ソドー島 主なスポット④ ~自然編~
丘・山・山原
ゴードンの丘(Gordon's Hill)
ウェルズワース駅とマロン駅の間に位置する急な丘の通称。1924年末に貨物列車を牽引していたゴードンが登り切れなかったためにこの名が付けられた。
丘の距離は5マイル(8km)以上で標高差は約280フィート(85.3m)というノース・ウェスタン鉄道本線を走る機関車にとって最大の難所であり、上りでは立ち往生、下りでは暴走事故が多発する。そのため、主にふもとのウェルズワース駅にいるエドワードが度々補機を務める。
また、海のそばに位置しているため強い海風に見舞われることが多く、これを防止するため線路の両側に植樹が施されたが、秋には木の枯れ葉のせいで線路が滑りやすくなることも多い。カルディーの名前はこの山の名前から付けられた。
クラッグ・オイリー山(Clagh Ooyre)
旧ハーウィック駅から南西に7キロ進んだ位置する山。
カルディー・フェル山(Culdee Fell)
ピール・ゴッドレッド駅から東に位置する標高2048フィート(624.2m)の山で、ソドー島で1番高い山でもある。
カルディー・フェル鉄道は山の南西側から登っている。
カルディーの名前はこの山の名前から付けられた。
カルディー・フェルはサドリア語で『神の仲間』を意味し、6世紀マッシャン聖がカルディー・フェル近くの洞窟に住んでいたことが由来である。
ゴブ=イ=ディーガン山(Gob-y-Deighan)
旧ウルフステッド・ロード駅から北西に2キロ進んだ位置する山
シェーン・ドゥーイニー山(Shane Dooiney)
シェーン・ベン山のすぐ北に位置する山。北東にはカルディー・フェル山がある。
シェーン・ドゥーイニーの名前はこの山の名前から付けられた。
シェーン・ドゥーイニーはサドリア語で『老人』を意味する。
シェーン・ベン山(Shen Ven)
シェーン・ドゥーイニー山のすぐ南に位置する山。
シェーン・ベンはサドリア語で『老婆』を意味する。
ワード・フェル山(Ward Fell)
シェーン・ベン山の東南に位置する山。
ワード・フェル山には銅鉱脈があったため、銅鉱山があり、掘り出しだ銅を旧バラッドウェル駅まで輸送するウォード・フェル=バラッドウェイル路面軌道がありましたが、1900年頃に銅鉱脈の枯渇で閉山している。
第二次世界大戦の頃、国防省は弾薬の貯蔵のために、ワード・フェルの銅鉱山を入手している。
アールズデールの山腹(Arlesdale Mountainside)
アールズデール・グリーン駅とアールズデール駅の間に位置し、アールズデール鉄道(旧ミッド・ソドー鉄道)が側を走っている、雑木林の山間部である。
マイクが野生の羊で遅れてしまった場所でもある。
川・滝
ベン・グラス川(Ben Glas)
ワード・フェル山の東側にある、以前はスカーロイ鉄道だった路線の高架橋の頂上から流れる川。
グレンノック駅から南東に5キロ進んだ地点でハーウィン・ドーレイ川と合流し、南にあるバラッドウェルまで流れる。
ハッケンベック川(Hackenbeck stream)
ハッケンベック・トンネルに源流がある小川。
約5キロ北にある旧ファーカー・ロード駅近くを流れるアルル川に合流する。
ハーウィン・アブ川(Hawin Ab)
ダビンモアー湖から南に1キロ進んだ地点から流れている川。
アイリッシュ海に向かって南に流れている。
ハーウィン・クロカ川(Hawin Croka)
ワード・フェル山の南にあるハーウィン・ラッサー川から西に数百メートル進んだ地点から流れている川。
ケルスソープとロルフズ・キャッスルを通り過ぎ、カーク・ローナン近くの湾に流れ着く。
ハーウィン・ドーレイ川(Hawin Doorey)
スカーロイに源流がある川。
グレンノック駅から南東に5キロ進んだ地点でベン・グラス川と合流する。
ハーウィン・オイレー川(Hawin Ooyre)
ロイ・マッシャン湖から西に流れる小川。
ハーウィック付近の湾から、サドリア海峡に流れ着く。
ハーウィン・ラッサー川(Hawin Russagh)
ワード・フェル山の南に2キロ進んだ地点から流れている川。
バラッドラインを通り、南西方向に流れ、ブレンダム湾に流れ込む。
マウラ川(Maura)
ゴードンの丘(Gordon's Hill)から北へ4キロ進んだ地点から流れている川。
源流から3キロほど進んだ地点までは北に進み、それ以降はマロンの近くを通るように南に流れ、サドリー近くの海に流れ着く。
リーグ川(Reagh)
ウルフステッドから南西に4キロ進んだ地点から流れる川。
南に流れ、ウェルズワース近くでアイリッシュ海に流れ着く。
アルル川(River Arle)
アールズデールを流れている川。
旧ファーカー・ロード駅付近でハッケンベック川と合流し、サドリア海峡へと流れ着く。
カラン川(River Callan)
ハッケンベック駅から北西に5キロ進んだ地点から流れる川。
南西に流れて、エルスブリッジ駅付近でエルス川と合流する。
エルス川(River Els)
ウルフステッドのウルフステッド城の西の近くから流れている川。
エルスブリッジ駅付近でキャラン川と合流して、ナップフォード港まで流れ、ファーキー・イ・スドラグ(サドリア海峡)に流れ着く。
エルス川では運河船が通行していることが確認されている。
フー川(River Hoo)
バラフー駅から北西に13キロほど進んだ地点から流れる川。
南東方面に13キロ流れて、ノランビーの南側の湾に流れている。
ティド川(River Tid)
アールズバーグ・ブリッジ・ストリート駅から南に5キロ進んだ地点から流れる川。
南西にあるティドマスまで流れ、ファーキー・イ・スドラグ(サドリア海峡)に流れ着く。
レニアス滝(Rheneas Waterfall)
レニアス駅の近くにある滝。
レニアスとはサドリア語で『幾筋にも分かれた滝』を意味する。
スカーロイ湖(Skarloey Lake)
レイクサイド駅の南側のすぐ近くにある湖。
スカーロイ湖の水はハーウィン・ドーレイ川に流れている。
スカーロイとはサドリア語で『森の中の湖』を意味する。
湖・池
チビル・ウルフ湖(Chibbyr Ulf)
ウルフステッドの北側近くにある湖。
時期は不明ながら、ウルフステッドにある羊毛工場の動力源として、チビル・ウルフ湖の水を使用していたが、最近では電力に取って代わられている。
チビル・ウルフはサドリア語で『ウルフの井戸』を意味する。
この名前が付くきっかけとなったのは、オグムンドが呼び寄せたイングランドのノリッジのトルケルの部下で中尉のウルフ(Ulf)という人物が陽気でおまけにエールのお陰でのどが渇き続き、ウルフの部下が冗談交じりで「太った狼‐上手な狼‐(Chybbyr Ulf - Ulf's Well -)」と言った事で名前が定着したとされている。
コーロイ湖(Corloey)
ピール・ゴッドレッドから西に10キロほど進んだ場所にある湖で、ゴブ=イ=ディーガン山とクラッグ・オイリー山の中間に位置している。
ダビン・モアー湖とロイ・マッシャン湖を含む3つの湖の水はピール・ゴッドレッド電力会社の水力発電所で使用する水として使用されている。
ダビン・モアー湖(Dubbyn Moar)
クレッグ・ウィルから南西に6キロ進んだ場所にある湖。
コーロイ湖、ロイ・マッシャン湖を含む3つの湖の水はピール・ゴッドレッド電力会社の水力発電所で使用する水として使用されている。
ロイ・マッシャン湖(Loey Machan)
カルディー・フェル山の北側に位置する湖。
ロイ・マッシャンとはサドリア語で『マッシャンの湖』を意味する。
この名前が付いたきっかけは、6世紀にマッシャン聖がこの湖で洗礼を受けたことが由来となっている。
ポール・ニー・クリンク湖(Poll-ny-Chrink)
カルディー・フェル山にある幅が1000フィート(304.8メートル)の湖。
スカーロイ・ロード駅の手前にある。
1987年時点で数年前、ハリー・バレイン卿がポール・ニー・クリンク湖の地域を野生生物保護区とし、ソドー自然保護トラスト(Sodor Nature Conservancy)に提供した。野生生物保護区では他では見れない植物・野鳥・蝶を見ることが出来る。羊・ウサギ・鹿などの駆除を防ぐために柵で覆われているが、なるべく目立たないものになっている。
ガー子の池(Dilly's Pond)
ホールトラフ駅近くにある池。
池には漁船が停泊している。
ホールトラフ駅に住み着いたアヒルのガー子の本名が由来で、ガー子は水浴びがしたくなると、この池にすっとんでいく。
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