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ジュラシックツリーについて

現存する最古の種子植物で、オーストラリアのウォレマイ国立公園の渓谷で発見されたナンヨウスギ科の針葉樹。


お店の移転時にシンボルツリーとしてお店で育てていました。少し前に植物の話をnoteで書きましたが、近所のおばあちゃんに枯らすなら育てるんじゃないよとお叱りを受けた一件の子です。スミマセン...

毎日店内にしまって(これがいけなかったのかもしれません...)、水やりも適度に...という塩梅で育てていたのですが結局、梅雨後半から調子が悪くなり、明けてから夏本番の時期に枯らしてしまいました。。今思えば、毎日段差がある移動の振動と...お水の量、直射日光の店先などなど...色々良くなかったのかな〜と反省しています。。


正式名称はWollemi Pine(ウォレマイ ・パイン)。恐竜がいた1億5千年前〜2億年前から生息していたとされていて、樹齢500〜1000年程の野生の個体が100本ほど発見され、見つかった当時は20世紀最大の発見の一つとして注目されていたそうです。

その後、ハンター達から守る為に差し木をして増やし、販売することで価値を安定させる活動があったそうです。10年以上前にはホームセンターでも苗木が3000円くらいで販売していたようで、お友達の作家さんは今でも元気に育てています。

ネットを見ると沢山の方がblogで成長日記を書かれていたのですが、ある時からパッタリ止まっていて、今でも枯らさずに育てられている方々は一握りなのでしょうか。5年程前まではウォレマイ ・パインの公式HP(日本語版)もあったと思うのですが、改めて見たら無くなっていました。化石も好きですが、恐竜の時代から姿をほとんど変えずに過ごしてきた生き物の様子、力強さ、荒々しさに心惹かれます。

希少種なので再会は難しそうですが、またホームセンターに苗木が並ぶくらいの日が訪れたらまた育ててみたい植物です。(東京近郊だと、オザキフラワーパークやディズニーランドで観ることは出来ます)

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現在は、同じプランターに差し木から育てた多肉がモリモリ元気に成長しています。






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