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トーマスとなかまたち紹介④ ~客車・貨車編~

ノース・ウェスタン鉄道の客車・貨車

アニー と クララベル

モデル:ロンドン・ブライトン&サウスコースト鉄道(LB&SCR)で使用されたボギー客車

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トーマスがジェームスを助けて支線を貰った後にトーマス専用になった2両の客車。一人称は2台して「私」。車体色はニス塗り木目で、ノン・コリダー・コンパートメント(側面にいくつも扉が付いていて内部に1つ1つ乗合馬車のような数人乗りの部屋に分かれた構造をしている車両)のボギー車。アニーは乗客だけをのせ、クララベルは乗客のほかに、荷物室と車しょう室がある。あまり意識されることはないが2台とも高齢の車両で、とても古かったのでペンキを塗り替えたことがある。1896年に2台そろって製造。1905年来島。

ヘンリエッタ

モデル:ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道(LNER)の路面区間で使用された2軸客車

トビーの客車。オープンデッキのあるロングシート木造2軸客車。ソドー島の標準軌の客車では珍しい非コンパートメント客車。車体色は濃いオレンジ。トビー同様、廃止された路線から、ハットきょうに引き取られた。1884年製造、1950年来島。

スリップコーチ

モデル:グレート・ウェスタン鉄道のスリップコーチ

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かつてグレート・ウェスタン鉄道に実在していたクリーム色と小豆色の客車で、走行中、停止せずに連結車両との切り離しができる。この操作は車しょうがレバーを引いて行うが、駅でスピードを落としすぎると客車同士がぶつかってしまうことがあり、特別な技術と、完ぺきなタイミングで切り離すことが必要らしい。主にダックにけん引されて、乗客を運んでいる。1914年製造、1958年来島。

急行客車たち

モデル:ロンドン・ミットランド&スコッティッシュ鉄道の急行客車→イギリス国鉄のマークⅠ形客車

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ゴードンやヘンリー、ジェームスらテンダー機関車が主に牽引する大型の鋼製ボギー客車。一人称はどれも「ぼく」であり、コンパートメントのみの1等客車と3等客車、3等車の半分に車しょう室と荷物室を備えている荷物車の車体バリエーションがある。
車体色は上半クリーム色で下半は緑と赤の2色で、黄色のラインが入っている。
乱暴に扱われるのが嫌いで、乱暴につながれると、すぐおこって仕返しをする癖がある。緑が最もよく使われている。

支線用の客車たち

モデル:ロンドン・ブライトン&サウスコースト鉄道(LB&SER)で使用されたボギー客車

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アニーやクララベルと瓜二つのノン・コリダー・コンパートメント型の客車たち。アニーやクララベル同様の瓜色と、濃い赤のバリエーションがあり、また、支線だけではなく本線でも乗客を運んでいる。半分が1等、もう半分が3等座席となっている客車と、3等座席のみの客車、3等車の半分に車しょう室と荷物室を備えている荷物車の3種類の車体バリエーションがあり、急行客車同様、乱暴に扱われるとすぐおこる。赤が最もよく使われている。

いたずら貨車・いじわる貨車たち

モデル:イギリス国鉄の様々な貨車

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わがままで分からず屋な貨車たち。有蓋車、タンク車、ひらたい貨車、家畜車、魚輸送用の貨車、ブレーキ車などの様々な種類の貨車があるが、無蓋車の割合が高く、一番いたずら好きなのも無蓋車らしい。
貨車たちが後ろからガチャガチャ押してスピードが出過ぎるといういたずらが最も多く、それによって事故を起こすこともある。

トード

車体の色:灰色
モデル:グレート・ウェスタン鉄道(GWR)の16トンブレーキ車

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オリバーのブレーキ車。やや呑気な性格だが、自分では前向きだと思っており、貨車の中では珍しく温厚な性格。機関車たちとも仲が良く友好的であり、スクラフィーの嫌がらせに対してもオリバーに同情していたが、腹黒い一面もある。イングランドの鉄道で、ダグラスにたすけてもらったお礼にダグラス専用のブレーキ車として働いていたが、その後はオリバーへ嫌がらせをしたスクラフィーへの復しゅう計画を立て、オリバーに実行をさせてからは、大西部鉄道の仲間同士たすけあうためとして、オリバーのブレーキ車に戻っている。1940年製造、1967年来島。

スクラフィー

車体の色:灰色
モデル:イギリス国鉄の無蓋車

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いたずら貨車たちのボス。車体色は灰色。他の貨車同様イタズラ好きで、オリバーを罠に引っ掛ける。しかし、他の貨車よりも骨組みのさびが酷く赤茶色になっていて、側面の木も腐っていたために、オリバーの仕返しでバラバラに破壊されてしまう。その後、トップハム・ハットきょうによって、部品交換で組み立て直され、ペンキも焦げ茶色に塗り直されたが懲りて大人しくなった。

ジュディ と ジェローム

車体の色:深い緑茶色
モデル:イギリス国鉄のクレーン車

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事故復旧用の2台の大型クレーン車で、車体色は深緑。主にに緊急時に使用されるため事故や事件には敏感。普段はマロン駅の操車場の隅で鼾をかいて寝ているが、緊急時には飛び起きる。常に真剣なのでからかわれるとおこることもある。

狭軌鉄道の客車・貨車

こうざん鉄道の客車

モデル:タリスリン鉄道の客車

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おしゃべりな客車たちで、青、赤、緑の3種類のバリエーションがある。乱暴に扱われると怒るのだが、スカーロイには頭があがらなかったり、ピーター・サムに対しては売店のおばさんを置いて行ってしまった事を伝えている。後ろに車しょう車がついている。

こうざん鉄道の貨車

モデル:タリスリン鉄道のさまざま貨車

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採石場から石を運ぶ籠を乗せたトロッコのような無蓋車を初めとし、タンク車や有蓋車が存在している。しかし、性格はトーマスたちが引く貨車たちと同様いたずら好きで、急斜面のスロープに繋がれている際にクサリを壊して、暴走し自爆することが多い。スカーロイやピーター・サムとは比較的仲が良いが、サー・ハンデルやダンカンが嫌いでいつも悪戯するチャンスをうかがっているらしい。サー・ハンデルが仮病を使った際にピーター・サムが代わりに働いていた時、彼をサー・ハンデルと勘違いして急斜面の上から滑り降りピーター・サムと衝突した。

ちんまり鉄道の客車

モデル:レーブングラス&エスクデール鉄道の客車

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ちんまり鉄道の機関車達が使用する客車。屋根のないオープンタイプと屋根付きの2種類のタイプがある。

ちんまり鉄道の貨車

モデル:レーブングラス&エスクデール鉄道の貨車

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ちんまり鉄道は元々砂利を輸送するために再開されたため、用意されたボギー貨車。機関車たちの言う所によると、大変行儀がよく客車のように言う事を聞くという。また、ごく普通の無蓋貨車もあるが、底開き貨車ほど行儀はよくなく、羊毛を運ぶのに使用された時に、急停車したレックスを押して脱線させた。

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