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出演者紹介③もう一度共演したいと願う俳優、演出家:伊東さん

皆さん、おはようございます。
どうも、小屋付きの人ちゃんみかです。


今日は私の役者としての基礎、基盤、土台となっているきっかけの人をご紹介します。

劇団トマト座の代表、伊東さん。

当時20歳そこそこの私が劇団に入って
最初に出会った演出家であり、尊敬する先輩俳優です。

当時は劇団に入ることも稽古も[憧れ]の場所で、稽古中にダメ出しをしていただける環境さえ[憧れ]で、嬉しさのあまり泣き出したのを覚えています。

周りからすれば、『ダメ出しをされて泣いた女優』となってしまったけれど笑

私にとっては、全てが嬉しくて、本気で、ここにいられることが全てと思っていました。
稽古が始まってすぐ、なったことのない高熱になって稽古に参加できなかったり、本番初日は寝坊して仕込みを他の人にしていただいたり、

まぁ〜印象は最悪だったことと思います。

伊東さんとは別の班だったこともあり、2年くらいはほとんど一緒にお芝居をすることはなかったです。

合同班の作品時に観ることのできる先輩方の演技、終わってから伊東さんのダメ出し。
といっても伊東さんのダメ出しはとても的確に優しい。世の中イメージする演出家とは多分違って、言葉選びも丁寧です。たまにイラっとするのにもちゃんと意味があるということの理解できる演出家です。【今、必要な演出を的確にする】的確な演出をする演出家だと思っています。

私は、自分以外の稽古中はずっと自分の台本に気づいたことをメモり、伊東さんのダメ出しとの答え合わせをしながら感覚を育てていました。

今、必要なことと
本番までに絶対に間に合わせなければならない時間配分と、どう演出していくか、を伊東さんの演出から学びました。

伊東さんはもちろん実際舞台に立っていますから共演できるのですが、毎回袖で、伊東さんの動きを見て勉強させていただきました。

伊東さんの身体の使い方、見せ方、めちゃくちゃ上手いんですよ。舞台でお芝居する身体の使い方が抜群にいい。
観てるお客さんに違和感なく『役がそこに生きている』のです。


当時できることなんて本当に小さかった私です。

今なら、もう少し、伊東さんにお芝居で向き合える気がする。あの頃できなかったことが、
一緒に創ることができるかもしれない。


そう思って、伊東さんにオファーさせていただきました。プロですから、台本によってはできないこともあるとお返事いただき、すぐ台本を送りました。

うっちーの時同様にお電話で想いをお伝えして、考えている企画内容もできる限りお伝えして。

無事に、こうして一緒に作品と向き合える日々があることに心から嬉しさが込み上げます。
せっかくなので、妥協せずめいっぱいがむしゃらにお芝居と向き合っていこうと思います。


伊東さんのお芝居、めちゃくちゃいいんですよ。多分、本気のやつは本番しか見せてくれないけど。

皆さん、一緒に伊東さんの演技に引き込まれましょう。


公演は完全予約制になります。
残り少なくなってきておりますので、お早めにご予約くださいね。

詳細はこちらをご覧ください。

皆様のお越しを楽しみにしております✨

では、また。
65歳以上の劇団 代表:岡田美香

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