見出し画像

【ブックレビュー】「会社を辞めたい」ループから抜け出そう

この本との出会い

年末にDXやら経済やら小説やらの本を10冊以上買って、ちょっとずつ読み始めていた最中、確かLinkedinで繋がっている方の投稿でこの本のことを知りました。
私には刺さるタイトルだったのですぐさまKindle版を購入、それらの本を追い抜かして、一気に読みました。

私の転職感

2022年1月現在、私は6社目の会社で働いています。つまり5回転職しているわけですが、自分なりの理由や意義があり、「辞めたい」というのが先行したことはない。(いや、1回あるかな)
現在も、会社に大きな不満もなく自分や所属部署のミッションや、やりたいことに向け日々奮闘していますが、「いいポジション」などあれば転職することに何も抵抗ありません。
一度も転職したことない人は「すごいね」と言いますけど、2回以上転職すると、もう度胸など勇気などは必要ない、単なる一つの行動である気がします。慣れている、とも言い換えられそうです。

なぜ刺さるのか

今でも転職に対してはオープンなわけですので、Linkedinを通じてリクルーター・エージェントさんからのポジション提案を聞いたりします。私にとって「いいポジション」とは何か、についてはだいぶ踏み込んだことになりますので、ここでは割愛します。
ただ、転職が頭にチラつく中で、この書籍を知り、
  「ひょっとして、私はいま『辞めたい』ループに入っている?!」
  「いやいや、『辞めたい』が先行しているわけではないし、、」
とモヤモヤし出して、これは読むしかない!と本屋でチラ見することなく、ブックレビュー等を見ることなく、タイトルだけで購入することにしました。

どんな内容か

転職活動は「本音が隠されて」行われるといいます。面接で感じた違和感とエージェントの推薦文句が矛盾しても、これでいいんだと思ったり、その会社に全て共感していなくても、辞めるためにこれでいいのだと自分をごまかしたり。人によってケースバイケースだとは思うが、そういう状況だと、入社後も残念な結果となり、転職を繰り返すことに。これが転職のループということですね。

どうするのか

ここでは面白い表現で、「本音を磨く」という作業を行うと良いとされています。ネガティブな感情を書き出したり、人間関係を「つながり」と「しがらみ」に分類したりと、自分の本音はどこにあるのかを整理するプロセスが紹介されていました。
そうすることで自分にとってベストな選択は何か、目の前の求人や面接官という一次情報に対して、適切な評価することができるんだといいます。

自分はループにはまっているのか?

この本を通して、私自身は「会社を辞めたい」というループには入ってないという結論としています。その理由を述べると前述の通り、ちょっと踏み込んだ内容になるのでここでも割愛しますが、この本から得られた学びは、「自分の本音はどうなのか」「何がしたいのか」「仕事もプライベートも含めてどういう生活を送りたい」のかを自問する「本音磨き」は適宜やっていくべきだということです。
そうしないと、本音が「曇り」、何がしたいか分からなくなり、そのループにはまってしまうことにもなりかねないことになります。
そして、突然、転職する!みたいなことになってしまうかも。

終わりに

転職自体、最後の最後まで周囲には隠して行われることが多いですが、このこと自体も本音として、「xxだから、転職考えてるんだよね」と話しても差し支えない、そういう会社だといいなと思いました。
ただ、そういう会社では心理的安全性が確保されすぎてて、辞めることもないのかもしれませんね。

今回の本はこちら。
https://www.amazon.co.jp/dp/4763139495/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_N39NYWEYRJCNRVMHS9DT


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?