往年の画家・イラストレーターによる、ノスタルジックな街中アート3選
こんちには、@ARTです。
今回は、イラストレーター、画家として長年活動してきた作家によるパブリックアートをご紹介します。どの作品も昭和の雰囲気や、ノスタルジックな作風で温かみを感じさせる作品となっています。
【渋谷】藤城清治
今なお現役で活動している影絵作家の藤城清治氏による作品。ガラス前面にノスタルジックな藤城ワールドが描かれています。
元々、藤城氏のお父様が、UFJ銀行の前身の三菱銀行にお勤めだったという縁から、作品が設置されたということです。現在、銀行の支店は統合のため閉店となり、作品の行方が気がかりです。
【青山】谷内六郎 / 傘の穴は一番星
表参道の交差点にある書店の壁画にある作品です。描いたのは、「週刊新潮」の表紙を長年担当し、ノスタルジックな昭和の風景を描いてきた画家・谷内六郎氏。
当時の新潮社社長が通勤途中にあった書店の壁に、週刊新潮の表紙を担当してきた谷内六郎氏の絵を壁画にしたいと思い依頼したといいます。
現在は「週刊新潮」の文字はなく、谷内六郎氏の壁画だけが残されています。
変化の激しい街の中で、どこか懐かしい風景として残ってほしいものです。
【みなとみらい】柳原良平 / 横浜港今昔
サントリーのウイスキートリスのキャラクター「アンクルトリス」の生みの親として知られるイラストレーター・柳原良平氏が原画を手掛けた陶板レリーフです。
船を見るために横浜に移り住んだというくらい、無頼の船好きだそうです。横浜の開港から現在までの様子を味のある色味で再現されています。
どの作品もその場所へのご縁で設置されたものだということが分かり、歴史を感じさせますね。
この他にも作品の情報がありましたら、お知らせください。
Public Art Database(β)
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