【小さな飲食店の作り方】メニューは最後に作りましょう
メニューからお店は作れません
メニューなんかオープン3日前に作れば充分間に合います
3時間もあれば出来ちゃいます
小さな飲食店の開店や独立の相談の際
メニューを完成させてくる方がいます
もちろんメニューは大切
1番のお店のコンセプトであり
看板でありシェフの履歴書でもあります
独立・開業が夢の段階ならそれもいいでしょう
自分もそうでした。
若い頃から自分がここでシェフをやるのなら
もし自分がこの物件を取得できたなら
それこそ100通り以上メニューを作りました
ただメニュー名を羅列させるだけでなく
金額や減価率に想定の売上と
そのロジックまで添えて
頭の中で想像したものも含めれば1000以上は
作りました
いざ
自分のお店を開業する時
そのメモは一旦閉じて引き出しにしまいましょう
理由
飲食店は物件立地やレイアウト、主要な客層に客単価と多くの要素に
よって大きく変わるのです
そのためにはゼロベースで考えないと枝葉にこだわり
大事なものが見えなくなり必要なものが作れなくなる時があります
軸となるコンセプトができているなら
それに沿ってまずは”店”を作る
この場合”店”とは利益の作れる基礎であり
無理のないオペレーションとスケジュール
それを数値化することです
いかなる場合も商売は数字ありきになります
*noteにはオブラートに包んで抽象的に書いてますが
セミナーではストレートにズバッ!とアドバイスさせていただきてます
メニューはお店作りが全て出来上がった後に
そのお店のスタイルに合わせて作ればいいのです
オープンしてなる程度時間が経った時に
メニューに関して
何か見直すべきところや改善点に行き詰まることがあれば
その時引き出しからストックしておいたメニューの書きダメを引っ張り出し
ゼロベースから作り上げたものに肉付きさせるものよし
改めてゼロベースから作り上げてもよし
自分の”夢”からの先入観に縛られると柔軟な判断が出来なくなり時に
決断を鈍らせます
メニュー作りは大切だからこそ
作るタイミングを間違えないで欲しいのです
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