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哀切極まりないコン・モート

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
レジナルド・ケル(cl) & ブッシュSQ【アドルフ・ブッシュ(1st Vn)、ゲスタ・アンドレアソン(2nd Vn)、カール・ドクトル(Va)、ヘルマン・ブッシュ(Vc)】
英HMV 78rpm 1937年10月10日録音
秋が深まりつつある。毎年この時期に必ず聴きたくなるのがこの曲。
アドルフ・ブッシュが欧州を離れる直前に、イギリスで当時若手の新進クラリネット奏者であったレジナルド・ケルとセッション録音したこの曲。
裏返るようなクラリネットの音、決して小奇麗ではなく胸と心を突き刺すような表現!聴くたびに何度も何度も泣いた。

ブラームス最晩年の傑作。 最終楽章の消えゆくようなコーダーはもの悲しい晩秋の愁いの如く、余韻がいつまでもいつまでも…
https://youtu.be/GKRX0qRbstA?si=tX9thVYHzMSgasCv


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