心に余裕がない人は、人としてあっぱれな人

「失敗をしたくない、私には失敗なぞ許されない、失敗したイマイチな醜態など私には合わない」など、思い描く理想を叶えるために心に余裕がなくなっている人ほど、完璧主義になる気がする

これは日頃どんなに自己肯定感が高くても、何か新しいチャレンジをする時とかコンディションが低い時など「上手くやろうとする」姿勢に肩の力が入った時にそうなる傾向になるではないか

どうしても叶えたいとか、勝ち取りたいとか、そういう強い執着となった時に、力む


だけどいつだって自分は最終的にいい感じになる、という絶対の自信があれば、例え失敗したとしても自分の中で「まぁこれもお愛嬌」と済ませられる

反対にいつだって自分はこんなものだ、という謙虚さがあると、どんな結果になっても「上過ぎず下過ぎず、これが私の平均点でしょう」と受け止められる
(ちなみにこの謙虚さは自分の力量をフラットに等身大に見ているからこそであり、自信がないとか自己肯定感が低いのとは訳が違う)


だけど余裕のなくなるほどに完璧主義な人は、自分に自信もなくてしっちゃかめっちゃかなのかというと、そんなことはない

ある一定の自信があるからこそ思い描く素晴らしいイメージ、いつだって勝ちに行く姿勢とポテンシャル、諦めない心と強さ、それらを備えているからこその完璧主義性であり、大変あっぱれなものである

余裕のない人は、基本的にあっぱれな人なんだと思う


だけど、現実、なるようにしかならない

用意しなければ上手くはいかないが、それ以上心配しても杞憂に終わる、それが現実

最悪の結果を想定する勇気を持ちつつ、不必要すぎるマイナスイメージは取っ払って挑む
そのくらいが、真の実力が発揮しやすいのかなと思われる

ド正論ではね

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