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スプリングソナタ

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 作品24
フリッツ・クライスラー(Vn) & フランツ・ルップ(P)
英HMV 78rpm 1936年2月7日 
セピアニッパー(オートチェンジャー仕様)
フォノイコライザーはコントロールアンプの簡易セレクターをold78に設定し、スタイラスが縦に振動しない真性モノラル・カートリッジにより再生しました。また、盤面の変わり目は音を重ねて繋ぐなどし、楽曲がなるべく自然に流れて聴こえるよう工夫してみました。

数多くあるスプリングソナタの録音の中でも最高峰のひとつではないかという演奏だと思います。 第1楽章冒頭のパッと晴れわたる清々しい青空のごとく歌いまわし、ここぞという個所にかける印象的なポルタメント、そして終楽章に繰り返し提示されるロンド主題は表現や速度ともすべて異なり、とても興味深いです。

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