【書籍メモ】SQM思考

■ 現在、急成長している新しいサービスの多くは、社会全体の「ムリ・ムダ・ムラ」を解消するもの
■ 社会全体で見ると、自動車の稼働率はかなり低い
■ 稼働していない自家用車を社会全体で活用するシステム
■ 人々が気づいていないだけで、よく考えてみると実は非常に効率が悪い
■ 自社内のニーズではなく、社会全体のニーズありきで考える(P32)
■ 今の時代に勝てるビジネスを生み出せるのは、自社の枠組みを飛び越え、社会全体の「ムリ・ムダ・ムラ」に着目できる企業(P33)
■ 品質管理の枠組みを「会社全体(Total)から社会全体(Social)に広げる」
■ アイカサ。1日に何度利用しても70円
■ 購入コスト(手間)が限りなく下がった結果、人々は所有することに価値を見出さなくなっている。むしろ「持たないことがカッコいい」とする価値観が若い世代を中心に浸透しつつある。
■ 狭小アパート
■ 若い世代にとって、住居費や車の維持費などの固定費は「自由な生き方を縛るもの」でしかない
■ アドレスホッパー
■ 視点を会社の中だけに置くか、社会全体に広げるか
■ 社会全体で最適化された価値の移動を可能にするのがプラットフォーム
youtubeは動画を作りませんし、Uberは車を作りません。代わりにつくっているのが、価値や情報が流通する仕組みです。
■ 「規制かプラットフォーマーか」という二元論ではなく、様々な事情を考慮しながら、これから本格的に議論を深めていくべき
■ Dr s Prime 救急患者の「たらいまわし」をなくすサービス 田真茂氏
■ タビナカ。ジャスタビを買収
■ メルカリ アッテは2018年に撤退
■ Amazonが最初は本の売買という狭い領域からスタートした
■ これからは「工場の稼働率」ではなく、「社会的稼働率」を高めることが、会社の利益の拡大につながる
■ これまでは、「たくさんつくって、たくさん売る」が企業にとって正義でした。しかし、それが決して地球に優しくないことを、世間の人たちはすでに知っています
■ 今後は、社会全体のムダを無くして、循環型社会に貢献できる企業こそが、社会的な価値や評価を高める時代
■ 誰が勝っても負けても、自分は生き残るのがプラットフォーム
■ 孫社長はよく「ゲームは絶対作らない」。スマホの普及によりゲーム業界が盛り上がった時期も、孫社長は自らゲーム事業に手を出そうとはしませんでした。
■ 孫社長はよく「牛のよだれのようにダラーと儲かり続ける商売が一番いい」
■ コネクティッドロボティクス「たこ焼き調理ロボット」
■ ワールドライブラリーパーソナル
■ サブスクライフ
■ シェアハウスのサブスクリプション「ADDress」全国で社会問題化している空き家や空き物件というムダを解消する有効な手段。ANAと提携
■ 吉野家とはなまるうどんの「コラボ定期券」
■ コーヒーマフィア(月額3000円/4800円/6500円)
■ オンワード「カシヤマ ザ・スマートテーラー」上質なオーダースーツが3万円から
■ スマートミラー資生堂「デジタルカウンセリングミラー」
■ トライズでも自社製のチャットシステムを作り、受講生とコーチのオンラインレッスンやコンサルタントとの通話記録をログとして蓄積し、社内で情報共有することで、受講生にとって最善のサポートができるように役立てています。
■ フィンランドのWhim。首都ヘルシンキでは、6人に1人がアプリをダウンロード
■ とりあえず見切り発車でマスコミに発表してしまう
ニケシュアローラを口説き落とす。ニケシュが南イタリアの島に滞在していた時、いきなり電話がかかってきて、その後、プライベートジェットを飛ばして会いに行った。165億円。行動だけでなく、報酬で熱意を示した。
■ ストックオプション信託
■ ARMの買収だけで3.3兆円
■ 短期間のPLにこだわるより、LTVの最大化を追求する
■ Netflixは2018年のはじめに、約8000億円の予算を投じてコンテンツの充実を加速させる
■ 映画製作は資金調達がしにくい
■ Amazonが黒字化するまで、創業から10年近くかかった。その間、積み上がった累積赤字はなんと1兆円。
■ ソフトバンクは、2001年度から2004年度まで4期連続で赤字を出している。5期連続で赤字を出せば、上場廃止になるという瀬戸際
■ LTV=(平均購買単価×購買頻度×継続購買期間)ー(顧客獲得コスト+顧客維持コスト)
■ ウェブバン社。ナスダック上場も2001年に倒産。本はやれば必ず勝てるカテゴリー。
■ ロコンド。まずは靴という狭い領域でナンバーワンになる■ これまで投資してきたベンチャー企業は1000社ほどに上りますが、その中で大成功したのはヤフーとアリババくらい。
■ 鮭の卵理論。生き物の世界では、多産多死を前提に均衡が保たれている
■ 孫社長が徹底しているのは、常に成長ドメインにいることであり、上りのエスカレーターに乗り続けること
■ 半導体大手ARMを買収したのも、将来にわたって、成長ドメインに居続けるための戦略
■ 有象無象のITベンチャーが誕生しては消えていく中、ソフトバンクだけが勝ち続けてきたのは、孫社長がリスクコントロールを徹底してきたから
■ 固定費を最小化する
■ 「次の上りのエスカレーターはどこだ?」と探し続けることこそが経営者もっとも大事な仕事
■ ソフトバンクはリストラをしたことがない
人を大事にしたいからこそ、成長できる領域を見つけて次々に本業を変えていく
■ センスやひらめきに頼っていた訳ではなく、「アイデア掛け算」という作業を地道に続けた結果
■ 思いついたキーワードをカードにどんどん書き出し、手当たり次第に組み合わせ、発明のヒントにするのが孫社長の日課
■ 天才と呼ばれる孫社長も、頭の中で考えるだけではなく、自分で手を動かして、アイデアを生み出している
トレンドワードは「ヒット商品ランキング」から拾う。具体的には、日経トレンディの「ヒット予測ランキング」SMBCコンサルティングの「ヒット商品番付」
■ Globechain:B2Bのリユース事業
■ 『WIRED』UK版の「Europe's 100 Hottest Startups」Anyfin
■ いきなりワックス。いきなりワックス×サブスクリプション
■ ソフトバンクの提案は単に予測を並べたものではなく、「この単価でこれだけ売れます」と言い切れるだけの確度を持っています。それを見せられたら、相手も断る理由はありません。
■ 新規事業のプロジェクトをスタートする際にまず孫社長がやるのは「対外発表日の決定」
■ 他の人がアイデアを出しやすくするこつ:
■ 会社の長期的な売上=顧客数×顧客単価×残存期間
■ 短期的には赤字でいいから、まず圧倒的ナンバーワンを獲得。その後で徹底的にLTVを追求する
■ アマゾンは創業から10年近く赤字を続けた
■ セグメント・ナンバーワンになれば、わらしべ長者的に事業の価値を拡大していける
■ 大人向け外国語教室の市場は、ここ数年ほどは2100億円ほどの規模でずっと横ばいが続いています。
■ フィットネス市場全体の売上は約4000億円規模であり、ライザップのシェアはおよそ5%
地球上には常に成長中の市場が存在します
■ エニーマインドグループ。創業したばかりの2016年に約14億円。2017年には約28億円。LINEや未来創生ファンドなどから出資。2019年3月時点で資金調達の総額は約40億円。十河宏輔氏
■ ビジネスにおいて、ビジョンは「人・もの・金」を集めるための旗印
■ 新規事業を始める前に、一人目の顧客を獲得できるかで勝負が決まる
■ トライズを創業したのは、ペイン10のファーストクライアントを見つけたから。『海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』を出版したところ、ある有名企業の部長さんがこの本を握りしめて私の元へ駆け込んできました。
■ 矢野経済研究所の「語学ビジネス市場分野別市場規模」の「成人向け外国語教室市場」
■ プラットフォームの時代には、顧客との接触はたいていウェブで行われる。接触点であるウェブサイトを介して、ユーザーの行動を解析することが不可欠。
■ セッションは簡単に言えばウェブサイトへの訪問数。セッションは新規とリピーターに分けて表示される。同じサイトを二年以内に訪問すると、新規ではなく、リピーターとしてカウントされる。
■ どんな属性の人がどれくらいの確率で最終的な入会申し込みに至るか。どのターゲットにどこまで顧客獲得コストをかけるか。
GAでも簡単にABテストができる
■ グーグルも自分たちのサービスの仕様はGAを使って決めている
■ サイトのデザインや色合いもクリエイターのセンスに頼るのではなく、データ解析によって機械的に判別しています。

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