ディープフェイク対策とジョジョ立ち

 かつてこれほど判り易いネタバレがあっただろうか(反語)

 AIによる画像生成が話題である。少し触ってみたが、dos窓への忌避感を少々我慢すれば驚くほど簡単に動画の顔を挿げ替えられてしまう。

 これは大変危険だ。あなたは任意の動画の顔だけを任意の人に入れ替えられるとしたらなにがしたいか。答えは無論、叶わなかった片想いのあの子のエr…プロパガンダ、プロパガンダである。権力の打倒と革命に使うに決まっている。全人類がひとり残らずそう思うはずだ。あなたもそうだったろう。な?なっ!?

 そこで、だ。私は現権力者諸兄に忠告したい。ディープフェイク動画を作られたくなくば、公の場では必ずジョジョ立ちをせよ。

 理由は単純である。画像生成AIはまだまだ未完成で、遮蔽物のない顔は認識できるが、ナニかが被さっていると途端に破綻する。不満を声高に喚き散らすしか能のないお手軽自称革命家に1Fずつ地道に動画を修正する気概は1プランク長たりともありはしない。サクッとクリックひとつで終わらなければなにも始めないカスばかりだ。

次期総裁選には出馬しましぇ〜ん
(誤解なきよう補足しておくが私は岸田内閣に不満はない)

 もう一度言う。現状ディープフェイク対策に最も有効な手段はジョジョ立ちである。あるいは顔sy(ry

 権力なんぞとはほど遠い皆様はいかがだろう。偉い人達が軒並みジョジョ立ちの世界。見たい。そうあってほしいに決まっている。

 そう考えると昨今のド下手な修正カチ盛りで不気味の谷に自ら飛び込んでいくような不自然な自撮りはこれへの対策なのかもしれない。さすが賢い。


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