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大人の歯科矯正(ドイツで)後編▶︎現在治療中

さて、時間が空いてしまったが、私の手術付き歯科矯正、→外科矯正、とも言うらしい、
足掛け5年ほどになっている、のだ。
ブラキットをつけ始めて妊娠し、授乳中もオペは避けた方がよし、と言うことで、さあ第一子の断乳後にオペの予定を、と思っていたところコロナ情勢で延期、その直後に第二子妊娠。
第二子の卒乳をしたのが去年の秋だ。
それから少しずつやっと手術の話に向かっており、口腔外科は2回チェンジし今大きめのクリニックの矯正歯科の先生がオススメするところで話を進めている。

1月に一度検診と手術の詳細の話をしに。
そして、私が少し怖気付いて連絡をあまりできなかったが、再度親不知抜歯のこともあり4月に再受診。
親不知抜歯をしないと顎の手術に負担がかかると言うことでとりあえず抜歯決定、6月に抜歯手術決行。
顎の負担があるためここから3ヶ月後くらいを目度に手術、と言う話で今はその3ヶ月の中である。
そしてその親不知抜歯が、思いの外キツかった。

ドイツに来て、実は一年目にしたの親知らず2本を2件別々で抜いている。というのは一本が曲がって生えてきて、歯肉炎を起こした。それを抜いて数ヶ月、もう一本も同じような状況に。大変だった記憶はもちろんあったが、今回はまだ一応悪さはしていない風の上の歯肉に隠れた親不知。
怖いな、という不安もありつつ、出産2回もしてるしなあ、と!まあ、怖いもの知らずのようなところもあった私。

その日は朝ごはんは軽く取り、クリニックまでは1時間弱かかる道のり、森の中を通り抜けるメトロで、最寄りを降りても森のような公園を通り抜けて気持ちはよかった。

部分麻酔で、まあまあ仰々しいオペ室で、まあまあ若めの担当医と女性の助手で抜歯手術が始まった。
右の智歯から始まり、歯に届くと歯から伝わる衝撃を顎でも感じ、違和感とそれから金具が唇にあたるその痛みでどんどん私も我慢できるような状況でなくなってしまった。明らかに唇に痛みを感じ歯の痛みよりも、唇が裂けそうで涙が出てきて一度、止めてもらうくらい辛かった。助手の方が気づいて涙を拭いてくれたり肩をさすってくれた。精神的にも参っていた。
それからの左の智歯で、ただ右が苦戦したのでどうする?今日じゃなくてもいいよ?とまで提案してくれたのだ。でも、また同じ気持ちになるのが辛すぎて今日やってくださいとお願いした。
とりあえず無事に終了し、帰路に着くが、朦朧としたまま電車に乗ったのだ。
↑こう言う時我慢せず迎えに来てと言えた方がいい。けどこんな状態にな?とは想像できてなくて、また凹んだ。

顔はもちろんパンパンに腫れて下膨れのおかめのようだった。唇はやはり口角のところが傷になり、まるでボクシングの試合後の選手のよう。。。

痛み止めを1日3回、抗生物質も1日2回。

一日目は何も食べれず、水も飲めず、で二日目にやっと水が飲めた。
そして流動食。

やっと口にした流動食は美味しすぎて、泣きそうだった。
安堵もあったけれど、流動食は、

・おかゆ、出汁茶漬け
・ガスパチョ
・ビシソワーズ

などを作った。染み渡るほど美味しくて、食べられるありがたさをしみじみ味わった。
また、薬草やハーブティーも冷茶にして飲んだが、
 日本の野草茶ミックスと
 炎症にもいいと言われるペパーミント、
 ハンブルク市内の少し環境が良さそうなところのスギナ
を乾燥させていたのでこれも一緒に煮出し、入れた。とても飲みやすく、夫まで好んで飲んでいた。(日本の野草茶まで飲めちゃうドイツ人夫の不思議笑)

2週間経ったところで腫れは引き、抜糸をし、まだ智歯のあったあたりの顎が引きつるような痛みもありながら、クリニックでは抜糸の時に顎を開けたり閉めたり、痛いなーというところで止めたりしてリハビリするようにとのこと。

この時点で外科手術のアポはまだ取るに早すぎるというので、電話でまた予約するという話になった。

さて、今年中に手術になるはず。

今情報を少しまだ集めています。
私の前歯左横の抜歯されてしまった位置の歯をブリッジにするかインプラントにするか。
ブリッジのことを知らなさすぎて、両隣の歯が削られてしまうのが気持ち的に嫌なのだ。でもまだ知れることがたくさんあるはずなので、自分で情報を取りに行って、それからまた先生にも相談してみようと思う。

この私の一大歯科、外科プロジェクトはまだまだ終盤が見えない。

ドキドキです。

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