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クラシック回帰 -ヴィクトリアサンドイッチケーキ-

ヴィクトリア女王が愛したケーキ、ヴィクトリアサンドイッチケーキ。
バターケーキにベリーのジャムを挟んだシンプルなお茶菓子で
私も大好きなお菓子のひとつです。

教室時代も取り上げたし、
教室を手放した今でもプライベートで焼くこともしょっちゅう。

教室時代やプライベートではジェノワーズ法と言われる、
卵と砂糖を泡立てて溶かしバターを入れる方法。
これだとふんわり軽い食感で食べやすくて。


そこにレモンやポピーシードを加えてさらに爽やか、軽やかさを出してて。
湿気の多い、夏場の暑い時期、
そんなときにも美味しく食べられるヴィクトリアサンドイッチケーキ。


これが大好評で、手土産にアフタヌーンティーのおもてなしにとヘビロテしました。

肌寒くてちょっとコクが欲しいときは
クロテッドクリームと生クリームを合わせたクリームをジャムと一緒に挟むタイプも作ります。
やっぱりクリームが入ると味変になるし、
クリームの白さがアクセント?になって写真映えも。

こんなミニバーションも。これは危険なんですわw

英国菓子なのに「軽さ」を入れるという、
英国菓子好きから見たらどうなのよ的なアレンジをしていた私ですが、
4同割のシュガーバッター法と言われる、
バターと砂糖をすり合わせて溶き卵を加え薄く焼いたバターケーキに
ベリーのジャムを挟んだだけの
いわゆるクラッシックタイプのコの良さに目覚めて。

きっかけは別のレシピで作ったコが好みじゃなく、
でも土台のバターケーキは美味しく出来てるから
せめてバターケーキだけでも再生できないかと、
即興でベリージャムを挟んでみたのです。
一口食べてみたところキャリア20年以上を経てようやく、
このシンプル過ぎる組み合わせの美味しさがわかった気がしました。

さらに薄切りにしたクラッシックタイプのコに
クロテッドクリームをのせて食べるだけで味の深みが増し、
さらに幸せな気分に。
ちょっとした変化をつけて一度で二度美味しい、
おうちで焼くと何回か同じものをいただくことが多くなるので
これは嬉しい発見でした。

だからと言ってもともと作っていた軽めののも、
寒い時期に作ってたリッチタイプのも捨てがたい。
きっとどっちもまた作ると思います。

シンプルなお菓子だけど、
シンプルだからこそ奥も懐も深い。
そんなお茶菓子をこれからも愛し続けそうです。

お茶はストレートティーでもミルクティーでも美味しいかなあ。
どっちもいいお茶と言ったら、そう「アフタヌーンティーブレンド」。
アフタヌーンティーとつくブレンドは大抵はアッサムとダージリンをブレンドされていて
ストレートでもミルクティーでも美味しくいただける万能ブレンド。
寒い時期はホットで、暑くなったらアイスで楽しみたいですね。

私が好きなアフタヌーンティーブレンド、
こちらにリンク貼っておきますね。


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