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どうなる!舗装業界!

1  天下りを雇う優位性


私は舗装業界で舗装工事の現場作業を行っています。
私達の業界用語では「新材をバージン」と呼び「再生材を再生」と呼びます。
どこの舗装現場でも今はバージンを使う事はほとんどありません。
再生が当たり前になっています。
私達現場作業員はそれが役所の設計だと思って作業をしています。
それを分かっているのは契約を取って来た人しか分かりません。
契約段階てどのような材料を使うかを発注者と営業マンが話をして、設計事務所に設計をしてもらい、普通はその図面どおりに工事施行を現場ではします。
図面にどう言う合材を使うかが記載されています。
売上利益を出すために何処かで改ざんされている可能性があると思います。
舗装業界は談合が普通に行われている業界です。
舗装業者には結構官庁や役所等の天下りが多くその絡みで談合が普通に行われている業界です。
官庁や役所絡みの天下りが美味しい思いをする為に利益を上げたりする場合もあります。
とにかく舗装業界は公共性が非常に強く天下りが大手業者に入ったり、入れたりしてそう言う癒着がある可能性があります。
力の持っている官庁や役所の天下りがいると公共事業の工事に優位性があるのも事実で天下りと業者のWinWin関係が生まれます。
天下りの多い業者はそれだけ公共事業が入っ来やすくなり、指名入札に優位になり公正な取引に影響を及ぼすのも事実です。
だから舗装業界は談合が多いのです。

2  ほとんどの工事が「再生合材」

舗装施行は図面に基づき行われており、
図面と異なる工事しなければいけない時には、役所に施行業者は図面を書き直して設計変更の許可を役所から貰い施行しなければなりません。
勿論図面と違う材料を使う場合も同じです。
私達は工事現場で作業をしますが、施行管理は全て現場監督の仕事です。
合材の到着温度と工場出荷温度を必ず測ります。
工場伝票には出荷温度の他に再生材かバージンかの記載もされており、それを役所に提出をしています。
施行現場では図面に沿って施行を行っています。
図面にどのような材料を使うかも記載されています。
その図面は役所と同じ図面になります。
図面を元に役所の完成検査が行われて検査を通れば役所に引渡します。
検査が通らなければ、問題箇所をやり直したりして役所の判断を仰いで貰って役所に引渡します。
工事現場ではバージン合材を見る事は100%に限りなく近くありません。
再生合材が普通です。
どんな役所工事でもバージン合材はあまり見る事はありません。
ただ首都高で使う表層に使う特殊な合材で小粒径の5mmのポーラスはバージン合材になります。
下地の基礎のバインダーは再生合材を使っています。
一般道の打ち替え工事はほとんどが再生合材です。
新規工事の時はバージン合材を使いますが、バージン合材と再生合材はプロであれば見た目で分かり間違える事は考えにくい。
『売上を上げめに業者が意図的に行った』と私は思っいる。
書類上ではどうにでも改ざんできますし。

3  徹底的に調査と重罰を!

公共事業は国民の血税からでています。
それを使うべき材料と違う材料を使い、商品を役所に納めたのだ!
つまり違う商品を納めた事になり重大な事になります。
全てやり直しをしても良いと私は思っています。
やり直しの効かない物は偽りですから騙しになり、詐欺と同じです。
これは「間違えました、すいません」では済ませられない大きな事です。
何故この様な偽りが横暴していたのかを徹底的に調査をして再発は勿論の事、民事的に損害賠償などを請求して刑事告発をすべきだと思う。
舗装業界は闇の部分が多く、天下りと密着している業者も少なくはありません。
また闇の部分に労働問題も潜んでいます。


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