本音と建前

こんばんは。
夜になると言葉を書き連ねたくなる男 僕です。

最近すごく色んな機会を設けさせてもらって
特に、沢山の人と長く喋る機会が多いんです。

真剣に机を挟んで対談したりだとか
相談を受けたりご飯ついでに車内で語ったりと

少しクサいですが僕は意外とこういうダラダラと
喋ることだけに時間を割くのが好きなんです。

今日は特に面白い記事にしようとかなく
大きな見出しも画像もなくただ書きたいだけなので
非常につまらんかもしれないけど。

タイトルにある通り
この年頃になると本音ばかりで生きていくのは
自分を苦しめる凶器にも成りかねないのです。

【友達に鼻毛が出てるのを指摘するか否か】
という議論があるように本音で指摘すれば
相手は羞恥心に駆られてしまうわけです。

気を遣って何も言わなければ
なんで言わなかったんだと怒るわけです。

難しい。実に。

だから大人になるにつれて人は建前を知ります。

どんなに嫌いな人に対しても上手に関わらないよう
回避するための術にでもなるし汎用性は抜群。

故に嫌われたくがないが為に建前だけで生活をして
八方美人になっている人も多いと思う。

結局この建前の使い勝手がいいので
みんなは日常的にこの本音を隠せるツールを
バンバン使って生活を攻略しているんです。

勇者、クソ雑魚武器でラスボス行くより
最初から伝説の剣を使ってクリアしたいだろ?

じゃあ、そのクソ雑魚武器捨てちゃうよね。

本音、隠して生きがちだよね。

結局現代社会は本音を言わないんじゃなくて
言えなくなってると思うんです。

だから最近話す機会が多いうちにこれに気付いて

じゃあ俺本音で喋ってみよう。
どうなるかわからんけど何か変わるんじゃね。

って思って、今ここでこう思ったな。
このタイミングでそれ言っちゃう。

ってのを実践してみた。

美味しくないものに対して 美味しくねぇ!
歌が上手い奴に対して めちゃくちゃ上手いじゃん
相手が好きだと思ったら すげぇすき!

小学生でも幼稚園児でもできることを
改めてしてみようと思ってしてみた。

すごく、難しい。

というよりは恥ずかしい。

語彙力の塊ことこの僕が
やべぇ、すげぇ、とかで喋ってるのも恥ずかしい。

でも本音で話してみて思ったことは
相手の心に直球で突き刺さるんです。

これは良くも悪くも。

やっぱり「嫌い」とかいうとグサってなるのは
なんの障壁もなく受け止めれちゃうからで。

使い方ってのは非常に難しくて
時には人を殺せる武器にもなる本音です。

そんな凶器をいいことに使ってみましょう。

包丁は人を刺すものではないです。
美味しいお魚を捌けるツールなんです。

いい本音ってのは人を救えるんです。

すごく落ち込んでた友人に本音で
友人の良さを全て伝えました。

泣いてました。喜んでました。

あぁ、本音の使いようによってはこれ
誰かを幸せにできるし自分も幸せになれるぞ?

って思ったんです。

言葉の汎用性は海みたいに広くて深いんです。

やっぱり19年しか生きてないとまだまだ浅瀬で
チャプチャプ言葉遊びをしてるに過ぎない。

小学生でも言えちゃう本音って実はその海の
奥底にあるレベルの言葉なんじゃないかって。

実はだんだん大人になるにつれて
海の底から浮かんでしまって本音が言えなくなって
浅瀬にしか入れないんじゃないかって。

考えるだけで尽きないけれど
本音って実は凄いんだよ。って話でした。

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