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【V.W.P現象Ⅱ】ミリしら勢が単身で乗り込みド肝を抜かれ、はじめてnoteに手を出すまで

突発的な雪の降る中現地で声を枯らした皆さん、また配信にてこの現象を観測した皆さん、お疲れさまです。以下はVWPミリしらが初参戦でめちゃ楽しんだだけのnoteです。生温かい目で瞥見いただければ幸いにござい( ˘ω˘ )



私がVWPを知ったきっかけは、昨年6月10日に放送されたMUSIC VERSE。ここで披露された「シリウスの心臓」からヰ世界情緒にハマったとき。

といっても、当時の印象は彼女が所属するユニットがあるんだな~程度。
ライブ当日までグループ名義での曲はひとつも聴いたことがなく、もちろん複雑多様であろう彼女達の在り方や目指すべき世界のことなども露知らず。
むしろ「設定ようわからんな、、」という浅い受け取り方をしてしまい、自ら聴こうとはしなかった節さえあったかもしれない。
今思えば愚かにもほどがあるが、しかしてこのライブでは、新参でも楽しめる工夫が数多く施されていた。私なりに感じた魅力は最後に語りたい)

とはいえ音に聞く実力者揃い。個々人ごとでは何曲か耳にしたこともあり、VWPに対する私の(というよりミリしら勢の大半の)印象としては、

クール&ビューティー&ミステリアスな歌唱力お化け集団


これに尽きるだろう。
きっとダンスもクールで、あんまりコーレスもなくて、MCでのおふざけなんてもってのほかで、、、折り紙付きの歌声だけで全てを搔っ攫うような、そんなところが格好良くてファンも大勢いるのだろうなと思っていた。

そう、初っ端「共鳴Resonance」を聴くまでは。
MCでみんながお水を飲むまでは。

------ ♪ 共鳴 ------
おお、当たり前だけど初めて聴く曲……!めっちゃいいじゃん……
ほう、コーレスもちゃんとあるんだ……
あれ?自パート以外は後ろ手組んで……ダンスは案外かわいいんだな……
えっ、ぱやぱや言ってる……わきわきダンスしてる……
あっ、情緒ちゃんかわいいな……
いや、やっぱめっちゃかっこいい曲じゃん……(Cメロ)

たった一曲で感情があっち行ったりこっち行ったり大変である。
ヰ世界情緒はMUSIC VERSEにて自身の呼称について質問された際、共演者に対して「"情緒ちゃん"と呼んでください」と発言していたが、当時の私は「とてもちゃん付けなんて恐れ多い、こんな実力派は正式名称で呼んで然るべきだろう」と思っていた。

それがどうだ、後ろでぱやぱやしてる姿は。
気の置けないメンバーと談笑する彼女のかわいさは。
これはもう情緒ちゃんじゃないか。

少し話が逸れたが、序盤のライブパートで会場も完全に熱くなったところでMCパートへ。お水を手に取る面々。
その後(私の胸中で)事件は起こる。

詳細を記す前に、私のライブ参戦歴について軽く触れたいと思う。
私は米津玄師やBUMP OF CHICKENなどのいわゆる”普通”のライブも行くし、少し前までは声優のライブ(アイマス系)にもよく行っていた。

BUMPを普通とするなら、声優ライブは"特殊"。
一度でも行ったことのある人なら分かるであろう、この違い……

もう分かった人もいるかもしれない、私が受けた事件とも呼ぶべき衝撃の正体。そう、聞こえたのだ。

\\ お水おいしいーーー?!?!?! //


あまりに聞き慣れた、オタクの十八番「水分補給感想要求お水おいしい?」が。
(……それこんな超実力者達の集うライブでやっていいやつ?確かにかわいいけど失礼にあたったりしない?)
声が聞こえたときは一瞬ヒヤッとしたが、演者もノリノリのご様子。結局杞憂に過ぎなかったが、この事象はVWPに対するハードルをいい意味で下げてくれた。ありがとうオタク。


さて、こんなどうでもいいところで衝撃を受けてるのは私くらいだと思うので、そろそろミリしらの私がライブのどこに感動したかを挙げていきたい。
冒頭に記述したことも相まって、やはりミリしら勢からするとVWPのハードルは少し高いと思われる。
というのも、公式サイトやライブの特設サイトを見ても、どうやら今回のライブさえ壮大な計画の一部であり、「いきなり入っても何が何だかわからないんじゃないか、単発で楽しめるのだろうか」という不安は確かに存在するからだ。
そんな思いを抱えながらも実際に参戦して感動した点は大きく4つ。

1.巨大スクリーンに映し出される歌詞

ほぼ全ての曲にて、歌詞が映されていた。他のライブでもずっとやってほしいを思っていたことを叶えてくれた。初見の場合に困るのが、リソースの割き方。
①歌詞を聞き取る→②前後の文脈を理解する→③メロディと繋げてひとつの曲として捉える
今までは頑張るか聞き取りを諦めてメロディラインに集中するしかなかったのが(事前に聴いてこいって話だが)、歌詞を表示してくれるだけで、①と②を視覚で補え、③に神経を集中できる。本当に助かるので是非次回もやってほしい。

2.初お披露目の曲が多い

新曲の利点は言わずもがな、古参と同じ立場で楽しめる点。いつも同じことができるわけではないが、今回に関しては新参が入るにはピッタリのタイミングだったと言えるだろう。ちなみに私的に一番刺さったのは「此処で咲かせて」だった。最高。

3.楽曲単体でいろんな味がする

歌い方の異なる5人がそれぞれパート分けをする。すると当たり前だがひとつの曲で複数の色が出てくる。いきなりリズムが変わったりラップが入ったりして、されど破綻も飽和もせずまとまっている。VSによるコラボも相まってまったく飽きない。4時間楽しませ続けてやるから覚悟しろよって意気込みをひしひしと感じた、ありがとう。

4.桁違いの歌唱力

結局これ。これだけでどうでもよくなる。パワーis正義。
色々感動したことはあれど満足感の9割は歌上手い、耳が気持ちいいが占めていると思う。個人的には「共鳴」「玩具」「再会」が響いた。(情緒ちゃんかわいいカッコいい)

以上が私の思う感動した点、VWPの魅力だ。

「おいおい結局最初に挙げてた不安要素のストーリーとか理解できたのかよ」と思われるかもしれないが、実際あんま分かってない。というか、そこはさして重要ではなかった。

大事なのは、どういうきっかけであれ、あの「現象」をこの目で見たこと。
可愛く美しく、仲間想いで努力家な彼女達が歌う姿を観測したこと。
気に入ったなら調べてみればいいし、今まで通り一人を追い続けてもいい。どちらにせよ、観測しなければ知ることができなかった魅力。行かなければ共有できなかった時間。

クールおちゃめ&ビューティーかわいいカッコいい&ミステリアス確かな信頼関係から成るな歌唱力お化け集団
VWPの虜になるには十分すぎる4時間だった。どれほど感動したかって、はじめてのnoteに四苦八苦しながら夜通し書いたほどといえば伝わるだろうか。文章書くのってむずかしい。
次に参戦するときは、是非ファン同士で直接語りたいものだ。


最後に、元ミリしら勢として、ライブに参戦するかどうか悩んでいる人にもしこのnoteが届くようなことがあったなら、この言葉を贈りたい。

(予習とか)うるせェ、いこう!(絶対好きになるから)


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