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【あなたも料理人になれる】スピードを身に付けなければならない理由

なぜ料理人の教育に『完成度』より『スピード』が重要視するべきと考えるのか
これには大きな理由があります
まず第一に仕事=スピードだからです。

間違って欲しくないのはこの場合の『完成度』はより
高いレベルでで提供や技術のパフォーマンスということ。
言うまでもなく”不衛生”であったり”不誠実”な商品は論外

簡単に言うと新人がシェフと同じレベルのものを提供するのは
無理な話。ただしそれでも同じスピードは要求される。

料理ではないが
生ビールを注いでお客様にテーブルに提供する
シェフなら1分だが新人だから5分かかる・・・
これではお客様は満足しない
仮に1分が適正な提供時間とするのなら
シェフであろうが新人であろうが同じものを求められる
料理もそうです
難しい技術の必要な料理ならまだしも
例えば”パンをカットして軽く温め提供する”
時間がかかって良いはずはない
少々パンの大きさにブレがあっても
必要以上にお客様を待たせることはあってはならない
その分
丁寧さを要求される盛付けなどに時間を使えば良い
お客様は必要以上に待ってはいただけないからだ
適正な時間に提供すれば
それなりの評価は頂ける
”今日はいつもよりパンが大きかったから食べにくかったよ”70点であり80点
次回の反省にすればいいし慣れてくれば同じ大きさに揃えて切れるようになるのは時間の問題
しかし
”今日はお変わりのパンがなかなか出てこずメインの料理を食べ終わってしまったよ。ソースと絡めながら堪能したかったのだがね”
これではメインの料理の評価も下がってしまいます。
ある程度の時間に提供できていればそれなりの評価はいただけます
もしも料理提供が遅すぎてお客様がお帰りになった場合
残された料理と無人のテーブル・・・
評価もありません。もちろん売上もありません。
もうそのお客様の評価は2度といただけないのです。
教育とはシェフや先輩スタッフの与える仕事量ではありません
いつだってお客様の満足度です

時間内に提供することが最大のサービス

という場合は多いのです

この話
まだまだ続きます(いずれまた)


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