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小さな飲食店の緊急事態宣言中の過ごし方

お酒が出せない!


こんな時代が来るとは思わなかった
禁酒法・・・
古いアメリカ映画のエピソードがまさか現代にとは。
そもそもフランス料理にワインは付き物
ワインも飲まずにフランス料理を食べるなんて
寿司屋でお茶が禁じられるようなものなんです
商売だから酒抜きのメニューで営業するのも一つの道だけど
ワイン(お酒)ありきのメニューやコンセプトを
一時的に変更するほど器用なスタイルではない
ランチができるレイアウトでもなく
無理してお客様に付き合わせるくらいなら
いっそ休んでしまう
いえいえ簡単に決断したのではなく
休む=一時的とはいえ閉店の気持ちを持っての決断なのです

防御こそ最大の攻撃!

日本人は攻撃が大好き
教育もビジネスもスポーツもまずは攻撃ありき
だから過剰な行動に出て倒れるまで無理する割に
こけたら復活できないままでいる
確かにスポーツなどで見られるように”攻撃”は花であり
見どころであり金になる。守りに入ることは逃げと称され卑怯とさえ言われる。
だから弱い。
現代のレベルの進化したスポーツは常にディフェンスから入り
教育し訓練を重ね磨かれる。
ボクシングでも一流選手は一撃必殺に重きを置くのは昔の話
相手のパンチを全てかわし必要最低限の攻撃で試合をコントロールする
サッカーでもアメリカンフットボールでも
ディフェンダーの方が遥かに体力勝負で重要なポジションと聞く
これはビジネスにも当てはまらないか?

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ウーバーイーツ「いたしません」

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その昔町場の飲食店には出前といった制度があった
寿司屋・中華屋・蕎麦屋は当たり前で喫茶店などでも近隣であれば
コーヒーの出前は普通に行っていた
今は出前をやるお店は余程の老舗かお得意様の特殊な環境のみであり
まず探すのは大変困難である
これはコンビニの拡大と出前に特化したお店の出現によるもの
コロナをきっかけに復活するのだろうか
新しいものを作るには新しい形
それがUbereatsならそれも良し
何もしないよりはこの流れに乗らない手はない

しかし自分は・・・

今はテイクアウトも「作れません」
何もしないのも決断
何もしないから決断

とはいえ何もしてないわけではない
宣言するほどのことでもなく
人に見せるようなことではない
それこそ防御
守りこそ護り

さぁ明日も頑張ろう


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