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母の呆け問題について


1 母が苦手です

2人姉妹の長女です
父と母は家族に恵まれたとはいいがたく
長崎県佐世保から家出してきたヤンキー?
父は、母子家庭で妹2人
下の妹とは父親が違う
母は、本家とやらの祖父宅で育った
私からは曽祖父になるのかな
ひとりっ子だが異兄弟はいたとかいないとか
そんな環境だったので
私は祖父には会ったことがない
子供ながらに聞いちゃいけないと思っていた
だから、これ以上はわからない

母からは
愛情というものを感じたことがない
褒められたこともないし、抱きしめられたこともない
私が親になってわかったことは
きっと愛情がなかったわけではないのだろう
愛情を示すことが苦手だったのだろう
だが子供にわからない愛情はないと同じだと実感する
そんなこんなの感情が根付いたせいだろうか
私は、母が苦手です
不快感さえ感じてしまうことに罪悪感を抱え続けている


2 思えば、母が60歳を超えたころ

母は、とても頭が良い
文系というよりも理系で
経理の仕事をやっていた

私は、今から20年ほど前に離婚した
3人の子らを育てながらフルタイムで働き始めて
銀行に行きたいけど行けない
そんなことを母に頼んだりしていた
ある日
いつものとおり頼んだのに行ってくれない
聞いてないの一点張り
何度も何度も頼んでやっと行ってくれる
悪びれたところもなく
私は意地悪されてる?
なんて思ったりもした
きっと
この頃から
記憶力の低下が始まっていたのだろうと思う


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