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星のディグリー【10°】は「外と関わる」度数

星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。

ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。

射手座的な9°に引っ張られ…更新が滞っていました。9は私にとって鬼門なのかも。元々持ってる数であり、1-8も内包すると言われるがゆえに、そこを飛び越えて次に行こうというのが、大義なことと思いがちなのかもしれません。

【10°】外界へのプレゼンテーション、サインのメンタルの土台が完成する度数

1から9までの経験を経て再び「1」という数字に回帰する10度は、それまでの体験を統合し次の展開を始める度数です。
統合した自分を新しい人々や集団に対しプレゼンしていくことから、新たな展開が始まるのです。

また「5」の倍数でもある10度は、5°の冒険性を安定させて打ち出すことができます。

外から圧力をかけられても崩れないことが大切。
「たとえ外からの圧力がかかったとしても、それにめげずに自分を外にアピールして押し出す必要」がある。
要求されていることは何かということを意識して、常に外に発表することや働きかけることが本性なのだと考えてみるとよいのです。

ネイタルには持っていない度数だもんなぁ、と思っていたのですが、小惑星パラスがここに。しかも10ハウスだ、言い逃れできない…

山羊座的で、10ハウス的な

私事ですが山羊座は3ハウスにインターセプトし、10ハウスにある太陽とその向こう(ジオではコンジャンクションだけどヘリオ視点で見ると太陽の向こう側で地球から見えない)の水星は、そこがどんな場所かということがわかりづらく発揮しづらい。
わからないがゆえに、直観的な目に見える範囲でなんとか理解しようと必死。「時には外見にこだわりすぎて、内容が少しばかり薄くなることも」(『ディグリー占星術』より)あるのは致し方ない…

でも、それだと火⇨地サイン止まりなのだ。プレゼンできるような形にしたものも、相手の反応がなければ意味を成さない。
山羊座のヤギは下半身が魚…水サインの象徴と、交わることは風の象徴を含んでいます。
自分とその身の回りの小さな世界から、一歩外側の大きな世界へ出て行くのが山羊座=10ハウス的な場所でしょうか。

10度(9.00-9.99°)のサビアンシンボル

牡羊座10°
「古い象徴に対して新しい形を教える男 」
牡牛座10°
「赤十字の看護婦」
双子座10°
「落下する飛行機」
蟹座10°
「完全にカットされていない大きなダイヤモンド」
獅子座10°
「早朝の露」
乙女座10°
「影の向こうを覗く2つの頭」
天秤座10°
「危険な流れを抜け安全な場所に辿り着いたカヌー」
蠍座10°
「親睦夕食会」
射手座10°
「金髪の幸運の女神」
山羊座10°
「手から餌をもらうアホウドリ」
水瓶座10°
「一時的だと証明される人気」
魚座10°
「雲の上の飛行士」

10°極まれる山羊座のサビアンは「手から餌をもらうアホウドリ」。自分一人ではなく誰かと関わっていくことを目指します。異種交流、そこにはリスクもありそうだけど、それができるのも人間という生き物の不思議…
せっかく人間に産まれたのだから、さまざまな世界と関わっていくことを楽しみたい。

【Ⅹ 運命の輪】

タロット大アルカナの【10】は「運命の輪」。いきなり人生ゲームのルーレットが思い浮かびましたが…1〜9まで一巡りして、ここからどうする?どうなる?みたいな段階。誰にでもめぐってくるそれぞれのタイミングというものがあるならば、躊躇する時間は少なめに、スルッとその輪の中に滑り込めるといい。自然に身を任せるということ。でも、人間たるもの、悩んだり苦しんだりというドラマを楽しみたかったりもするのだろう。

ホロスコープのMC=10ハウスの入口は自己実現。そこに向かっているならば、運命の輪はちゃんと回り続けていると言えるだろう。


そんなこんなで2週間かかってようやく世に出す。
現実にも、季節的にも、9ハウスから10ハウスへと運命の輪を回して行かなきゃならないなぁと感じるこの頃。



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