起爆剤としての辛い食べ物

時々無性に辛いものが食べたくなることがある。
ワサビのツンとくるような辛さのものではなくて、唐辛子の燃えるような辛さのものを食べたくなる。
そういう時は大概メンタルが落ち込んでいて、自分に発破をかけたくて、起爆剤的に食べるようにしている。

ただ、これもバカみたいに辛ければいいのかというとそうではなく、ちゃんと美味しく食べられる範囲での辛さを求めているので、所謂世の中の激辛マニアと言われる方々からみたら色んな意味で甘いタイプの辛い食べ物を食しているんだと思う。

だが、食べられないレベルの辛さのものは、自分の気持ちにとっての起爆剤というより劇薬のレベルになってしまい、逆に自暴自棄に繋がるんじゃないかと思う節があります。
テレビなんかでものすごい量の唐辛子を使って煮込んで辛み成分を抽出してっていう料理をふるまう番組を見ることがありますが、あれは観るに限るなと思っていて。

とはいえ、ああいう劇薬レベルの辛いものを食べないと、心が燃えない人も中に入るんだろうなというのは、すごくわかるのです。
かといって、その人が普段冷め切った人なのかというと、そうでもないという事も理解しつつではありますが。

辛いものを食べたい。
かといって、美味しくないと嫌というのは贅沢な悩みなのだろうか。

どうあれ、ここ最近また辛いものを食べに行きたくなっていることを考えると、諸々落ちてきているのだろうと思おうので、美味しい辛いものを探しに行こうと思う。

個人的には汁なし担々麺か辛いのを売りにしているまぜそばかな。
どちらかを食べに近々動けたらと思いつつ。

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