見出し画像

TOUR "Ninth peel" nextを振り返る


Ninth Peelのツアー後からの夏フェス期間を終え、10月末からTOUR "Ninth Peel" nextが始まり無事にツアーが完走した。
Ninth Peelツアーがほぼ土日開催だった為にあまり参加することが叶わなかったが、nextは平日公演が多く私にとっては参加しやすい日程だった。だがしかし、過去最高にチケットが取れないツアーになった。
自分だけでは1公演のチケットしか取れず、友達の協力や急に行けなくなった方のお譲り、そしてセミファイナルの羽田は直前のカメラ席開放のおかげで行けることになったり本当に周りの人達の協力のお陰で6ヶ所参加することが出来た。
正直な話、チケットが取れなかったライブにどうしても行きたいという執念が生まれたのは、nextのセットリストのせいだ。初参加となった横浜2日目のライブから、やはり行ける限りは追加したいという気持ちが毎日大きく膨らんでいった。
この後セットリストに関して愛が重過ぎる話をするのだけれど、今回ばかりは許して欲しい。(しかも長々と書きすぎて2万字を超えている…)


◎参加した公演
1107 神奈川・KT Zepp Yokohama
1113 秋田・Club SWINDLE
1120 愛知・Zepp Nagoya
1205 滋賀・U★STONE
1206 大阪・GORILLA HALL OSAKA
1211 東京・Zepp Haneda

◎衣装について
田淵は全公演、今回のグッズのアライグマTシャツ(丈かなり長め)に、白っぽいブーツ。
斎藤くんはTOUR Ninth Peelから着用している4種の新しいシャツをローテーション。長いこと髪を切っていないようだったが、滋賀の日には前髪は長いもののだいぶすっきりしていた。
横浜2日目→白地に緑の胸元逆三角形アクセントが入ったシャツ
秋田→黒地に白い太線と細線のアクセントが右肩上から入っているシャツ
名古屋1日目、滋賀、羽田→白地に黒い太線と細線のアクセントが右胸辺りに入ったシャツ
大阪→黒地にブルーグレーのような色の胸元逆三角形アクセントが入ったシャツ

貴雄の衣装は途中からフード付きの新羽織り(というかアウターに近い)に変更。白とネイビー(インナーとパンツは不明)。名古屋の日に髪がバッサリ切られていたが、短髪もかっこいい。
以前の白セット→横浜2日目
以前の黒セット→秋田
白→名古屋1日目、大阪
ネイビー→滋賀、羽田
(衣装はかなりバランスよく見れていたらしい)

以前に書いた、初参加となったKT Zepp Yokohama 2日目の感想文はこちらから↓

(何故かわかりませんがこの記事沢山のスキをいただいております…もしかして私がインビジ超推しだからでしょうか?スキしていただいた方、ありがとうございます。とても嬉しいです。)

今回のツアーからはマスクの着用が任意となった。声出しも含め、ほぼコロナ禍前のライブハウスでのライブが戻ってきた感じがあった。開演前のイベンターの代表の方によるアナウンスも無くなった。

定刻になると会場が暗転する。いつも通り絵の具が流れると貴雄、田淵、斎藤くんの順にメンバーが登場。斎藤くんはセンターで手を挙げ一礼して、そのまま位置につく。

流れていたSEの絵の具が止まり、1曲目が始まる。


1.スカースデイル

斎藤くんが弾き語りで「君の心 迷わないように」と歌い出す。毎回鳥肌が立った。この弾き語りアレンジから始まっただけでも胸が熱くなるのにその後、「ほんの少しの傷をつけたのなら」という歌詞替え。
一体誰がこのアレンジを考えたのか、そして田淵はなぜスカースデイルを1曲目にしようと決めたのか。20周年に向けて、私たちの心が迷わないようにほんの少しの傷をつけようと…?
今回のツアータイトルの"Ninth Peel" next、このnextは実はダブルミーニングで、TOUR "Ninth Peel"の次の(2周目の)ツアーという意味と、次は20周年という隠された意味があるのではとツアー後半にふと思った。
スカースデイルの歌詞の中に「握り締めた君の手を僕は離さない」という一節があるけれど、そんな曲を1曲目に持ってくるなんて田淵はやっぱりロマンチストなのかも。
そして最後は3人のユニゾンでのコーラス。今回のライブは3人がユニゾンしている曲が多い気がしている。

スカースデイルと言えば今年の春に開催されたNinth Peel museumで限定上映されたスタジオライブ(その後シングル「いけないfool logic」の初回限定盤に収録)で久しぶりに披露されていたけれど、それが今回のセットリストの伏線だったのではと思ってしまった。(逆にNumbness like a gingerはnextのセットリストから外れるという伏線?正直Numbness~が外されたのはショックだった。)

メンバーは上手から登場。出てきたメンバーが近過ぎて震える(ユニゾンワンマンで初めての最前でした)。斎藤くん、前髪長いけど目がバッチリ見えるスタイリングで凄く良かった。髭まで見える距離。小箱なのでステージバックはNinth Peel nextのロゴのバックドロップ。こんな近くでスカースデイルを浴びれて幸せ。(秋田)

貴雄新衣装初めて見た!そしてバッサリ髪切っている。短い!(名古屋1日目)

メンバーは下手から登場。斎藤くん、前髪こそ長いけど後ろサイドはすっきりしてたので髪切ったと思う。貴雄の短髪もやっぱり良い…。田淵はいつもよりくるくるが強めで動くたびにほわんほわん揺れてた。短めでくるくる。小箱ならではのギターの音と歌声が全身に一気に響く感じ、最高。スピーカーから田淵と貴雄の声がめちゃくちゃ聴こえてきてテンション上がる(滋賀)


そして曲終わりに斎藤くんが「UNISON SQUARE GARDENです。ようこそ!」と言い、次の曲へ。


2.天国と地獄

先程までの雰囲気から一転、赤く照らされるステージ。ステージが広い時は、田淵が一気に動き出すのでライブハウスの熱量も一気に上がる。やはり2曲目は本人たちも客も盛り上がる曲を選んでくるなぁと思う。1曲目のスカースデイルから今回はかなりフロアの熱量も上がったと思うが、それを軽々と超えてくるフロアの盛り上がる様も見ていて楽しかった。

ここでいつも走り出す田淵だけどステージが狭いので走り出せない。(秋田)

小箱なので圧縮くる?と思ったけど全く無かった(下手側)。前の方は少し押されてたかもだけど、平和だった。キャパ以上入れてるのに平和だった。凄く良い箱。(滋賀)

スカースデイル終わりから上手側では一気に押していく人達が出現。お陰でベスポジ確保。なぜか最近上手の押しが多い。田淵が斎藤くんの後ろを駆け抜けていくのが見える、ステージ広くて良かった。あとこの日、周りに手拍子してる人が多くてびっくりした。フェスからユニゾンを好きになった層が多かったのかも。(大阪)

今更だけど大きな会場でも田淵足上げてない。2階席から見ていたけど、やっぱり上手で圧縮起こってるのが見えた。ドドドド…って詰まってた。(羽田)


3.恋する惑星

毎回この曲で笑顔を見せていた斎藤くん。ライブハウスだからかコーラスも毎回よく聴こえた。
TOUR Ninth peelのセットリストでは本編のラストだったこの曲がnextでは会場を盛り上げていく序盤に配置されたのも良かったし、どっちの位置で聴いても本当に楽しくてさすがリード曲だなと思った。

斎藤くんが目の前で微笑む…。それでもって斎藤くん既に汗が凄い。セットされた前髪はどこへ。暑そうだし、フロアもめちゃくちゃ暑い。(秋田)

イントロで田淵がステージ下手で後ろを見るようにぴょーんぴょーんとジャンプを繰り返してた。ここまで下手にいた割に田淵が全然見えなかったのでやっと田淵が見えて私が元気になった。(滋賀)

イントロでこの日も田淵は元気にジャンプしてる、滋賀より空間が広いので動く動く。斎藤くんがニコニコ笑顔見せる。(大阪)

始まってすぐ笑顔の斎藤くん(2階から見ててもわかる)。1Aから田淵がどんどーんと大股で移動、上手に行ったりあちこち動き回る。(羽田)


4.BUSTER DICE MISERY

また雰囲気をガラッと変える作戦。田淵が足を広げて重心を低くしてベースを弾いている姿が好き。間奏で斎藤くんが貴雄の方を見ながらリズムに合わせて頭を振っていたり、貴雄も斎藤くんを見ながらキメを合わせていたり。ユニゾンの演奏力の高さにバチボコにされる。
毎回「罰」の歌い方が良すぎた。

先程と全く雰囲気が変わり逆に斎藤くんに見下されるような目で見られる(私を見ているわけではない)。たまに目をカッと開くことがある、その目もやばい。貴雄は後ろから本当によく斎藤くんと田淵を見ている。リズムがズレないように調整しているのが伝わる。後ろからユニゾンを支えてるでっかい柱そのもの。(秋田)

下手の上部からたまにスモークがシューっと出る。途中、田淵が貴雄の方向いて激しくなる場面あった。あんまりステージ上が見えないとキメが揃ってるのがより凄く感じる。(滋賀)

頭を振りながらギターを弾く斎藤くんもカッコいいが、貴雄がめちゃくちゃ良く見えるから釘付け。まじで神技連発。フード付きのアウター、前で安全ピンで止めてるスタイルだから簡単には脱げない模様。(大阪)

間奏の後の「ヘッダー、」の部分でリズム取るのに左足蹴ってる斎藤くんが見えた。斎藤くんの「罰」の歌い方は罪深い、田淵を見るとめちゃくちゃ怖い顔してる。(羽田)


5.23:25

イントロのギターの音で毎回気分が高まった曲。斎藤くんはイントロで前方に出てきて、ギターソロでも前方へ出てきていた。アウトロで3人が向かい合う時もあったり毎回本当にただただ楽しかった。
最後の「揺らいでる風景も七色のステージに変えて」でいつもステージが7色の照明で照らされる。それぞれの会場で照明の色や位置など使い方も違っていたし、工夫を感じられて良かった。

イントロで斎藤くんが前のスピーカーを跨いで上手前に出てくるものだから近っ!近い!近すぎてやばい。小箱最前、もうお腹いっぱい。無理。(秋田)

アウトロで3人が向かい合って楽しそうなのが本当に尊い。(名古屋1日目)

イントロで斎藤くんはセンターに出てきて、ギターソロは上手前に出てきていた。貴雄、途中めちゃくちゃドラムアレンジしてた。毎回アレンジする曲が変わっている気がする、楽しい。狭い中ステージバックを精一杯使って七色のステージを作り出した照明、客がワァ!!と沸いていたのがとても良かった。(滋賀)

斎藤くんがセンター前方に出てきてイントロ弾いてたけど、めちゃくちゃ笑顔だった。七色の照明は上と下で分かれていた。アウトロは斎藤くんが貴雄の方を向いていて、最後の方で田淵はベースを持ち上げて高く掲げてた気がする。(大阪)

斎藤くんセンター前方に出てきてイントロ弾く、ギターソロは上手前方行っていた。田淵が貴雄と向き合ってたような気がするし、この日もドラムちょっとアレンジ加えてた。全体的にハッピー要素が多い、大好き。(羽田)


6.kaleido proud fiesta

最初のブロックを締め括った曲。23:25からの流れがここは高揚感が続く感じでとても良かった。斎藤くんが冒頭の「かくしてまたストーリーは始まる」で高音の部分にファルセットを使う変化がみられたけれど、毎回歌が良くて幸せな気持ちになった。
 
曲終わりに斎藤くんが「最後までよろしく!」とコール。

近すぎて記憶が曖昧だけど、貴雄が立ってた気がする。後ろの方が全然見えないからか立ち上がる回数多かった。
演奏が終わって泣いてる人の声がする 。泣いてるだけじゃなくめちゃくちゃ嗚咽が止まらないよう(感動して)。その声が会場内に響いてて水を飲んでた貴雄、思わず笑ってしまう。ブレイクの間ずっと笑いを堪えてて、その収まらない嗚咽と笑いを堪えている貴雄を見てかわからないけど周りの人たちも笑いが起こる。「そうだよね気持ちわかる」とか温かい言葉をかける人もいた。斎藤くんと田淵は集中してた。(秋田)

ここ最近のライブの中で1番楽しかった(?)、というか歌が最高に良かった。でも確か1サビ終わりの照明急に暗くなった気がする、ちょっと驚いた。(滋賀)

3人楽しそうでそれだけで最高。斎藤くん「その願いを叶えようか」でマイク握って強めに歌うの良かった。(大阪)

最後の「刹那したプレリュードだけが」の「だけが」、斎藤くんはここ最近溜め気味で歌うことが多かった印象だけど溜めていなかった!音源に近い感じの歌い方。貴雄、曲終わり頃スティック客席に向けてた…!(かっこいい)(羽田)


ブレイクタイムを挟み、ドラムソロからのセッション。6公演参加して、このドラムソロでの一瞬のブレイク時に歓声が上がったり、逆に上がらなかったり、貴雄が歓声を煽ったり、やはりライブは生ものだなぁと改めて感じることが多かった。そのドラムにギターとベースが加わって更にわくわくするセッションだった。短めだったけれど、この曲の前にセッションが加わるのが嬉しかった。

貴雄のドラムから始まるセッション 。最初バーっと叩き終えた後一瞬のブレイクで立ち上がり拍手を求める貴雄、すぐ拍手と歓声を上げる客。そこから更にヒートアップするドラム、近くで観れて感動。(秋田)

貴雄立って水飲む。その後のセッション、貴雄はこの日歓声を求めていなかったので珍しく歓声上がらず。客の集中力も高かった日。(名古屋1日目)

ブレイクで貴雄が立って水を飲んでいた。
貴雄のドラムから始まるセッションは田淵が下手際でノリノリで見てた、可愛らしい。バーっと叩き終えた後の一瞬のブレイクでこの日は歓声上がってた、これも日によって違う。(滋賀)

やはり貴雄は立って水飲んでいる。セッション、シンバル多めの最初のターン、叩き終わりに歓声。次のフロアタム多めのターンの後も一瞬のブレイクで歓声が上がっていた。めちゃくちゃ良く見えて嬉しい。そしてギターとベースが入って…最高、今回のセッションも凄く好きだ。(大阪)

セッション、大阪と同じく最初のターンの後に歓声。次のターンの後も歓声が上がっていた。更に激しくなっていくドラムソロがかっこいい。(羽田)


7.ここで会ったがけもの道

セッションから斎藤くんが「けもの道 けもけもの道」と言い始まった予想外のB面曲。こうしてまたカップリング曲がセットリストに入ることが嬉しいし、コロナ禍前のように会場に響き渡った「成敗! 成敗!」に何だかぐっと来てしまった。斎藤くんの低音の歌い方がとても好き。こうしてB面曲前にセッションを付けてスポットを当ててくれることが何よりも嬉しい。



斎藤くんの「けもの道 けもけもの道」少し掠れめ控えめ。そして田淵のコーラスの歌声がかなり良いことにようやく気付く。かなりの美声では。(滋賀)

斎藤くんの「けもの道 けもけもの道」は比較的しっかりめの発音。(大阪)

「担当者が不在なので」からの斎藤くんの強気の歌い方が最高。何より「成敗! 成敗!」が楽し過ぎる。(羽田)


8.アンチ・トレンディ・クラブ

大きめの会場ではこの曲からステージバックのNinth Peelロゴのネオンが光り始めた。ライブハウスの方がこの曲はめちゃくちゃ合っていて良かったと思う。更に大好きな曲になったし、けもの道からの絶妙な間で繋がれてイントロが始まった瞬間毎回気持ちが昂った。ライブハウスの方が3人の声がしっかり聴こえるし、この曲も間奏で斎藤くんが貴雄の方を向いて激しくギターを掻き鳴らしていることが多かった。
今回、秋田公演でかなりの近距離で斎藤くんの歌いながらの難解すぎるギターの手の動きをじっくり見ることが叶ったのだけれど、とにかく「凄すぎる」という感想しか出てこなかった。
この曲も3人で歌う「一緒にいようぜ できるだけ」があるし、nextでもセットリストに入れてくれたことにただただ感謝。

とにかく斎藤くんの手元ガン見。信じられないほど手が動いてる、口も、足も。同じ人間…?多分違う。(秋田)

なんかもう最高にテンション上がる曲になっている。ちょっと自信はないですが斎藤くん1A歌詞あやふやでなかった…?(音響の関係で聴き取りづらかっただけかも)。過去1番3人の「一緒に居ようぜ できるだけ」が大きく聴こえて痺れた、小箱の魅力が最大限。(滋賀)

久しぶりに後ろの「Ninth Peel」ロゴが光っているのを見た。ゴリラホールは照明がいい。これまでに見たことない感じだった。間奏後の「多数みんなが好き なものだけが正義」の部分、斎藤くんが首を斜めに傾げて目を細めて歌う姿、凄く好き。(大阪)

貴雄のドラムのリズムに合わせてチカチカする後ろのロゴのネオン、出来る子。ちょっと貴雄が「一緒にいようぜ」遅れてたかも?(気のせいかも) 。そしてこの曲本当に好き!(羽田)


9.きみのもとへ

ライブでようやく聴けた嬉しさもあり、毎回本当に楽しかった。田淵の自由な踊りとか斎藤くんがたまにギターソロで遊ぶ日もあったり、手拍子するのも何もかも楽しかった。斎藤くんの歌も弾けていて、「脳内でリハーサル できるな!ら!ば、」の辺りの砕けた歌い方がとても好きだった。
「コンスタントに年が暮れる 来年もよろしくどうぞ」という歌詞、年末が近付くnextのツアーにぴったりだと思ったし、来年が20周年で「よろしくどうぞ」なのかと思うとこのタイミングまで敢えて近年のライブのセットリストに入れずにいたのだろうか。結構な人気曲だと思うので全然セットリストに入らないのがずっと不思議な曲でもあったが妙に納得した。

斎藤くんの汗がギターに落ちまくっている。間奏で手の汗が凄かったのかギター2ストロークせず手をシャッシャッと振ってた。田淵が可愛いコーナー(秋田)

きみのもとへギターソロアレンジ、私が観た中ではこの日が1番遊んでいた。(名古屋1日目)

田淵ダンスが全然見えなかった…でも楽しいは伝わる。(滋賀)

元気に踊る田淵が見れて良かった。斎藤くんギターソロちょいちょい変えてる。そして歌っていないところは手がよく動いてる、ギターのストロークの手の動きが可愛らしい。(大阪)

楽しそうに踊る田淵全部見れた。斎藤くん、ギターソロ結構遊んでらした。そして片耳(左)ずっと押さえてた時あった。毎回本当に楽しかった。(羽田)


10.いけないfool logic

斎藤くんが「新曲!」とコールして始まったいけないfool logic。横浜で初めて聴いた時からなんてライブ映えするのだろう、と思っていたけれど本当に毎回聴けるのが楽しみでならなかったし照明もカラフルで3人も楽しそうに演奏して歌っているのが見ていて楽しかった。
横浜で聴いた時にだいぶアウトロをカットしているな、と思ったけど次に参加した秋田ではそんな風に感じなかった。実際どうだったのかとても気になる。
「結局僕らが勝利しちゃうから 狂騒をくれよ!」の狂騒=次の曲のことだったら面白い。

みんな楽しそうで嬉しい、やっぱり新曲はライブで育っていくのを感じる。(滋賀)

大きなライブハウスだと同期の音がより華やかに聴こえるし照明も可愛らしくていい。あと音源よりドラムがしっかり聴こえるのが好きポイントのひとつ。あと3人の間奏でのハミングもかなりの好きポイント。(大阪)

曲が始まった時のスポットライトが下から上に次々と上がっていくのが何だかショーが始まるような感じでこの曲に合ってて今更ながら凄くいいなと思った。映像になるなら引きの絵で欲しい。(羽田)


11.カオスが極まる

イントロに入る前の同期の音で既にボルテージが上がる。新曲から1つ前のシングル曲であるカオスが極まるに繋げるのも何だか憎くていいなと思った。毎回ステージ上の3人がカッコよすぎたし、このブロックの最後を締める曲としてはあまりにもぴったり過ぎた。ロックな曲で最後の音の後に暗転する流れ、大好き。

新曲からの繋ぎが凄くいい。最後、貴雄が右手のスティック落としたんだけど(わざと投げた?)新しいスティックを取り出さず左手だけで叩き切って3人向かい合って最後右手でシンバルをバーンと叩いてた。カッコよすぎでは…。(秋田)

爆音サイコー。斎藤くんの声の調子もサイコー。(滋賀)

「How crazy is that feeling?」の部分のライトがめちゃくちゃ良かった、上の白色スポットライトがくるくる回るやつ。貴雄のスティック回しも見れて満足、間奏では立ち上がっていた。アウトロは空気と戦う田淵、そしてまたベース高く掲げてたような。1番最初に聴いた横浜よりもこの2曲の繋がり、間が空くようになった気がする。(大阪)

田淵はまた見えない敵と戦っていた。貴雄が顔動かさずにシンバルバシバシ叩く姿超カッコいい。(でもこの曲かM19かどちらか。ちょっと自信ない) 毎回超カッコいいのハイライトがこの曲に詰まってた。(羽田)


ここで2回目のブレイク。

新しいスティックを選ぶ貴雄 。1本取って違う、と別のスティックを取り出す。なかなかこんな場面見れないのでガン見した。そこからドラムの調整(かなり長め)。そしたら斎藤くんが貴雄に何か話しかけてた。耳栓してたので全然聞こえなかった。(秋田)

下手横に設置されている空調がゴォーーーーと音を立てている。上に設置されていた空調も本気出したのか、水滴がたまにポタポタ。ここまでめちゃくちゃ暑かったけどやや涼しくなった。でもこの先の曲のことを考えると空調もう少し黙って欲しかった。(滋賀)

貴雄1本目の水飲み終えて2本目開けてた。(大阪)


12.もう君に会えない

ブレイク後、斎藤くんが貴雄のドラムチェックが終わったか確認した後にギターを少し鳴らし、「彼女が消えちゃった日」とアカペラで歌い始める。スポットライトが斎藤くんだけを照らして、「考えてなかった」まで歌う。
その後でドラムが入り、改めて曲が始まる。毎回斎藤くんの歌い方も変わっていたし、音源の歌がめちゃくちゃ良いと思っていたけれどライブで聴いた時の切なさや悲しさはこれまでのどの曲にも無かった感情で、毎回胸が締め付けられるような気持ちになった。

ギターのコード進行がめちゃくちゃ難しい…つい手に釘付けになってしまう。ちなみにスピーカーが近かったのでこの日は歌をちゃんと聴けていない。
終わってすぐスタッフさんを呼ぶ声「気絶した人がいます!」と。こういう時ちゃんと助けを求めて声を上げられる人尊敬する。スタッフさんも前方から駆け付ける(大丈夫だったみたい)。でもこの後の曲にすぐ繋がってはいないけど次の曲への繋がりが重要な場面だとは思うのでその間斎藤くんも田淵も動揺せずほぼ動いていなかった。嫌そうな顔はしていなかった(貴雄は覚えてない)。集中力切らせないようにしているのが伝わってきた。そこはスタッフさんに任せていい部分だと思うので。(秋田)

もう君に会えない…最後の「会えない」が本当に会えない感満載だった。ない、の発音が強めだった。(名古屋1日目)

これまで聴いてきた中で(勝手に)強くて芯のある歌い方をしていたように思う。だけれど最後の「会えない」の儚さも1番で、胸が苦しくなった。(滋賀)

2サビ最後の「もう君に会えない」の「会えない」は全然伸ばしてなくてすぐ切ってた 。ドラムも後半、いつもより叩き方強くてまじで胸が苦しくなってしまった。ゴリラホールは本当にドラムの音がよく聴こえて良い。始まりのスポットライトの当て方、いつもとちょっと違うな?と思った。(大阪)

斎藤くん、「君がよぎったんだよ」の辺りとか、音源と違って少し溜めて歌ったりしているの良い。そして最後の方めちゃくちゃ良い歌い方してる部分ある、円盤で確認したい。多分もの凄くウィスパーに近い感じの絞った声で歌ってた気がする。(羽田)


13.夏影テールライト

もう君に会えないが終わって拍手が起こり、その後貴雄のカウントで静かに始まった。その温かいイントロのギターの音と、優しいベースの音、そして繊細でも力強く展開していくドラムの音に何だか救われるようなそんな気持ちになった。
どうしてもう君に会えないの後にこの曲を持ってきたのか、最初に聴いた時はなぜだろうと思っていた。でもこの曲が始まった時に感じた心の温かさ、それはこの曲が温かい光に包まれた曲だからだろう。さっきまでの悲しさを優しく昇華させてくれるような丁寧な歌と演奏に毎回聴き入った。
そして最後の「幻に消えたなら ジョークってことにしといて。」に尽きると思う。実際の夏影テールライトでの歌詞の意味とは違うものだと思うけれど、ここではジョークってことにしたかったのだ、きっと。

拍手が静かになった後、少し間が長めにあり貴雄がカウントして始まった。斜め後ろからオレンジ色の照明がステージを照らしていて妙に温かい気持ちになる。滋賀に来る途中での訃報で悲しい気持ちを洗い流してくれるような気持ちになった、きっとこの曲がこの位置に置かれたのはそういうことなんだろう。この2曲の時は奇跡的に斎藤くんがしっかり見えた、何だか浄化された。(滋賀)

Aメロで斎藤くんがギターを1ストロークする度に片耳ずつイヤモニ触るものだから気になって仕方なかった。イヤモニと相性悪い日。でもギターも歌も丁寧だった。(大阪)

途中田淵がこの曲では珍しく貴雄の方を向いていて、その時の田淵を見る貴雄の微笑みが尊すぎた。もう君に会えないは基本的にそこまで照明動かないけれど、Zeppではサビで花模様の照明が上から落ちるようにステージを照らしていて、夏影テールライトは逆にアッパーライトで下から上を照らしている。照明でこの2曲の感情を表しているような印象を受けて1人震えていた。(羽田)


拍手の後少しのブレイクを挟み、ドラム→ギター→ベースで進んでいくセッションへ。貴雄がドラムを叩き始めた頃に、田淵を見ると貴雄を見てと合図している日があった。ギターのパートで斎藤くんは上手前方へ出ていき、次のベースのパートで田淵は下手前方に出て来ることが多かった。「ダッダッダッダッダッ!」という決まったリズムがとても心地良くて好きだった。
前半は貴雄が立って雄叫びを上げる時もあったが、後半はなかったように思う。

セッションで斎藤くんはセンター前に出てきた、再び近いやばい。田淵は下手前に出てきてた。貴雄叫んでいたような気がする。(秋田)

セッションで斎藤くん、ギターパートは上手前方へ、田淵はベースパートで下手前に出てきていた。リズムに合わせて手を挙げると田淵が嬉しそう。貴雄、雄叫びなし!(名古屋1日目)

セッションで斎藤くん、ギターパートは上手前方に出てきていた。田淵はベースパートで下手前に出てきていた。リズムに合わせて客席の方を見る田淵。貴雄の雄叫びは無かった気がする(まじで全然見えない)。このセッションが始まる時、田淵が客席に向けて貴雄の方に親指立ててあっち見てってサイン出してたが、見たいけど見えない。(滋賀)

セッション始まりはやはり田淵が客席に貴雄見て、と指指してた。斎藤くんはギターパートは上手前方に出てくる、膝曲げて弾いてる。田淵はベースパートで下手前に出る。貴雄雄叫びは無かったけど叩き方が熱かった。(大阪)

静かに貴雄がドラムを叩き始める。何となくだけどこれまでとちょっと始まり方が違ったような気がする。かなり抑揚付けている感じ。斎藤くんはギターパートは上手前方に出てくる、田淵はベースパートで下手前に出る。貴雄は立ち上がってドラム叩く! そして貴雄が立ったまま両手でスティックを斎藤くんに向けると次の曲へ。(羽田)


14.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ

イントロが始まって斎藤くんが「ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ」と曲名をコールする。
再び盛り上がりを見せる会場。ギターソロやアウトロで田淵と斎藤くんが向かい合っていたり、田淵がドラム台に乗って貴雄と向かい合っていたり、とにかく楽しんでいた印象が強い。Ninth Peelの曲の中でも1番の定番曲になりそうな勢い。
斎藤くん、後半のライブでは最後の「制御不能だ」の語尾をかなり伸ばして歌っていた。

間奏で田淵が斎藤くんに近付いていって向かい合ってた。田淵はこっちを向いてるので斎藤くんを見る目の大きさにビビる、その後でベースを縦にして弾いていた。迫力が凄い。(秋田)

間奏では田淵が斎藤くんに近付いていって向かい合ってた。最後の「制御不能だ〜〜〜~〜〜〜」めちゃ長かった(過去最長記録)。(滋賀)

間奏で田淵がドラム台に乗って貴雄と向かい立って激しく弾き合った後にベースを縦に持って客席側を向いて弾く(かっこいい!)。アウトロでは田淵が斎藤くんに近付いていって向かい合い。今日も最後の「制御不能だ〜〜〜〜~〜」長め。(大阪)

貴雄が斎藤くんにスティック向けた後イントロのギターの音が鳴るのカッコよすぎでは。からの斎藤「ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ」!毎回言い方も若干変わっていた。この曲でも最後の方めちゃくちゃ歌い方いい!と思うポイントあったけど忘れた…映像で確認したい。最後の「制御不能だ〜〜〜〜」そこそこ長め。最後は斎藤くんを照らすスポットライトが絞られる。(羽田)


15.世界はファンシー

イントロの田淵の動きが相変わらずで面白い。相変わらず斎藤くんの早口が冴え渡っていた。
「担当者が不在ならばその間に口実作って以上終了だ」という歌詞があるけれど、思えばここで会ったがけもの道にも「担当者が不在なのでかけ直してもらえますか」という歌詞があった。そんな少しの繋がりを回収するかのようにどちらもセットリストに入れて来る田淵、恐るべし。

斎藤くんの手癖はいつもより少なめ控えめ。田淵あんまり自由に動けなくてかわいそう。貴雄がドラムめちゃくちゃ強く叩いてた部分があった。(秋田)

冒頭の「フッ!」が元気な斎藤くん。ドラムアレンジ多めの貴雄。(名古屋1日目)

田淵イントロからめちゃノリノリ、狭い中動き回る。斎藤くん、ギターソロで髪バサァ→おでこ全開パターン多めの日。(滋賀)

冒頭の斎藤くんの「ファッ!」が元気。斎藤くんがカッコよく歌っている後ろを田淵が変な動きをしながら通り過ぎていくの改めて見ると面白すぎる(シュール)。2A田淵が上手側から斎藤くんに絡んでいく。おかげで「あ あ あ…」ギリギリ。多分貴雄が間奏あたりでちょっとドラムアレンジ入れてた。(大阪)

イントロ、田淵が前に出てきていて変なポーズ決めてた気がする。斎藤くんの「る る る」の歌い方、"れ"に近い発音。ギターソロの時田淵が貴雄の方向いていて過去最高に激しいドラムが完成していた。斎藤くん、最後の「ダサく散ってRebornするんだって」か「ロールシャッハって」かどこか忘れたけど「ってェ!!!!」ってめちゃくちゃ語尾強く歌っていて好き!となった。この日の優勝曲かもしれない。(羽田)


16.フレーズボトル・バイバイ

まずドラムが入り、そしてイントロから3人の「フレーズボトル・バイバイ!」で一気にテンションが上がった。このイントロで3人が向かい合うことも多く、いつも楽しそうな3人を見ているだけで幸せな時間だった。
田淵が「お前誰だよ」を誰に向かって言うのかが毎回楽しみだった。客であったり、斎藤くんであったり、言わない日もあったりとにかく楽しませてもらった。そして田淵がラスサビの「Peek a peek a boo」の部分で両手を交互に緩く突き出すポーズがあったり。
「今をちゃんと見ないなら もったいないまま終わっちゃう」その歌詞の通りにライブを楽しもうと思ったし「Hello, 今夜も楽しかったね」をライブ終わりにいつも思い出した。
そしてアルバムを繰り返し聴くとわかる繋がりをライブでも再現してきたところが、今回のツアーの1番の醍醐味であったように思う。

1Aで田淵が斎藤くんの後ろから上手側に回り「お前誰だよ」と言う。斎藤くんも笑顔。田淵が近くまで来たので嬉しい。(秋田)

「お前誰だよ」と田淵に言われた(下手側にいた)。ラスサビの「Peek a peek a boo」で田淵が両手を交互に突き出していることに気付く。こんな可愛らしい動きしてたの?!(名古屋1日目)

イントロだけでステージ上の3人から楽しさがめちゃくちゃ伝わってくる。田淵は1Aで目の前から消えてると思ったら上手端に移動していてその辺りの人々に「お前誰だよ」、2Aは下手の人々に「お前誰だよ」攻撃。とにかく楽しい曲。(滋賀)

始まりで3人が向かい合うのが凄くいい! 田淵、1Aは上手端まで来たけれど歌ってなかったので「お前誰だよ」と言われずに済んだ。2Aは下手端に行っていたけれど歌っていたかは不明。「Peek a peek a boo」の田淵の両手交互に突き出す動きが本当に可愛い。貴雄が微笑みながら客席を見ていてちょうどいい目線の先に今回場所取り出来たので自分を褒めた。(大阪)

貴雄がドラムを叩き始めてそこにギターがベースが入ってイントロへ、3人の「フレーズボトル・バイバイ!」で会場の盛り上がりも最高潮になる感じ本当に好き。田淵が両脚広げながらぴょんっとジャンプしてる(かわいい)。
田淵、1Aは下手端に行って「お前誰…」と言ってるのは見えた。2Aは何故か斎藤くんの右前のスピーカー前にしゃがんで斎藤くんを見上げるようにしていた田淵、斎藤くんに見下されながら「お前誰だよ」と言われていた(表情見えないけど絶対嬉しそうな田淵の背中があった)。「Peek a peek a boo」の田淵、両手交互にゆる〜く突き出す。(羽田)


17.スペースシャトル・ララバイ

フレーズボトル・バイバイの「忘れられない今日になった!」からの「忘れたくても忘れない 今を繋いでいく」という、まさに「今」を繋いだセットリスト。この2曲の繋ぎのためにnextがあったと言っても過言ではない(いやそんなことはない)。斎藤くんが1フレーズ歌った後で、田淵が毎回1番良い顔をしていたのが忘れられない。私たちもこの繋ぎを待っていたし田淵自身もそれに応えてくれたような、初めて相思相愛になったようなそんな不思議な感覚があった(勝手に)。
「青すぎる空を泳ぐ希望みたいなもの」から斎藤くんが1人で少しテンポを緩めて歌い始め「小さくなってくスペースシャトル」の歌い方もごく弱く、時々途切れるように繊細に歌っているのがとても好きだった。優しく響くギターの余韻を残しながら「さよなら この瞬間が答えなんだろ?」で更に明るくなるステージに毎回感動した。
田淵はこの曲でステージの隅から隅へ移動したり2階席に向かってもずっと歌いながら訴え続けていて、改めて良い曲だなと思った。

始まるとめちゃくちゃ嬉しそうな田淵。笑顔も両手も全開でやってやったぞ!と喜びを露わにする。この曲の途中で斎藤くんが右耳のイヤモニを外す。貴雄も立ち上がって後方にスティックを向けていた。でもたまに前の人にも笑いかけてくれるの貴雄は…!(秋田)

この日の田淵はイントロでベース撃つやつ。嬉しそうに一撃!(名古屋1日目)

やはりめちゃくちゃ嬉しそうな田淵。イントロでベースで撃つやつ、センター付近(やや下手)に向けてぶちかましていた。斎藤くんも本当にいい顔して歌っている。(滋賀)

貴雄が「忘れたくても忘れない 今を繋いでいく 僕たちのスピードで」と口が動いているのを見て何か嬉しくなって泣きそうになった。その後のイントロで田淵は両手上げてやったー!という全力のポーズ。田淵、基本ずっと歌ってるんだけど2Aは下手側の2階席に向かって全力でずっと訴え続けてた、目をめいっぱい開いて。気付いたら斎藤くん左耳のイヤモニ外していた、珍しく左。「譲れないこの心が愛されたいのに」の「愛されたいのに」の歌い方が毎回良い…。それと「青すぎる空を泳ぐ希望みたいなもの 小さくなってくスペースシャトル」の部分は毎回良すぎる、国宝にしたい。映像化絶対して下さい。(大阪)

「忘れたくても忘れない」と始まった時から後ろのNinth Peel nextのマークがキラキラと光り出すのがきれい。1Aで上手方面に駆け出して行った田淵、ずっと歌ってる。2階に向けても全力で歌って想いを伝えてくれていた。斎藤くんの「ちゃんと決めてくれよぉ〜」とこっちにお任せする感じの緩い歌い方好き。でもやっぱり「青すぎる」からの流れが優勝過ぎる、この日はカメラが入っていたので円盤化を心から待ってる。田淵がベースでバーンて撃つやつ、私の席の延長線上でやってくれてたので撃ち抜かれた(2階まで届いた)。(羽田)


18.Invisible Sensation

斎藤くんの「ラスト!」コールから「高らかに」の歌い出しの後、アルペジオのギターがなくバンド全体で音を鳴らす全く新しいアレンジで始まった。横浜の時に衝撃が大きすぎてすっかり始まり方を忘れていたので、その後に参加した秋田のライブではとにかくしっかりアレンジを聴こうと決めていた。
ユニゾンの中で1番好きな曲だけれど、泣いたのは横浜の1回のみ。その後はとにかく会場の中で1番楽しむぞ、盛り上げるぞ、ここにこの曲にめちゃくちゃ救われた人間がいる、ありがとうという気持ちを全力で伝えるぞ!という気持ちで毎回この時間を待っていた。

Invisible SensationはPatrick Vegeeのツアーで久しぶりにセットリストに入って、その時もとても嬉しかったのだけどその後はいつか本編のラストを飾って欲しいとずっと願っていた。fiesta in chaos青森のオーディオコメンタリー(Ninth Peelの完全生産限定盤のBDに収録)で田淵が10% roll, 10% romance、Invisible Sensation、fake town babyの話題について触れているのだけれど、その時にInvisible SensationはPatrick Vegeeのツアーでセットリストに入れて、お前生きてたのか感を出せたと言っていた。その話を聞いて当面の間きっとセットリストに入ることはないのだろうと思っていた。

まさか、このタイミングで本編のラストに持ってくるなんて。スペースシャトル・ララバイで「君」がちゃんと選んで「決心を祝う!」の後に「だけどいつか 誇れるくらいには 人生はよくできてる」というInvisible Sensationを繋げてくるところ…もう、それはまるで人生の応援歌のようで。(今ふと思ったのが「スペースシャトル」って選択しなかった他の選択肢、という意味で捉えることもできるかも。)
どんな選択をしても、いつかは誇れる人生になるということ。だから、生きてほしいと。(やっぱり、やっぱり好き過ぎる…!!!)
TOUR Ninth Peelを振り返るの記事で、Ninth Peelは1枚が人生をなぞっているようなアルバムなのではと書いていたけれど、まさにInvisible Sensationはそのツアーの締め括りとして最も相応しい曲だったように思う。

青森のコメンタリーで当面の間やらないと見せかけておきながら(私が勝手にそう解釈したということもあるのだが)、この機会を虎視眈々と狙っていたのだろうか。嬉しい限りだし、フレーズボトル・バイバイからのスペースシャトル・ララバイへの繋ぎからラストのInvisible Sensationへ。まさに忘れられない今日になるという演出。生きていて良かったと毎回思った。

最愛の曲を最前で観て、聴ける贅沢。もう何も言えない。(秋田)

「ラスト!」と斎藤くんが言った後で毎回覚悟してしまうのだが、イントロのアレンジが本当に大好き… 。この後半の流れからのインビジ締めが最高。序盤めちゃ元気に飛び跳ねてた周りの若い子たちが若干疲れていたけど私はこの曲はセトリに入れてくれてありがとうの気持ちで間違いなく会場内で1番跳んでいた。そして何より「生きてほしい!」がグサグサ刺さった日。(滋賀) 

出だしから貴雄が立ち上がっていて、いつもより「高らかに」の歌い出しまで少し間があった。立ち上がってドラム叩いてくれて感無量。この出だしのアレンジにめちゃくちゃ感謝した瞬間だった 。田淵もずっと歌いながら客席に訴えてるんだけど本当にいい表情してる。大好きな、圧倒的すぎるやつを今日もありがとう。(大阪)

また貴雄が最初から立ち上がってくれた! 田淵ニッコニコ。だけどこの曲コーラスが多いから間奏以外あんまり動けないの。ラスサビの「Invisible Sensation」で手を挙げる田淵好き 。貴雄が途中スティック2カウント入れてたのこの曲だろうか?(それかM20のどっちかだろう…) 毎回、本編ラストにしてくれてありがとうの気持ちで聴いていた。(羽田)

斎藤「ユニゾンスクエアガーデンでしたバイバイ!」
田淵は長いこと客席に目を向けて笑顔を振りまいている時間が長かった。斎藤くんはいつものように片手を上げてギターを置いて、手を振りながら捌けて行く。貴雄もこの時は下手側から普通に捌けていくことが多かった。

当たり前だけど捌けていくメンバーが近い。田淵がひとりひとり客に向ける笑顔が凄い。いつか受け止めたい。(秋田)

凄いじろじろと客席を見て、納得して笑顔で捌けていく田淵。貴雄の衣装、改めて見るとめちゃくちゃ暑そう。そういえばZeppクラスでは珍しくマイクがハウリングしていた曲があり、斎藤くんが渋い顔をしていた。(名古屋1日目)

貴雄はほぼ見えなかったけど、たまに見える斎藤くんも笑顔多かった気がする 。何だろう、凄い良い日だった。田淵汗すごい(頭振ると汗が飛び散ってるのが見える)、多分みんなすごいし、私も。田淵が一瞬ニヒルな顔になって、でもその後笑って捌けていった。貴雄はわざわざ少し前に出てきてから捌けていった。やっと見えた、嬉しい。そして暑そう。ちなみに斎藤くんが捌けていく姿は見えず。(滋賀)

田淵、長めにステージに残ってニコニコ手を振ったりしてた。(大阪)

終わって貴雄が立ち上がって、両手を広げてしばらく余韻に浸っていた(まるで神…)。(羽田)


アンコール。
基本的にTOUR Ninth Peelの時と同様に、出て来るのが早い。
そして斎藤くんが「おまけ!」と言ってアンコールの曲へ。

最後にステージに出てきた貴雄、下手壁側にいた人に対して「大丈夫?」と問いかける。自分のことかと思った田淵「俺?」みたいな顔をする。違う、と貴雄再び「大丈夫?」と問いかけ、田淵はまだわかってなさそうだったけど何か気付いたようだった。貴雄、優しい…と思った(具合悪そうな人いたのか、真相は不明)。(秋田)

斎藤くん、捌けてからタオルで頭をわしゃわしゃ拭いてそのまま出てきたのか、髪ボッサボサの状態で出てきたらしい。全然見えず、見たかった。(滋賀)

メンバーすぐ出てくる。斎藤くん、やや髪ぼさっとしてる。もっとぼさっとしててもよい。(大阪)

ヘトヘトでようやく水飲もうと思ったらすぐ照明ついて田淵出てきた。この早さは多分過去最速。水飲まないと死ぬと思ったので急いで水飲んでたため、メンバーが出てきた様子をあまり見れず。でも映像収録されてるはず。(羽田)


19.ライドオンタイム

斎藤くんが「Ladies and Gentlemen!Ride on time!」とコール。田淵が最初は記憶を失ったように客席を見ていたが徐々に表情がほぐれていくのを見ているのが楽しかった。
ライドオンタイムは「恋する惑星」との「惑星」繋がりで選曲されたのかと思ったが、アンコールはもうNinth Peelを超えて"next"に突入しているのではないかと考えた。「ほら、世界は絶対に どうしようもないはずの僕と君を スタートラインで待っている」という歌詞が、20周年のスタートラインで待っていると言っているように聴こえてしまった。毎回斎藤くんと田淵のお楽しみコーナー(?)もあり、本当に楽しかった。
「大丈夫。まだ生きてるよ」と歌っているのも粋すぎる。

貴雄が斎藤くんにどうぞーと合図して、斎藤「おまけ!」で始まる。確か2番のどこかで田淵がステージ際、私の斜め前くらいでしゃがんでベースを弾き始める(斎藤くんの方を見ながら)。田淵が近い!という気持ちとともに、背中が広くて丸くて何か、かわいい!髪の毛くるくるふわふわでかわいい!という気持ちでいっぱいになった。そしたら斎藤くんが田淵に対角で向かい合うようにマイクをスタンドごと少しずらして歌い、田淵の顔は見えなかったけど斎藤くんも平然とした顔で歌っていた。不思議な時間だった。斎藤くんは田淵の顔を見て歌いたかっただけだろうか? そして立ち上がった田淵、斎藤くんが歌ってるからそっち見て、みたいな目配せを客席に向ける。(秋田)

2Aだったと思うけれど、斎藤くんがギターの1音をピーンと高い音で鳴らす。そして斎藤くんにつきまとう田淵がいた。(名古屋1日目)

田淵が途中までスンッとしてたのにサビ前かどこかで急に口閉じたままニコーッと笑って笑顔になったのが何とも可愛かった。2Aで田淵が斎藤くんに絡みに行ったのは何となくわかったけれど、何が起こっていたかは全く見えず不明。斎藤くんが田淵を見てめちゃくちゃ笑っていたその顔だけ見えた、その笑顔プライスレス。ただギターの音が変だったので田淵が弾いていたのだろう。絡み続ける田淵、かなり長い間斎藤くんの邪魔をしていたらしい。
途中、田淵マイクずらして歌っていた? 若干ズレた位置に田淵が見えた気がした。(滋賀)

貴雄がまた歌ってる…!(多分いつもどこかしら歌ってると思うけど)確か「乗り遅れちゃだめだよって言ったんだ」のところ。2Aで田淵が斎藤くんに近づいていってしゃがんで何回か片手で失礼、と合図してエフェクターいじる。何か変なギターの音出る、苦い顔する斎藤くん。もう本当に斎藤くんがニッコニコで歌っていてそれだけで平和。(大阪)

イントロ、ベース弾く気のない田淵。最初の方ベースの弦押さえる左手、下からでなく上から押さえてた、なんで?2Aで田淵が上手側から斎藤くんの斜め前の方に回り、ギター鳴らす部分でまた手を伸ばしてエフェクター押してて変な音鳴らさせてた。その後田淵片手ガッツポーズぶんぶんして喜ぶ(かわいい)。斎藤くん、めちゃくちゃ楽しそうにノリノリで歌ってた。たまにおでこ全開にさせながら。ミラーボールが綺麗。(羽田)


20.mix juiceのいうとおり

同期のピアノの音が流れてくるとあぁもう最後の最後なのか…と寂しい気持ちになったけれど、いつもより寂しさが少なかったのはこの曲で次のライブの存在を思い起こさせてくれたからなのかもしれない。この曲のピアノを弾いてコーラスにも参加しているイズミカワソラさんが次のツアー「UNICITY Vol.2」にゲストとして出演が決まっている。つまりこの曲は必ず演奏されることが決まっているようなもの。でも敢えてこの曲をこのツアーのラストに持ってきたのは、次のライブへ繋げるという意味もあるのかもしれない。そう、斎藤くんも「ラスト!」と言っていないのだ。
秋田公演で気付いたのだけれど、イントロで田淵が大きく手を振っていたのが印象的。斎藤くんがギターのアレンジを加えていた日もあったし、貴雄がドラムを強く叩いたりアレンジを入れている日もあった。色々な感情をまるごとミックスジュースで大団円。後ろのネオンも淡いミックスカラーでとても綺麗だった。
「何気ない毎日でもまた生まれ変わる」…また何気ない日々に戻っても、元気に次のライブで会えますように。

イントロの同期が流れてくると田淵が手をゆる〜く大きく客席に向かって振る(笑ってないけど名残惜しそうで非常にかわいい)。貴雄もどこかで手を振ってた。間奏で田淵がセンター前に出てきて斎藤くんも前に出てくる。近い!近い!! もう一生今日のことは忘れません。(秋田)

イントロで手を振ってめちゃくちゃ笑顔の田淵。最初の「一聴じゃ」でゆっくりイヤモニ外した斎藤くん。(名古屋1日目)

同期が流れてくると下手で客席に向けて手を大きく振る田淵。田淵のAメロ横揺れ→Bメロ細かく横揺れが可愛らしい。ギターソロで斎藤くんに真ん中行くように指示?した田淵。そしてセンターでの斎藤くんのギターソロはアレンジ多めで楽しいったらありゃしない。斎藤くんが定位置に戻る時、田淵がちょうど後ろにいてややぶつかって斎藤くんがびっくりしていたけど両腕上げてガッツポーズ?何回か上下に動いて大丈夫!と嬉しそうにしていた。(滋賀)

同期が流れてくるといつも手を可愛らしく振っていた田淵だけど何故かこの日の手の振り方めちゃくちゃ適当だった!バサッ、バサッみたいな。ギターソロで上手端に行った斎藤くんと田淵、向かい合ってお互い楽しそうに弾いてたけど斎藤くん、時間ギリギリ「シュビドゥバ…」に間に合ってた。その後定位置に戻るの余裕そうな田淵。後半、貴雄がドラム強めにアレンジしてて好き過ぎた…今日はオンドラムスタカオスズキデーだった、間違いない。しかも最後華麗にスティック回して曲終わらせてたのカッコよすぎだった。(大阪)

下手でゆるりと手を振る田淵。ギターソロでセンター前方に出てきた斎藤くん。その後ろをつけるように田淵がストーカー。背後からどんどん近付いて斎藤くんの右肩に顎を乗せるような形に。田淵の近さに斎藤くんもびっくり。斎藤くんが定位置に戻ってもついていく田淵、しばらくストーカーした後ゆっくり定位置に戻っていく(シュール)。どこかで定位置の前のスピーカー辺りにしゃがんで客席見ながら笑顔で歌う田淵もいた。(羽田)

基本的に田淵はスタッフさんにベースを預けてそのまま袖へ消えていった。斎藤くんは「バイバイ!」も「またね!」も言っていない。

斎藤くんニコニコしながら手を振って捌けていく。斎藤くん側にいて良かった、ちゃんと下手の方も見てた。田淵も早めにワーっと去る。貴雄はセンターで止まっておでこに両手でハートを作って、それをパァッと振り撒いて笑顔を見せて捌けていった。(秋田)

両手を広げて歓声を受け止める貴雄。カッコよすぎ。(名古屋1日目)

田淵はすぐ捌けていったけれど、後ろ姿は両手を上に上げてバイバイみたいに振っていた。斎藤くんまたも全く見えず。貴雄、真ん中に出てきて両手を広げたところまで見えた。その後下手端でもう一度振り返っていた。(滋賀)

田淵すぐ消える。斎藤くん、曲終わってすぐ両手を上げる!めちゃくちゃいい笑顔!そしてギターを置いて両手で手を振ってくれた!両手!!途中で何回か手を振りながら捌けていく。貴雄は上手側から回ってセンターを通って両手を広げて捌けていった。上手側通ってきてくれてありがとう!!(大阪)

田淵、ベースをスタッフさんに預けてそのまま消えていく。斎藤くん、曲が終わって両手を挙げる。その後ギターを置いて上手側のクレーンカメラ?に向かって両手で指差しポーズ(ウサインボルトみたいな)。カメラからの映像とそのポーズがよくわかる引きの映像どちらも見せて欲しい。その後、捌け際まで片手ガンガン振ってくれていた。貴雄は下手側から前に出てきて、胸の辺りで両手でハートを作り、パァッと振り撒いて捌けていった、受け取った!(羽田)


「next」が実はダブルミーニングではないか、と思った件について。
TOUR "Ninth Peel"での本編のラストは恋する惑星、そしておまけのラストがKaleido proud fiesta。どちらもNinth Peelの収録曲で、当たり前だけど1番良い所にアルバム曲が散りばめられていて、いかにもアルバムのツアーだなという感じだった。もちろん、このセットリストも大好き。

そしてTOUR "Ninth Peel" next。本編のラストがInvisible Sensation、おまけのラストはmix juiceのいうとおり。Ninth Peelの曲はもちろんやっているけれど、ちょっとアルバムツアーと言うにはアルバム収録曲を差し置いてこの曲たちをラストに持ってくるという謎。セットリストの流れは静かにNinth Peelから次のフェーズへと移行していたのではないだろうか。nextとは2周目という意味なんだろうと思っていたけれど、実はスペースシャトル・ララバイから先はもう来年、つまり20周年に繋がるセットリストだったのかもしれない。
その「次」の、next。
(あくまでも、ここまでの感想は個人の考えた憶測であり実際はどうなのかわかりません。でも色々膨らませすぎたなぁと思う。反省。)

今回も、今夜も楽しかったねの連続だった。
最高のセットリスト、ありがとう!!

TOUR Ninth Peel "next"
セットリスト

1.スカースデイル
2.天国と地獄
3.恋する惑星
4.BUSTER DICE MISERY
5.23:25
6.kaleido proud fiesta
(セッション)
7.ここで会ったがけもの道
8.アンチ・トレンディ・クラブ
9.きみのもとへ
10.いけないfool logic
11.カオスが極まる
12.もう君に会えない
13.夏影テールライト
(セッション)
14.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ
15.世界はファンシー
16.フレーズボトル・バイバイ
17.スペースシャトル・ララバイ
18.Invisible Sensation

おまけ
19.ライドオンタイム
20.mix juiceのいうとおり

「スキ」は書くための原動力になっています。良ければ♡押してください。読んでくださりありがとうございます。(サポートは不要です)