クノタカヒロ『KOTOBA Slam Japan 2022 松戸大会』をふりかえる 2022.9/1
自分は、スラムに関わるたびに感動する。勝ち負けに感動するのではない。巧拙に感動するのでもない。着の身着のままの人間が、人前で一所懸命に表現していること。そこに感動するのである。
作品をつくり、板の上に立って、観客の前で表現をする。考えてみれば、これは実に勇気の必要な行為ではないか。そして、その勇気は確実に伝播していく。
かくいう自分も、そのような勇気にかき立てられた一人である。だからこそ(というと、いささか物語的ではあるが)時には司会、時には運営、時にはパフォーマーと立場を変