微かな問い
“待っている間、コンセプトは使われてはならない“
朝、いつも読んでいるJames Jealous先生の本を開けたらこんな言葉に出会いました。
先生の遺した言葉は、相手に伝えるためでもなく、自分とよばれるものに向けられたものでもない(わたしにとっては)宙ぶらりんな不思議な魅力を持っていて、何度も何度も読みかえしてしまいます。
特に情に訴えるとか、感動するという種類のものではないのですが、、強いて言えば問いのようなものかもしれません。考えるためでなく、感じるための、、、
感じるための問いには、思考で答えることが出来ないので、必ず新しい何に出会います。見たことがないものに出会うことができる、、
そういう類の問いというのは、実はありそうでないように思います。そして、それが(私にとっての)癒しなのだと最近気付きました。
世に溢れるノイズ、、街中のポスターのキャッチフレーズ、車内ずり広告、テレビの解説も正直うんざりです。最近では、もはや聞いても聞かなくても違いのない、沈んでいく船の船内放送みたいにしか聞こえなくなりつつあり、、、
未来を引き入れるスイッチ、感じるための問いかけ、、、、セッションはそういうものでありたいと、、、そう、思います。
引用 オステオパシーを巡る旅 by James Jealous
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