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2024年10月1日 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2024 「20th BEST MACHINE」 栃木県 宇都宮市文化会館


開場前、駅で餃子を食べてから向かうと夕方の渋滞に巻き込まれ、開演3分前に席に着いた。

カメラが入っている。この日は目の前が通路なのでステージがよく見えた。ありがたい。ちょっと下手寄りの席。

この先ネタバレあります。
別記事で9月11日の浜松公演の感想(しっかりめ)、9月17日愛知公演の感想(そこそこ)もあるのでお時間があれば是非見ていって下さい。






定刻通りに暗転し、絵の具が流れる。
貴雄、田淵、斎藤くんの順に登場。


センチメンタルピリオド
3人が向かい合い、流れている絵の具を止めるタイミングを待つ。1音目でステージが明るくなり、イントロセッションからのスタート。
斎藤「こんばんは栃木ー!」
貴雄が口ずさんでるのが見える。
ステージバックのライトが6本(とその上にある点状のライトも6ヶ所)なので虹色の照明になる部分は6色にしかならないことにようやく気付く。それで未完成のレインボウなのか、はたして。

Invisible Sensation‬
斎藤「ユニゾンスクエアガーデンです、ようこそー!」からの「高らかに」、そして冒頭で貴雄が立って私のテンションが上がる。
「face to face」の後の「フッ!」の後にステージバックにU(の下にはUNISON SQUARE GARDEN)のロゴが現れる。
「生きてほしい!」の歌い方、スタッカートが効いてていい感じ!何回聴いても最高。大好き。

カオスが極まる
スモーク貴雄の両脇あたりから。やはり浜松のスモークの位置は大阪城ホール終わりでホールでの塩梅がわからずあのようになってしまったのかと(面白かった)。
斎藤くん、2Aで大体いつも斜めに首傾げてるところ、首回してたというか、リズムに合わせて動かしてたような気がする。
間奏で貴雄立つ。

オリオンをなぞる
確か2番の途中、上手側から斎藤くんに向かう田淵。斎藤くん気付いて歌いながら田淵をチラ見。
最後の「あなたがいて」で強くなる貴雄のドラムが大好き。
最後は立って背中のU20刺繍を見せつける。
斎藤「ユニゾンスクエアガーデンです!」


長い拍手を聞くメンバー。この日はそこまで長く続かなかった気がする。

斎藤「こんばんは〜」がなぜかウィスパーボイス。その後「こんな大勢の方が集まってくれているのに静かに待ってくれてありがとうございます。」
この日はメンバーコールなどあまりなく、誰かが一度だけ「たぶちー!」と叫んでいたがそれだけだった。やはりメンバーも静かに待ってくれる方がいいのだろう。
斎藤「20周年の記念のツアーを回っていまして、オールタイムベストということで有名な曲しかやらないので初めての人には優しいライブになっているかと思いますが、いつも来てくれてる人は…meet the world timeでないと興奮できない!って人にはつまらないかもしれないですが、つまらなくないので。一生懸命演奏して、歌うので皆さんもついてきたりついてこなかったり、自由に楽しんでいって下さい!」
meet the world timeが出てくるの、レア過ぎる。


斎藤くんは726武道館で着ていた衣装(黒)。
田淵はツアーグッズのBEST MACHINE Tシャツ。
貴雄はブルーの羽織りセットの下に傍若のカリスマアー写のターコイズブルーのシャツ。


流星のスコール
始まった瞬間のミラーボールの煌めきにいつもときめく。歌詞はもう大丈夫。それでも何となくドキドキしてしまうようになってしまった。

リニアブルーを聴きながら
客席に目を向けてニコニコしている貴雄。たまに歌っているのがわかる。

10% roll, 10% romance
言葉にうまくできないけどこの日めちゃくちゃよかった曲その1。田淵がもう既に笑顔を見せていて嬉しい。
私は口パクでたまに歌ってしまうけど、同じタイミングで田淵も大きな口を開けて歌っていて嬉しくなった。

kaleido proud fiesta
1番の「快進撃」と最後の「鐘が鳴る」でクルッとスティック回しする貴雄。回すタイミングがナイス過ぎる。

春が来てぼくら
田淵が本当に幸せそう。名古屋に比べるとこの日は大きく口を開けて歌っている部分が少なかった。その分上を向いて嬉しそうにしている姿が忘れられない。

Numbness like a ginger
セッションのギター、大切に1音1音、音を出しているのが伝わってきた。
照明の色味、そしてスポットライトが動くタイミング、とてもきれい。

Nihil Pip Viper
1番のどこかだったと思う、斎藤くんが田淵の方をチラッと見てニヤッとする(田淵は下手をお散歩中)。
ギターソロでは上手前方へ出ていく斎藤くん。
ピンクの照明率が高い。

いけないfool logic
冒頭はシンプルに白1色の照明なのにイントロからカラフルになる、色付いていく感じの演出なんか好き。
斎藤くん、この曲もギター弾きながら歌う曲じゃないなと改めて手元を見て思う。

Phantom Joke
この曲のギターソロ、最高に良かった!
そのギターソロの時下手前にいた田淵、やはり後半はドラム台へ走り、貴雄と向き合う。
貴雄、最後は右手に持っていたスティックが消えていた。立ち上がったまま素手で最後まで叩き切る。カッコいい。

貴雄、立ち上がって持っていた水をほぼ飲み干す。暗闇で黄色く光る水だった。中身が気になる。


斎藤「20年分の感謝を込めて」

アナザーワールドエンド
この日は3人がもれなくよく見えたので目が足りなかったのだけれど、ドラムが凄くよかった。
最後、シンバル鳴らす前ちょっと溜めていた気がする。
2Aでギターを響かせる斎藤くん。「だけど」までギターの音を長く響かせてコードに戻る瞬間が凄く好き。まさに「音は風に乗る」感じ。

セッション
まずベースソロが入り次にギターソロになるのだけれど、そこまでは白い照明でギターソロの部分で桜のあとのギターソロで入っているフレーズが鳴らされるからなのかギターソロから桜色の照明が入りステージを照らすのがワクワクした。細かいところだけれど照明さんのこだわりを凄く感じる。
ドラムソロの部分では最初から貴雄立つ。

桜のあと(all quartets lead to the?)
間奏で田淵が怪訝な顔から笑顔に変わっていくのが面白い。この日は斎藤くんの声の調子もかなり良くて、高音が綺麗だった。

MR.アンディ
楽しい!ギターソロでは田淵が斎藤くんに近づいて行って向かい合う。田淵が近づきすぎたからか、ギターソロのラストの音を珍しく外していた(円盤でどうなるのか…)。
田淵、手拍子部分で首を横に振ってニコニコ。

fake town baby
貴雄の「1234」コールから。この日何か凄くよかった曲その2。見るたびに新しいカッコよさに気付いて大好きになっていく。
田淵はMR. アンディとは別の人格に変わる。めちゃくちゃ下手に行く田淵、下手端のカメラにかなり接近していた。

徹頭徹尾夜な夜なドライブ
貴雄「345678!」コールから。火花の演出、相変わらず慣れない。
サビで貴雄がスティックを上手に向けて伸ばす。すると火花が上がるような、そんな感じ。
間奏、まず田淵が走ってジャンプしながらセンターに出てくる。ベースを掻き鳴らした後で定位置に戻りマイクスタンドを動かす。かなり低い姿勢にならないと歌えないように動かしてコーラス。低くて歌いづらそう。
斎藤くんは歌を放棄しギターソロに集中パターン、田淵の後にセンターに出てくる。貴雄もドラムに集中し、コーラスはしていない。
低い姿勢の田淵だけがコーラスをしている。
斎藤くん、歌い出しちょっと遅れ「…ぇいイェイイェイ〜」になっていた。
「言ったもの勝ち」が「やったもの勝ち」に聞こえてしまうほど、そんな感じの自由なステージで楽しかった。

シュガーソングとビターステップ
途中で田淵がいなくなる。珍しくサブベースへの交換。ベースの弦が切れたのだろうか?なかなか珍しい光景が円盤化されるかもで嬉しい。
それでもずっと笑顔が絶えない田淵。


MC
ステージバックに映された「20th BEST MACHINE」のロゴ、20の0が歯車になっているのだけれどこれがクルンと回ったりして可愛い。MACHINEのCの歯車も回る。

斎藤「お陰様でUNISON SQUARE GARDENは20周年を迎えることができました!(長い拍手)」
貴雄がふらりと前に出てきて、ドラム台のいつも田淵が座っているあたりに座る。気付く斎藤くん。
貴雄「ドラムの椅子小さくて硬いから疲れるの!(マイクなし大きな声で)」
斎藤「ずっとそこに座ってたらいいよ(ニコニコ)」
名古屋では貴雄が座っていた場所に田淵が座っていたので田淵は座れずアンプに寄りかかっていた。

この後斎藤くんが、UNISON SQUARE GARDENはずっと自分たちだけで演奏するのが楽しい、ライブをするのが楽しい、ライブをするために曲を作って溜めて、またライブして、それを繰り返してたらこんなに沢山の人に愛されるバンドになった。皆がついてきてくれたおかげです、ありがとうございます、と言うような内容の話をしていて私も感動したのだけれど後ろで聞いていた貴雄も拍手を斎藤くんに贈っていた。
斎藤「今回、アンコールはないのであとちょっとだけお付き合い下さい。」

貴雄、ドラム台に向かう前に着ていたジャケットを斎藤くんの肩にかける。

斎藤「…濡れてる…」


crazy birthday
イントロで下手前方に来た田淵、全身でワカメのようなくねくねと滑らかな動きを見せる。
ロングジャケットがかなり長く、マントを着けているようにしか見えない斎藤くん。盛り上がりすぎてどこかでちょっと歌詞が抜けていた。
2Aあたりだったか忘れたけれど田淵は斎藤くんと貴雄の間あたりでまたワカメのようにくねくねと全身を動かす。あまりにも滑らかに動いていてちょっと気持ち悪いくらい。
ギターソロではセンターに出てきて背中を客席に向ける斎藤くん。背中のU20のロゴを客席に向けてのギターソロはとてもカッコよかったし、ひらりと戻っていく姿も良かった。
その後ろで真顔仁王立ちで待つ田淵。しかし斎藤くんは完全に田淵をスルーし、定位置へ。田淵困る。
この日斎藤くんは最後の「We like happy birthday!」で両手を広げず(ジャケット羽織っていたから動けず?)、何かしら手を動かしていた(忘れた)。
「おしまいっ!」に合わせて貴雄のようにジャケットを高く放り投げるが、まさかの自身のマイクスタンドに引っかかる。苦笑い。会場は爆笑。斎藤くんの完璧じゃない、そういうところが好き。

スペースシャトル・ララバイ
間奏で3人が向かい合う。その姿に心が温かくなる。みんな良い表情してる。見ているだけで幸せになれる。この曲がこの位置で演奏される理由。

Catch up, latency
もう笑顔全開の田淵。ステージも客電も点いて明るくなったステージにメンバーの笑顔もよく見える。
2B「じ!ば!く!しっそうだよな!!」の弾けた歌い方、最高。
「応答せよ」で田淵が指差しするのをチェック。
最後の締めは長め。貴雄、スティック投げてキャッチ。

斎藤「ユニゾンスクエアガーデンでしたバイバイ!」


すぐ消える田淵。
斎藤くん、いつも通り手を振って捌けていく。
ドラム台から降りる時に照明にぶつかった貴雄、その照明を撫で撫で。優しい。
ジャケットを手に持って、手前で羽織って背中のロゴを改めて客席に向ける。そして捌けて行く。

斎藤くんは舌ペロすることが多く、名古屋とは違い頬をプクーと膨らませることが少なかった。
田淵がベースを縦にして弾くシーンが何回かあったけれど、後半の情報量が多すぎて忘れてしまった。

このライブが円盤化することが何よりも楽しみ。


2024.10.01 宇都宮市文化会館
セットリスト

1.センチメンタルピリオド
2.‪Invisible Sensation‬
3.カオスが極まる
4.オリオンをなぞる
5.流星のスコール
6.リニアブルーを聴きながら
7.10% roll, 10% romance
8.kaleido proud fiesta
9.春が来てぼくら
10.Numbness like a ginger
11.Nihil Pip Viper
12.いけないfool logic
13.Phantom Joke
14.アナザーワールドエンド
セッション
15.桜のあと(all quartets lead to the?)
16.MR.アンディ
17.fake town baby
18.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
19.シュガーソングとビターステップ
20.crazy birthday
21.スペースシャトル・ララバイ
22.Catch up, latency

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