22.04.03 うつつの羞恥
こんなに眠くて脳みそが動かなくて、
今にも夢の中に溶けてしまいそうなのに
消えたい気持ちはしっかり湧き上がる。
意識が鮮明じゃなくなると過ごしやすいのに、
消えたい気持ちは消えない。
明日になったら、今のこの時の僕なんか知らない顔して、普通にやることをやっているんだ。
健康で健全で絶対に多少のことでは壊れない肉体を疎ましく思って、そんな精神の醜さをこの世の全てに懺悔したくなる。
もともと僕がいなかったら、
最初っから全てなかったら、と思って
誰にも言ってはいけないと思いながら、
誰でも見えるこんなところに垂れ流すのだ。
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