きかんしゃトーマス ソドー鉄道 主な町&駅図鑑② 支線

ファーカー線(トーマスの支線)ルート

ナップフォード・ジャンクション(Knapford Junction)→ドライオー(Dryaw)→トリレック(Toryreck)→エルスブリッジ(Elsbridge)→ハッケンベック(Hackenbeck)→ファーカー(Ffarquhar)〈→ウルフステッド(Ulfstead)〉

ファーカー採石場からナップフォード・ハーバー駅への場合

ファーカー採石場(Ffarquhar Quarry)→ファーカー(Ffarquhar)→ハッケンベック(Hackenbeck)→エルスブリッジ(Elsbridge)→トリレック(Toryeck)→ドライオー貨物駅(Dryaw Goods Station)→ナップフォード・ハーバー(Knapford Harbour)

ナップフォード駅(Knapford) 駅図鑑①を参照

ドライオー(Dryaw)
島西部、トーマスの支線付近に位置する村。元々は干潟干拓を行うA・W・ドライ社の労働者居住区だったが、徐々に大きな村へと発展してきた。駐車場とドライオー飛行場の所在地。
A・W・ドライ社ないし「乾くdry out)」という言葉が地名の由来とされる。
ドライオー駅はノース・ウェスタン鉄道のファーカー線が乗り入れている単式ホームを持つ無人駅。

トリレック(Toryreck)
トーマスの支線付近に位置する村。かつてはA・W・ドライ社の本部があった。酪農場の所在地であるためか、石炭や牛を貨車に乗せるホームがある。また、南東にはトーマスが穴に落ちた鉛鉱山(現在は閉鎖中)がある。
トリレック駅はノース・ウェスタン鉄道のファーカー線が乗り入れている2つのホームを持つ駅。
ティドマス・ナップフォード・アンド・エルスブリッジ鉄道時代には開業していたと思われる。
ホームは当初は1つしかなかったが、後に2つに増やされている。ただし、普段は片方しか使われておらず、緊急時や混雑時に待避線として使用するとのこと。
トリレック駅はトーマスの支線と貨物線との分岐点であり、前者はナップフォード駅、後者はナップフォード・ハーバー駅へと向かうことになる。

エルスブリッジ(Elsbridge)
トーマスの支線付近のエルス渓谷に位置する村。人口500人。エルスブリッジ高架橋とエルスブリッジ操車場、クリケット場と水車の所在地でもある。
エルス(Els)川に架かる橋(bridge)があることが地名の由来とされる。
エルスブリッジ駅はノース・ウェスタン鉄道のファーカー線が乗り入れている2番線までのホームを持つティドマス・ナップフォード・アンド・エルスブリッジ鉄道の時点で存在したと思われる駅(1番線がファーカー方面、2番線がナップフォード方面)。
1910年から1925年までは発着駅だったが、1924年にファーカー採石会社がアノファで採石を開始した影響で、1925年に路線がファーカー駅まで延伸し、発着駅ではなくなった。

ハッケンベック(Hackenbeck)
トーマスの支線付近、ファーカーの西に位置する小さな村。ハッケンベック川が近くを流れている。ハッケンベックトンネルと橋、キンドリー夫人の家の所在地。
ハッケンベック駅はノース・ウェスタン鉄道のファーカー線が乗り入れている1924年から1925年に開業した単式ホームの無人駅。
1924年にファーカー採石会社がアノファで採石を開始した影響で路線がファーカーまで延伸され、この駅が誕生した。

ファーカー(Ffarquhar)
トーマスの支線の終点。バーティーの停留所でもある。ここからファーカー採石会社が運営するファーカー採石場までの路面軌道と、ウルフステッド村までの貨物路線にわけられている。ファーカー操車場、ファーカー機関庫と客車庫の所在地。
ファーカー駅はノース・ウェスタン鉄道のファーカー線の終点の駅である1924年から1925年に開業した駅。
1924年にファーカー採石会社がアノファで採石を開始した影響で路線がファーカーまで延伸され、この駅が誕生した。
駅にはホームが一つと機回し線が1線あり、ホームでは牛乳、牛、石炭、油を置く場所と地元交通のための小屋とソドー・ロードウェイズ社の貨物便の小屋がある。
1日片道10本が運行されており、混雑時は追加列車が出される。
また、この駅からはファーカー採石会社が運営するファーカー採石場までの専用線の路面軌道と、ウルフステッドまでの貨物路線、トーマスの支線の終点。バーティーの停留所でもある。
ソドー・ロードウェイズ社のバスはこの駅に発着するすべての列車に接続している。

ウルフステッド(Ulfstead)
島の中心部よりやや西、ファーカーの東に位置する小さな山奥の町。当初は要塞地としての町だったが、城が荒廃すると今度は考古学者らの注目を集め、やがて一種の観光地として栄えるようになった。山の奥深くにあり、冬は雪の影響を受けやすい。クリスマスや収穫祭といった行事のときに登場することが多い。ソドー伯爵領ウルフステッド城とウルフの泉の所在地。
ウルフステッドの由来は、イングランドのノリッジのトルケルの部下でこの地を守っていた中尉のウルフUlf)が由来である。
ウルフステッド駅は町の中心部にある子規模な貨物駅であり、貨物専用路線の終着駅でもある。

ナップフォード・ハーバー駅(Knapford Harbour)
ナップフォードのナップフォード港にあるノース・ウェスタン鉄道のファーカー線の貨物専用路線が乗り入れている1つのホームを持つ駅。
パーシーが海に落ちたり、バルストロードに貨車が落ちてきた場所はここである。

ドライオー貨物駅(Dryaw Goods Station)
ドライオーの村の外れにあるノース・ウェスタン鉄道のファーカー線の貨物専用路線が乗り入れている貨物駅。
ドライオー駅より旅客に適した場所にあり、労働者向けの停車駅として使用されたり、エルスブリッジやナップフォードのマーケットがある時は、この駅から貨物列車の車しょうがブレーキ車に満員のお客を乗せることが知られている。
エルスブリッジ駅の駅長の部下2人が働いている。

ウェルズワース線(エドワードの支線)

ウェルズワース(Wellsworth)→サドリー(Suddry)→ディングリー・ホール(Dingley Hall)→ブレンダム女子校前(Upper Brendam)→ブレンダム(Brendam)

ウェルズワース駅(Wellsworth)駅図鑑①を参照

サドリー(Suddery)
ゴードンの丘の南、エドワードの支線付近に位置する小さな町。5世紀、アイルランドの宣教師ルオックが漂着したのをきっかけに島の中心地へと成長していった。クロンクと同様にかつては島の旧都として要塞化された町であり、近代にはソドー連隊の本拠地でもあったが、現在は当時ほど栄えてはいない。サドリー大聖堂、サドリー城跡の所在地。町のモットーは「Luoc Sodoris Lux(ラテン語で『ルオック、ソドー島の光』という意味)」。
サドリー駅はノース・ウェスタン鉄道のウェルズワース線が乗り入れている1870年に開業した2番線までのホームを持つ駅(1番線がブレンダム、2番線がウェルズワース方面)。
1870年にウェルズワース・アンド・サドリー鉄道が港を求めてサドリー港があるサドリーに駅を開業させた。
しかし、サドリー港はサドリー城の崩れた城壁により、破格の浚渫が必要なため、ブレンダムに港を作るため1900年にブレンダムに路線が延伸し、発着駅ではなくなる。
1912年にティドマス・ウェルズワース・アンド・サドリー鉄道の駅に、1914年にノース・ウェスタン鉄道の駅となる。
1915年、駅がサドリーに取って良い場所に再配置された。
近郊にディングリー・ホール(Dingley Hall)駅がある。

ブレンダム(Brendam)
エドワードの支線が走る半島の南端に位置しブレンダム湾に面している港町。人口5,000人。ソドー陶土会社の本拠地であり、ここからビルとベンが働く陶土採掘場へと専用線が続いている。近くに女子校がある。
ブレンダム駅はノース・ウェスタン鉄道のウェルズワース線の終着駅である1900年に開業した2つのホームを持つ駅。
ウェルズワース・アンド・サドリー鉄道がサドリー港の代替でブレンダム港を開発し始めたために1900年に開業し、1912年にティドマス・ウェルズワース・アンド・サドリー鉄道の駅になり、1914年にノース・ウェスタン鉄道の駅となった。
ブレンダム駅はエドワードの支線の終着駅で、近郊にブレンダム女子校前Upper Brendam)駅が存在する。

アールズバーグ線(ダックの支線)

ティドマス(Tidmouth)→ティドマス・ホルト(Tidmouth Hault)→ホールトラフ(Haul Traugh)→アールズバーグ・ウェスト(Arlesburgh West)

ティドマス駅(Tidmouth)、ティドマス・ホルト駅(Tidmouth Hault)駅図鑑①を参照

ホールトラフ(Haultraugh)
島西部に位置する海辺の行楽地。この近くにバルジーが突っ込んだ橋がある。
ホールトラフ駅はノース・ウェスタン鉄道のアールズバーグ線が乗り入れている島式ホームの駅(2番線まであり、1番線がアールズバーグ・ウェスト、2番線がティドマス方面)。
この駅にはアヒルのガー子が住み着いている。

アールズバーグ(Arlesburgh)
アール川の河口域に位置する海辺の町。人気の観光地となっている。アールズバーグ機関庫とアールズバーグ港の所在地。アールズバーグ港は漁港であり、付近で産出された鉱産資源の積出港でもある。
アールズバーグ・ウェストArlesburgh West)駅はアールズバーグにあるアールズデール鉄道(以前はミッド・ソドー鉄道)が乗り入れているノース・ウェスタン鉄道のアールズバーグ線の終点である1880年に開業した2番線までのホームを持つ駅(1番線がアールズバーグ線、2番線がアールズデール鉄道方面)。
1880年にミッド・ソドー鉄道の駅として開業し、1916年にアールズバーグ線が乗り入れを開始した。
1947年にミッド・ソドー鉄道が廃止、アールズバーグ線も十分な交通量が無かったため、廃止届を出したが許可が下りず、最低限の設備が維持された。
1967年にアールズデール鉄道がミッド・ソドー鉄道の跡地を利用して営業を開始し、アールズバーグ線も本格的に再開し、再び乗り入れが開始されました。
周辺にはノース・ウェスタン鉄道とアールズデール鉄道の機関庫、漁港であるアールズバーグ港があり、アールズバーグ港は付近で産出された鉱産資源の積出港でもある。

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