星のディグリー【25°】は「完成した結晶」の度数
星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。
ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。
霜が降りた苔庭がキラキラできれいだったけど、
お寺の廊下もキンキンに冷えて凍える朝でした。
あたたかくなるまでお手伝いはしばしお休み。
来年また庭を訪れるのが楽しみです。
【25°】完成した結晶、サインの結晶を取り出す度数
●2+5=7;落差のある2点間の中のコスモス、7つの内部構造、伝達の法則
●25=5×5;人間の形を象徴、性・動作本能・感情・思考・高次感情の5つのセンター
●サインが完成する度数で、以降は調整に入る
●自分で仕掛けて成果を受け取り、改善と前進を繰り返す
●自立的でありながらも周囲に働きかける能力も高い
また書き写してわかるようなわからないような...
つまりは、サインの完成形。
26度以降は次のサインに向かって、この結晶すら手放していく段階に入る。
それでも完成形というのは憧れる。いわゆる完璧な状態。
だけど、それだって保つことは至難の技で、変化していくことすらも受け入れてこその完璧さなのだ。
完璧な状態には、無駄もない。
「25=12+12+1」でもある。
念には念を入れホロスコープを2周してなお、次を目指す。
ここまで手に入れてきた何かを結晶化して、歩み出す。
ストイックでもなんでもない私には、難しそうな度数だ。
25度(24.00-24.99°)のサビアンシンボル
牡羊座25°
「二重の約束」
牡牛座25°
「大きく手入れの行き届いた公園」
双子座25°
「パームの枝を刈る男」
蟹座25°
「右肩越しに突然投げられた黒い影あるいは外套」
獅子座25°
「砂漠を横切るラクダ」
乙女座25°
「半旗として掲げられた旗」
天秤座25°
「秋の葉の象徴が伝える情報」
蠍座25°
「X線」
射手座25°
「玩具の馬に乗っている小太りの少年」
山羊座25°
「東洋の布を扱う商人」
水瓶座25°
「右の羽がより完全に形成されている蝶」
魚座25°
「聖職の浄化」
ネイタルにはもちろんない度数。
と思いきや、月の遠地点リリスが蠍座にある。
リリスの意味は、「満たされない願望」「秘密」「闇」...
諸説あるけれど、一応、見てみる。
蠍座25°「X線」
根底の部分まで見通す力を表します。何かを考える時に、原因は何かということを徹底して考えていくことになります。原因から結果までを常に意識することになるでしょう。(『ディグリー占星術』より)
全てを知ることなんて不可能なのに、追い求めてしまう。それは、わかるな。
あるいは、秘密があるものに惹かれ、わかってしまうと冷めてしまう、みたいな。
この闇を認めて手放すには...?
ディグリーからはちょっと脱線するけど、メモ代わりに、リリスのサイン別の攻略法のリンクを貼っておく。
いやーなんか、そんな感じでこわい。
満たされないと知りながらのめり込むことに、
何の意味があるのか?
「自分を愛すること」が蠍座リリスのテーマ。
それが究極に難しいことに思えてしまうのは、
この度数で結晶化してしまっているから?
数度先には天王星があるから、
今こそ変化させる時なのかもしれない。
けど、天王星に反射した太陽の光さえも、
リリスは飲みこんでしまうのかな。
外側じゃなくて自分の内側をすっかり見透すことで、
ほんとうの結晶を取り出すことができるのかな。