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note54 どんどん変わる世の中、マーケティングは異種格闘技で乗り切れ!

VUCAの時代、何がいつどこで起きるか予測不可能な時代、それによって
それまでの常識が一変しています。
 
以前、薬剤関係の映像を制作したことがあります。
当然、医療関係の勉強をしないといけません。
その頃は、遠隔地にリモートやzoomで医療関係の指示や診療はNGでした。
法律でオンライン診療はできませんでした。
しかしコロナ禍以降、180度政策が転換されて、NGが推奨に変わったのです。
 
人を採用する立場も変わりました。
ついこないだまで企業が人を選んでいましたが、今は逆転して、人が企業を選ぶ時代になりました。
先日まで「買い手市場」だったのが、全くの「売り手市場」に変わりました。
当然ですが企業の社員採用法も変わらざるを得ません。
 
全部ではないですが、政治行政に関わるお偉方は相変わらずセクハラ、パワハラに無頓着な人が多く見受けられます。
裏金などは企業がやれば犯罪です。
政治家は時代をつくる立場なのに、時代が変わっていることを知らない人が多くいますね。
 
テレビで言えば、以前はテレビ、ラジオ、新聞がマスコミと言われてきましたが、今やテレビだけでもBS、CS、配信系、その他にYouTubeをはじめ多くの動画サイトが氾濫しています。
映像はテレビという箱や、スマホにひしめき合っています。
 
人口が減ってきました。それ以上に稼働できる人口がすごい速さで減っています。
熱海市で言えば年間生まれる子どもがわずか80人です。10年経っても800人しか人口が増えません。亡くなる方の人数と差し引きすると、異常な速さで人口が減っていきます。
地方では学校も生徒が減って成り立たずどんどん合併しています。
大学も定員割れが始まって、短大はどんどん消滅しています。
 
こういう世の中で、マーケティングはどのように変えねばならないでしょうか?
答えは簡単ではないですが、これらを乗り越える為コラボレーションを提案します。
 
業種を越えた意外なコラボレーションです。
言葉を変えれば「相互乗り入れ」。
私は「な・の・に発想」と言っています。
異種格闘技ならぬ異種合体です。
 
例えば・・・・
コンビニなのにコインランドリー。なのにガソリンスタンド
本屋なのにコンビニ。なのにカフェ
ラーメン屋なのに讃岐うどん方式(具はセルフトッピング方式)
旅館なのに図書館(箱根にある)
デパートなのにホテル、室内遊園地。
自動車教習所+コインランドリー
 
鍋焼きうどんなのに鍋焼きラーメン(スープと麺がラーメン)
腕時計なのにスイカ
 
書籍なのに、QRコードで画像が観られて、活字と画像のコラボ
小説なのにテーマ音楽がある。これは目と耳のコラボですね。
すでに存在しているものもありますが、組み合わせは無限大です。
 
最近、ゴディバの製品がコンビニで売っていました。
ゴディバのコラボ商品といえば、「どうぶつの森」「ディズニー」「ポテトチップ」「大福」「ミスド」等が有名ですね。
最近の話題は「ゴディパン」 日本の総菜パン+チョコレートです。
 
コラボレーションすると、相手会社の文化や優れている点が学べます。
お互いの強みを合体させるのがベスト。
いわゆるシナジー効果です。
つまり1+1=無限大になる効果です。
コラボは想定している以上の展開が出てきたりします。
セレンディップ(偶然による幸運)も期待できます。
 
アメリカでは、コラボがますます進化しているようです。
以下は、著名な神田昌典さんの記事を抜粋、引用してまとめました。
題して<コラボレーション~パートナーシップ・エコノミーへ>  

アメリカでは、アフィリエイトとは違う新しい概念のパートナーとの提携が増えてきている。
日本ではまだほとんど見られないが、3年後には重要なビジネスモデルになっているだろう。   
 
・なぜ、健康食材の定期お届けサービスが肉のデリバリーと提携したのか?
・音楽のストリーミングSpotifyとTicketmasterの提携によって生まれた相乗効果とは?
・ウォールマートと提携するいくつかの会社
・カード会社が提携した意外な会社
・タクシー会社と提携したディズニープラスの戦略
このように、アメリカでは戦略的レベルのパートナーシップをつくり始めた。

マイケルポーター
「競争戦略の本質は他と違うことをすることである。すなわち、
他と違う事業活動を恣意的に行い、他にはない価値を提供することである」


ついでに、こちらが現在私が熱海で活動している会社です。
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