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カフリンクスの基礎知識


付けるだけで簡単にオシャレになるアイテム「カフリンクス」


どんなシャツに付けられるの?
付け方が分からない…
ビジネスシーンでも付けていいの?


種類や付け方、押さえておきたい基本知識を紹介、疑問やお悩みを解決します。

00.カフリンクスとは

ボタンの代わりにシャツの袖口を留めるアクセサリーのこと。
結婚式やパーティーで着用するもので、ビジネスシーンで着用していいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

ですが、カフリンクスはビジネスシーンでも着用できます。
ぜひ着用してみてもらいたいアイテムです。
名刺交換の時やプレゼンの時、袖口からチラッと覗くさりげないオシャレを演出します。

悪目立ちするんじゃないの…と心配な方もいるでしょう。
実際に付けてみるとほとんど見えません。

シャツの袖口はジャケットから1〜1.5cm程度出るくらいが目安。
普段は隠れていて、見える瞬間はごくわずかです。


01.カフリンクスを付けられるシャツ


カフリンクスを付けるには、袖口の両方にボタンホールが必要です。

カフリンクスが付けられる袖口のデザインは主に3種類。

コンバーチブルカフス

コンバーチブルカフス

ボタン、カフリンクスのどちらでも留めることができる袖口。
片方にボタンが、両方にボタンホールがあります。
紳士服店で売られているワイシャツの多くはこのデザインです。

テニスカフス

ボタンが縫い付けられていないカフリンクス専用のデザインです。
現在はあまり見られませんが、もっともフォーマルなデザインとされています。

ダブルカフス

ダブルカフス

袖口を折り返して二重にし着用する種類の袖口。
ボタンが縫い付けられていないカフリンクス専用のデザインです。

02.カフリンクスの種類

スウィブル式

カフリンクスで最も一般的な形です。
回転する留め具があり、これを90°回転させることで袖口を留めます。

ボタンホールの大きさに関係なく、着けやすく外れ落ちにくいタイプです。
初めてカフリンクスをする方にはスウィブル式がオススメです。



チェーン式

2つのボタンが短いチェーンで繋がっているタイプ。
最もクラシカルで1920年頃まではこのタイプが主流でした。


固定式

表面部分と留め具が一体化して動かないタイプ。
動く機構がないのでボタンホールの大きさによっては通らなかったり、抜け落ちてしまうことも。

余計な機構が必要ないので、シンプルなデザインを楽しみたい人にオススメです。


スナップ式

表面部分と留め具が2つに分かれるタイプ。
ボタンホールの表と裏から挟んで袖口を留めます。


03.カフリンクスの付け方


コンバーチブルカフスのシャツにスウィブル式のカフリンクスを付ける場合の付け方を紹介します。

付け方は簡単3Stepです。

01.カフリンクスの留め金をまっずに伸ばす。
02.袖口のボタンホールに上から通す。
※ボタンホールは重ねずに1つずつ通して大丈夫です。
03.留め金を横に倒す。

おわりに

カフリンクスはそのままでも素敵なスーツ姿に自分なりのアクセントを簡単に入れられるアクセサリーです。

誰かに見せるためではなく、自分の気分を上げるために身につける。
カフリンクスはそんなアクセサリーだと私は思います。


ぜひ袖口からチラッと覗くさりげないオシャレを楽しんでみてください。

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