見出し画像

Monet先生とColorSlice様

人生ではじめて写真集を買いました。ソール・ライターです。
熊本の中心街、下通の蔦屋書店で普段立ち寄りもしない写真集コーナーにいってなんとなく手に取って数ページめくって衝撃を受けてそのまま買ってしまいました。

※Amazonのアソシエイトとして、A-TAKは適格販売により収入を得ています。

ソール・ライターのすべて

ニューヨークのマンハッタンの自宅付近で撮ったスナップが多いのですが、どれもこれも見ていてゾクゾクする写真ばかりでした。こんな切り取り方するんだなと。

さっそく影響を受けて熊本中心街に足を運んで撮ってきました。

リフレクション門松

ソール・ライターはガラスの反射ごしの作品が多く、ちょうど正月でお店も開いてなかったので真似してショーウィンドにカメラを向けて撮ってきました。

階段の隙間から

何かのスキマからという構図もソール・ライターならでは。サビ付いた鉄階段の隙間から。

現像はDaVinci Resolveで。
まずはMonetを使ってみます。

Monetは12個のLUTを本当に適当な比率で混ぜ合わせても、ちゃんといい感じになるのが不思議です。なので私みたいな色の素人でもほんと簡単に雰囲気のある写真の色味がつくれるのです。どういう理屈なのか謎ですね。

階段

とはいえ私はDIY精神あふれる人間なので、Monetをそのまま使わず「参考書」としてMonetで作った写真をときおりみながら結局DaVinci Resolveでイチからノードを積み重ねていきます。私にとってMonetは先生なのです。

よく色いじりの練習に映画を見て模倣するみたいなの見ますけど、私のような素人には映画見ても真似なんてできないんですよ。

Monetだと自分が撮ってきた写真でお手本をつくってくれるので、どこをどうすればいい感じになるかわかりやすいんですね。

そして今まではいい感じにする作業はなかなか時間がかかるものだったのですが、DaVinci Resolve Studio 19で追加されたColorSliceがとてもすばらしい。
落ち着いた深い色味を簡単に写真に与えくれます。

カフェも正月はお休み

おなじくFilmLookCreatorもいいですね。ハレーションやブルーム、フィルムグレインをまとめて適用出来ます。カラーブレンドのパラメーターはゼロに。色はじぶんで作りたいので。
ソール・ライターの作品見てフィルムの粒状感いいなぁと思ったので、だいぶグレイン載せてます。

海外ではありません熊本です

LUMIX GH7にフォクトレンダー NOKTON 25mm F0.95つけて開放で撮ると色収差や周辺減光が出ていきなりレトロな雰囲気になるのが楽しい。

軒先

明るさおさえ気味、鮮やかさおさえ気味で冬っぽく。

ふっくら気味

DaVinci Resolveでいじるまえはこれ。

シルエット

露出ミスってぜんぜん鳥さん見えないんですけど、なんとかなるもんですね。

こんな感じで最近はMonet先生に教えを請いながらColorSlice様に頼って写真の色いじりを楽しんでます。

そうそうDaVinci Resolveで写真編集するフローもまとめてますので是非ためしてみてください。それでは!


いいなと思ったら応援しよう!