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【カウンター会話術】上司とランチに行った時上司より高い物注文しちゃいけないの?

ネットで話題になっておりますこの問題
『上司とランチに行った時に上司より高い物注文しちゃいけないの?』

そう遠くない昔・・・
特別でもない時は
上司や先輩よりも安いものを注文するのが暗黙の了解であり常識であり至って普通でした。
接待なでしたらなおのこと。皆同じもの注文するのが当たり前でした

今はどうでしょうか
結論から言えば『どうでもいいじゃん』です(笑)
ただ覚えておかなければいけないのは
いくら自分が食べたいものでも自分がお金を払うからでも
その場の空気は読まなければなりません

上司がざる蕎麦600円の横で蕎麦懐石6000円では
話になりません。お店側もどうしていいか迷います
いくら食べたくてもゆっくり話もできませんし
食べるタイミングも提供のタイミングも違いすぎます

上司とのランチは少なからず仕事の延長です
同じ時間帯で同じような空間を共有することに配慮は必要でしょう

お相手の顔色を伺えとまでは言いませんが
仕事の話をしながら食べるのに無理のない
メニューや提供時間かなどを考慮し選択するのは
マナーであり仕事のテクニックです。
若い人も身につけて絶対に損はありません

それがめんどくさければ丁重に断ればいいだけのことです
無理に相手に合わせて不快な時間を過ごす方が
よほどマナー違反だしお互いが不幸です

今の時代無理矢理誘うこともあれ食べろとかこれ食べろことか強制することも
ハラスメントになるかと思いますし何よりも上司先輩として格好悪いと思われ部下が離れていくだけです。

奢るにしても割り勘にしても上司より数百円から千円程度の高い物食べても
なんの罪もないでしょう。

またいちいち数百円でうるさく言われたら奢りだろうと自腹だろうと
そんな人と一緒にランチなど行きたくはないでしょう。

大切なのは
気を使うことではなく相手に気を遣わせないことです

指導するとか躾けるのではなく
日々の仕事や会社の中で
仕草で見せて身につけてもらうこと
それも組織での教育の一つではないでしょうか

古き良き習慣も身の回りにたくさんあります
その反面時代にそぐわない悪しき習慣もたくさんあります

上司より高いものを頼むのは非常識という考えが悪しき習慣とまでは言いませんが
時代にそぐわなくなったのも事実だと思います

お店側としてはたとえランチタイムの短い時間でも
食事中は楽しく過ごしてほしいとそれだけの願いです

次回は我々お店側もこうした場合に備えて
どのようなサービスや仕掛けをした方が良いのか
これからのビジネスランチのあり方について
自分の考え方を書いてみようかと思います




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