ティーサロンのお菓子が好き 〜レモンドリズルケーキ〜
もともと飾りが雑貨のような施しだったり
素材感や意図がわからないお菓子よりも
シンプルで素材感や意図が伝わってきて、
そしてお茶と一緒にあじわいたいお菓子。
そこに
一つ一つの工程を丁寧に
作り手食べ手どちらにも配慮がある。
そういうのを
「キレイなお菓子」と思っているし食べたい。
というのが私の自分軸。
ジャンルを限定するのは好きじゃないけど、
強いて言えば
「ティーサロン」
「サロンドテ」
など「お茶」が紐づいているお店で出てくる、
バターケーキやタルト、パイ…といったお菓子や料理が好き。
※ここに日本的なスポンジケーキ+クリーム+フルーツも!
ってようやく言語化出来たのが
コチラの本を読んでから。
まるで写真集を眺めるような美しい風景とお菓子、テーブル。
お菓子も伝統的なイギリス菓子を
ご夫妻の想いとセンスでアレンジされてて。
そのセンスが私の心を鷲掴みしていて。
レシピを見ると、
シンプルで作りやすく、
間違いなく美味しい!と確信できる配合。
どれから作ろう~と悩みつつ、
結局、
同じ著者さんが別の本で紹介していた
「レモンドリズルトレイベイクケーキ」を作ってみたのでした。
バターケーキ生地にレモンシロップをたっぷり打ち、
表面を糖化させて仕上げるレモンケーキ。
レモンケーキ…レモンの皮を入れるバターケーキ系は大好き。
なんですが、
あまりにレモンの酸味が強かったり、
甘さ控えめすぎて生地がパサパサだったり、
なコは苦手。
もちろん
美味しいレシピもあるし、
私も某講習会で教わった和泉シェフのを作ってたけど、
美味しいものの家庭ベースとしてはちょっと作りにくい。
けどこのレシピは配合も作り方もシンプル。
生地もしっとり甘さもはっきりしてるから、
レモンアイシングが勝ちすぎず調和していて。
そして温かいお茶とよく合う。
そうそう、
お茶と一緒にあじわうといえば
3段トレイのアフタヌーンティー。
もちろんこっちも大好きだけど、
やはりこちらは作り手も食べ手も気合いがいるから。
もっとシンプルに楽しめる、
ティーサロンやサロンドテのほうが好みです。
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