両親からの教育①

姉弟はいつかバラバラになる

父方先祖は日本人。
日本的な考えではないけど、アジア的な考えだなと思う事を書きます。

父は3人兄弟で、今現在は全員バラバラな国籍です。
おじの1人はアメリカ在住、もう1人は中国にいます。父は日本。

祖父の兄弟も全員バラバラな国籍です。

だから、僕達もいずれみんなバラバラの国に住むのだと聞かされて、子どもの頃は意味が理解できず、わーんわーんとひたすら泣きじゃくりました。

今なら理解できる。
みんなが違う国に住むことで、全滅を避けるため。
例えば僕が住む国に争いが起こっても姉や弟を頼って逃げたり、最悪死亡しても、他の誰かは生きている。

姉達は日本人男性と結婚する可能性が高いから、男の僕と弟が海外に居住しなくてはいけない。
そして、そのためには、何らかの分野で専門家になり(アメリカに住む場合は国籍があるからそんなに頑張らなくてもいいんだけど)、永住権を取得しなくてはいけない。
親の経済支援がなくても自力で生きていかなくてはならない。

「どうして?なんでぇぇぇ?😭」

つらかったです笑
ハードルもめちゃくそ高いし笑

でも、いちばんメソメソ泣いた僕がいちばん最初に国外に出て、経済的にも自立しました。結婚もいちばん早かった笑

アジア的な考えと書きましたが、子どもの頃はアメリカはイラクと戦争中だったので、それも理由ですね。

現在、全員、成人し、それぞれ別々の国に自然と分かれつつあります。
弟はアメリカで大学生してるし、姉の1人も結婚が決まり、もうすぐ日本を出ます。

「それでもいつでも心は一緒に。家族の絆」

この両親からの愛を、ロシアのウクライナ侵略で、あらためて強く感じました。


教育②は気が向いたらそのうちに書きます。

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