°
「大きな白い鳩、メッセージの担い手」
魚座20°
「夕食が用意されたテーブル」
私は個人天体が15~19度という狭い範囲に偏っているためか、どうもそこに留まりがちな傾向があることが否めない…しかも乙女座19°は苦手な「水泳競争」。
そもそも勝てない土俵で戦うのはやめちゃおう。
水からあがろう。
意識して20°にジャンプすることが、成長への鍵かもしれない。
それは昨日の登山によって得た実感。
思ってたよりもキツイ状況に、
感情の海に溺れている場合じゃなかった。
本来の目的である喜びや楽しみを味わわなくてどうする。
山頂一歩手前で強風とともに次々と雲が流れて行って、
牡牛座20°のサビアン「雲をつくり運び去る風」を
思い浮かべていたのでした。
大きな雲がライオンっぽく見える…
あるいは「ズニ族の太陽の崇拝者」。
太陽にひざまずく巨人のようにも。
次々と流れ去る雲は「大きな白い鳩、メッセージの担い手」のようです。
連れてってくれた友人は水瓶座の人でした。
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